概要
大迫港は倉橋島の中央西部にある釣場です。
湾の奥にある為潮は緩め、周辺は砂浜と磯が続き水深はそれほどありません。
しかし沖の潮通しが良いので割と魚種は豊富。
倉橋島の中ではあまり釣り人が多くないので大迫港は先行者が少な目の穴場です。
アクセス
呉市街地から国道487号線で南下し第二音戸大橋で倉橋島に渡って下さい。
そのまま県道35号線で道なりに20.1km、車で29分走ると倉橋町の尾立で、大迫方面への標識があります。
標識に従って左の坂道に上がっていきましょう。
あとは道なりに北海岸線を走っていると、道なりに右にカーブして南海岸線に出ます。
そこを左折して350mほど東に走ると大迫港です。
周辺環境
駐車スペースは波止の根本にあります。すぐに釣りが開始出来るのが良いですね。
釣れる魚
・コブダイ
・メバル
・アジ
・チヌ
・グレ
・メバル
・カサゴ
・スルメイカ
・アオリイカ
・コウイカ
・キス
・ベラ
・カレイ
出来る釣り
・サビキ釣り
・フカセ釣り
・ダンゴ釣り
・ウキ釣り
・投げ釣り
・ルアーフィッシング
・エギング
ポイント解説
ポイント①波止
波止は浅めのポイントなので基本的に潮位が高い時ガオススメです。
干潮は魚そのものがいない可能性も。
波止の中央には常夜灯がありますが、残念ながら灯りが漏れているのは港内側です。
港内側に係留船が止まっていなければ常夜灯の下で釣りが出来ますが、潮が動かないので狙えるのは小メバルと8~9月初旬のアオリの新子ぐらいですね。
波止の付け根からコーナーにかけては捨て石が入っており、フカセ釣りでチヌがよく釣れます。
グレも20~25cmクラスが主ですが、30cm近いサイズが混ざることも。
メバル、カサゴ、アオリイカもこの捨て石周りで釣れますが小場所なので数は伸びません。
アタリがなくなったら先端に移動した方が良いでしょう。
ここはルアーフィッシングでも釣れますが、シラサを使った延べ竿の釣りが強いですよ。
ただしライフジャケットとスパイクシューズは必ず使用して下さい。
先端はそこそこの水深があるので、高潮位時を狙っていけばサビキ釣りも楽しめます。
アジがよく釣れるんですが、型はあまり出ないのでどちらかというと数狙いですね。
投げ釣りでは春から秋にかけてキス、夏はベラ、晩秋と早春にはカレイも混ざります。
ポイント②砂浜
大迫港の東側には砂浜と地磯が連続しています。
ここでは投げ釣りでキス、ベラ、カレイが釣れますが、潮位が高くなると足場がなくなるので干潮前後を狙って行きましょう。
潮位が下がっている時は広く釣り歩くことが出来るので、魚の反応を見ながら釣り歩くと良いでしょう。
ただし潮位が上がってきたら無理をせずに早めに戻って下さい。
この砂浜はキス、カレイともに近距離ではあまり釣れません。
専用のタックル100m遠投出来るとサイズ・数がグッと上がります。
ただしこの浜と地磯では潮位が上がるとメバルとアオリイカがよく釣れるので、ウェーダーを履けば粘るのも良いでしょう。
メバルは春、アオリイカは秋がオススメ。
春アオリもまわって来ますが数が少ないので、親を狙うなら別のポイントの方がいいですね。
メバルはトバシウキとワーム、アオリイカはエギの3号~3.5号でしっかり遠投して下さい。
どちらも潮が変化するポイント(磯周辺)を狙うと好釣果が期待出来ます。
③北の砂浜
もう一つ、無名ですが良いポイントをご説明します。
大迫港の反対側の北海岸線にも砂浜があり、こちらも良いポイントです。
南側(大迫港側)で釣果が芳しくない時は、北側に行くとガラッと状況が変わることがあるのでオススメ。
ここでの主な狙いはキスですが、大迫港側よりも沖の水深があり潮もよく動くので数よりもサイズ狙いのポイントですね。
特に秋の落ちギスは25cmクラスが釣れるので狙って行く人も多いんです。
またアジの越冬場が近いのか、晩秋から冬にかけてアジもよく釣れます。
潮位が高い時は砂浜の西にある磯に潮が当たってヨレが発生するので投げサビキで狙いましょう。
群れが回ってきていると20cm超えの数釣りも出来ます。
コメント