概要
西宇土港とその周辺には短い物も含めれば合計6本もの波止があります。
全部合わせて西宇土波止とか西宇土周辺とかよく言われますね。
特に長波止は沖に長く釣り出していて潮通しがよく、四季折々のターゲットが竿を曲げて楽しませてくれる為釣りメディアで紹介されることもあるほど。
常夜灯がないのと駐車場が有料であることだけがちょっと残念ですね。
アクセス
呉市街地から国道487号線で倉橋島に渡ります。第二音戸大橋を渡りそのまま道なりに音戸倉橋線走って倉橋島の南側を目指します。
倉橋島の南側の海に突き当たる50mほど手前に「倉橋支所前」という交差点があるのでここか、その次のENEOSがある交差点で右折して下さい。
海岸線を西へ5.6km車で10分ほど走ると左手に港が見えるので、そこが西宇土港です。
周辺環境
西宇土港の向かいに有料駐車場があります。300円かかります。
釣れる魚
・ヤズ、ハマチ、ブリ
・マダイ
・タチウオ
・グレ
・チヌ
・アジ
・イワシ
・サバ
・サヨリ
・カワハギ
・ウマヅラハギ
・メバル
・カサゴ
・キス
・ベラ
・カレイ
・アオリイカ
・コウイカ
出来る釣り
・投げ釣り
・サビキ釣り
・フカセ釣り
・探り釣り
・ウキ釣り
・ライトゲーム
・ショアジギング
・エギング
ポイント解説
ポイント①
一番西側にある小さな波止。
ここはよく地元の人が波止の根本に車を停めて釣りをしていますね。
波止周りは非常に浅く、干潮時は敷石が露出しますので潮位が高い時を狙って行くのがよいでしょう。
沖の潮通しは悪くありません。
ここでは投げ釣りがメインになり初夏から秋にかけてのキス、ベラが主なターゲットですが、晩秋にはカレイも釣れます。
特別釣れるポイントという訳でもないのですが、波返しが低くて電線もないので非常に釣りがしやすいです。
他の波止の先端が取られていたらここに入るのも良いですよ。
ポイント②
L字の小さな波止です。残念ながらここにも常夜灯はありません。
付け根付近は浅くて釣りにならないのでコーナーから先端にかけてが良いでしょう。
ここでも投げ釣りでキス、ベラがコンスタントに釣れます。
潮位が高い時なら水深も十分あるのでサビキ釣りでアジ、サバ、イワシを狙ったりウキ釣りでサヨリを釣るのも良いでしょう。
また先端周辺には藻場があり、満潮時なら水深もそこそこなのでエギングでアオリイカを狙うには良いポイントです。
ポイント③
西宇土の100mぐらいの長い波止が西宇土港の最大のポイントになります。
有名ポイントなので釣り人は多め。
ここは波止の付け根付近は水深が浅いので捨てて、先端に向かいましょう。
先端付近は水深もそこそこありますし、沖に突き出しているので潮通しも良い。
ここではサビキ釣りでアジやイワシがオススメです。先端付近だけ波返しが高くなっているので、東向きの波返しがない方に向かって釣り座を構える方が釣りやすいですね。
8~9月はウマヅラハギとカワハギも釣れます。
またフカセ釣り、ダンゴ釣り共に有望でチヌは周年、グレは夏を中心に数釣りも可能。
投げ釣りではキスやベラが有望で、マダイが釣れることもあるので油断は出来ません。
先端ではショアジギングで青物も狙えますが、先端から南東方向には灯浮標(海に浮いている標識)があります。
これは海底のオモリとチェーンで繋がっているので引っ掛けないように気を付けて下さい。
手前ではカサゴも良く釣れるので探り釣りでカサゴを釣るのも楽しい。ただし足元には捨て石が入っているので根掛かりは多いです。
ポイント④
周りは浅く、手前の潮自体もあまり動かないのですがここもオススメ。
小さい波止なので一人しか入れませんが、電線がなくく波返しも低くて非常に釣りやすいです。
漁船が通ることもほとんどないのでノンビリと釣りを楽しむことが可能で、投げ釣りでキスやベラを狙うのが良いでしょう。
手前は藻や岩が沈んでいるのでで南に向けて遠投し、手前に差し掛かると仕掛けを回収しましょう。
フカセも出来ますが浅いので潮位が高い時を狙って行く方が良いでですね。
またここは釣り荒れていないので春・秋はコウイカがよく釣れます。
アオリイカも釣れますが10月中旬までですね。
ポイント⑤
東側にある砂浜もいいポイントです。
一見潮通しが悪そうなんですが、沖の潮がよく動いているのに加えてこの一帯が湾形状になっておりベイトが追い詰められやすい条件になっています。
その為春や秋などカタクチイワシが接岸する時には青物も入ってきてナブラが見られることもあります。
ポイントとしてはシャローに属する為、満ちの潮である程度水位が高い時の方が実績が高い。
手前20mほどには藻が生えている為、秋にはアオリイカもよく釣れ、こちらも青物同様に潮位が高いほど釣れる確率が上がります。
潮が引いてしっかり前に出られるようになったら投げ釣りでキス、ベラ、カレイを狙うのも良いでしょう。
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