特定外来生物防止法
まいどです。
3大河川、ダム、池、水路…豊富なフィールドに恵まれた岡山県は、かつては(今でも?)バス釣りをする人達からすれば羨ましがられるような環境でした。
しかし特定外来生物防止法の施行と共に変化が訪れました。ある人は他の釣りに移り、ある人は釣りを辞めていきました。
恥ずかしながら、自分もその頃にバス釣りから離れて他の釣りへ転向しました。大きい魚、美味しい魚…バス釣りしか知らない自分には、広い海は夢のような世界に思えたのです。
悪い言い方をすれば
「いつまでもバスやっててもなぁ~。バスなんて止水域の釣り堀みたいなもんだ。ヤッパリこれからはソルトやトラウトだな!」
…と調子に乗っていたのです。
そして数年。
ソルトや渓流を経験し、どれもとても楽しかった。でも…何故か満たされない。バス釣りほど熱中出来ない。自分の気持ちに気付いた私は、一度は手放したタックルを新たに揃えて再びバス釣りへと戻ってきました。
バス釣りの難易度急上昇!
だがしかし…釣れません。おかしいぐらいに釣れません。ソルトや渓流でも少しは釣ってきたつもりでしたが、久々のバス釣りでは全く通用しなかったのです。
その理由は、全国的な個体数の激減。爆発的に増えたバスは、生態系の一部として落ち着いちゃったのです。昔は小田川で真昼間にトップで10本とか釣れたんですよ。今では考えられませんよねw
それに加えて水抜きされたり、釣り禁も増えたりと、岡山はもう以前のようなフィールドではなくなってしまいました。確か柳井原もボート禁止になったとか。
そして倉敷川は今…
川幅も適度だし、足場もいいし、水深も丁度良い。町中にこんなフィールドがあるなんて…!と理想的に思えた倉敷川。
今はドSリバーと言われ、非常に難しいフィールドになってしまいました。もうあの頃みたいに橋脚にクランクベイト投げて巻いたらバイト!…なんて教科書通りに釣れることは、ほぼありません。
じゃあどうすれば?ということ、どんな釣りにも言えることでしょうが、通うこと。これに尽きます。
会社に行く前の30分、仕事終わりの30分、僅かな時間でも…と、朝練・夕練と称して通う猛者達がいます。その人達でも、釣れたり釣れなかったりなのです。そういう人達が釣果をネットにアップする時は、その裏でとても努力しているのです。
以前倉敷にあったハンターというバスショップを経営していたトミーさんが、「岡山のバス釣りを盛り上げる!」ということで”ライズトリガー”というチームを作っておられましたが、もう随分前から更新等見られなくなってしまいました。メンバーの方たちはどうされているのでしょうか…個人的には応援していたのですが。
夜はチャンス大!
昼間に雷魚を狙っていたら、見えバスがよくいるポイントを発見。フリリグやらトップやらで食わそうとしますが、まるで相手にされません。ここらのバスは天才です。
やはり「たまにバス釣りでも行くか~」…というスタンスではもう釣れないのでしょうか?と言ったらそうではありません。それを打開するのが、普段ソルトをやっている人間なら慣れっこのナイトゲームです。
※ちなみにフィールドによっては内水面の夜釣りは禁止されていることもあります。
普段はスレきっているバスも、夜になると非常に大胆になり、難易度はグッ!と下がります。とはいえこの時期は川はウィードだらけ!視界が効かないと、ウィードを拾って釣りになりません。

フロッグを除いては!
あまり大きくありませんが、ウィードの下からバコーン!と出てくれました。3バイト、1のらず、1バラし、1ゲットです。キャッチ率が悪いのは、雷魚用フロッグなんでちょっと大きすぎたのかもしれません。
ということで…年に数回しかバス釣りに行かなくなってしまった自分ではありますが、今でもバス釣りこそルアーフィッシングの王道だという、この釣りへの敬意は忘れていません。この近辺でゲーム性においてバスに匹敵する魚となると、個人的にはメバルくらいしか思い付きません。
世間的なバッシングの中で何かと世知辛いバス釣り事情。どうかこれから末永く楽しんで行けますように。あぁ、わが青春のバス・フィッシング。
オススメフロッグ

他のフロッグに比べ、釣果の点では頭一つ抜きんでているフロッグ。川が軟らかくてフッキング率は抜群です。

使いやすさ抜群のペンシルフロッグ。アピール力が欲しいときはこちら。実績も二重丸。
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