概要
宮ノ口港は広島県内において、渡船を使わずに行ける島では最南端の釣場です。
こじんまりとした漁港ですが潮通しがよく魚の回遊も多いのが特徴。
倉橋島に渡ってから29.8km、車で43分とかなり距離があるのでそれほど釣り人でごった返すことはありません。
しかし人気のアジやタチウオが回遊してくる夏~秋にかけては、休日前の夜は常夜灯の下は取れないことが多いですね。
どうしても入りたい人は根性があるなら深夜2時などに行くのが良いでしょう。
アクセス
呉市街地から国道487号線で走り第二音戸大橋で倉橋島に渡ります。
そのまま県道35号線で道なりに倉橋島の南部に向かい、鹿島大橋を渡って鹿島へ。
そこから3.5km車で7分ほど走ると鹿島の南西部に突き当たるので、そこが宮ノ口港です。
周辺環境
宮ノ口港周辺の駐車スペースが少ないせいか、この辺は不法地帯(笑)
歩道や車道にみんな停めています。島の習慣だから警察も取り締まらないんでしょうね。
釣れる魚
・アジ
・イワシ
・サバ
・サヨリ
・グレ
・チヌ
・マダイ
・タチウオ
・メバル
・カサゴ
・ソイ
・タケノコメバル
・アイナメ
・キス
・カレイ
・ベラ
・アオリイカ
出来る釣り
・ウキ釣り
・フカセ釣り
・ダンゴ釣り
・ルアーフィッシング
・エギング
ポイント解説
ポイント①西の波止
宮ノ口港でメインになるのは西の波止です。
港内側は係留船が多いので釣りは出来ませんので港外側で楽しみましょう。
波返しは低いのでとても釣りがしやすいですよ。
港外側は付け根こそ浅いものの、先端付近では水深も十分。
潮通しも良いので多彩なターゲットを狙うことができます。
特に人気なのはタチウオとアジ。
双方とも夏~晩秋にかけてこの一帯に回遊してくるのですが、この波止には付け根から先端にかけて常夜灯が入っているので夜間は灯りに集まってきます。
どちらもルアーで狙う人が最近は多いですが、釣果がかたいのは餌釣りです。
一晩かけてガッツリ狙うならウキ釣りの用意をしていきましょう。
ただし波止は頭上に電線が通っているので注意しましょう。
よく電線に仕掛けやルアーを絡ませていることがあり、いずれは釣り禁止に繋がりますので…。
波止の中間から先端にかけては捨て石が入ってて、その周りではメバルやカサゴやソイがよく釣れます。
若い人達がよくルアーやエギングで楽しんでいますね。
アオリイカも捨て石周りでよく釣れるのですが、波止の墨跡を流さない人が多い為汚れが悪臭が酷いことがあります。
エギングをする人は気を付けて下さい。
先端から北~北西に向けては投げ釣りでマダイが釣れることもあります。
60cm近いサイズも出ることがあるのでタモは忘れずに持っていって下さい。
せっかく大物がかかっても、干潮時は捨て石が干上がって露出するので取り込みが困難になりますよ~。
投げ釣りではもちろんキス、ベラ、カレイも狙えます!
ポイント②東の波止
東の波止は西の波止に比べると人気がありません。
原因は西の波止に比べて潮が緩く魚の回遊が少なめなのと、西の波止が邪魔になって投げられる方向が限られるのです。
右に投げると岸沿いで浅いし、左に投げると船道を塞いでしまうので。
その代わり西の波止に人が多い時でもこちら側は空いていることも多いのがメリットです。
常夜灯もちゃんとあるので、アジやメバルをナイトゲームでのんびり釣るのも楽しいですよ。
また波止の港外側足元から北の護岸にかけては捨て石が入っておりカサゴ、ソイ、タケノコメバルなどの根魚が釣れます。
こちらはテキサスリグやブラクリなど根掛かりが少ない仕掛けで探って下さい。
少し沖に投げるとベラもよく釣れますよ。
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