概要
ここは大崎上島の東側に位置する釣場で、釣り情報誌などで「木江の護岸」として紹介されるので知っている方も多いかと思います。
この辺りは昔、木江町(きのえちょう)という町がありましたが、2003年の合併で大崎上島町になりました。その名残で今でも近くにはきのえ温泉や木江小学校などありますね~。
手前には岩、沖は潮が速くて水深もあるという条件が重なることもあってよく釣れる良釣場!雑誌の取材で登場することも。釣場も広いので自由に釣りが楽しめます。
アクセス
木江の護岸はフェリーで大崎上島に渡った後は車で島東部を目指して走ることになります。徒歩や自転車では距離があるので無理かと。
周辺環境
釣れる魚
・ヤズ、ハマチ、ブリ
・マダイ
・チヌ
・メバル
・アコウ
・カサゴ
・ウマヅラハギ
・アオリイカ
木江の護岸で一番有名な釣り物はチヌですが、他にも人気のターゲットが揃っています。
潮通しが良いので青物やマダイも釣れるのは嬉しいですね。
ポイント解説
ポイント①
広い護岸一帯が釣場になります。
木江の護岸は手前にゴロゴロと岩が広範囲に渡って入っていて高潮位なら護岸の上から、潮低位なら降りて岩場から釣りが出来ます。
手前ではアコウやカサゴなど根魚が釣れるので、テキサスリグで専門に狙っても面白いです。アコウは6月~10月いっぱい、カサゴは周年狙えますが夏場は小型。
手前の岩には春はメバルが付きますが~20cm止まりなので型を狙うなら沖狙いの方が良いです。
9月~11月はアオリイカも手前の岩に付きますのでシーズンにはエギも忘れずに持っていきましょう。
また手前の岩が落ち込んでいく辺りではフカセ釣りでチヌが高実績。
木江の護岸では冬でも釣果が出ています。基本的に数よりも型が出やすいポイントで、マダイが混ざることもしばしば。
沖50~60mには速い本流が流れていて、時間帯によって本流の角度や強弱が変化してヨレが出来るのでそれを攻略出来るかがこのポイントでの釣果の分かれ目。
的確にヨレに送り込むことが出来れば冬~春にかけては良型のメバルがコンスタントに釣れる他、初夏~初秋にかけてはショアラバでマダイが狙えます。
また春~秋には青物が回って来るのでショアジギングで狙えますが、沖はかなり潮が速い為40g~50gを持って行って下さい。
ポイント②
護岸の北側には小さな砂浜があります。
ここは周辺に比べて水深が浅く、朝マズメや夕マズメには活性の高いチヌが入って来る他、夜間にはメバルも良型が差してきます。
目立たない小場所ではありますが意外とよく釣れるのでここもオススメ!
注意
木江の護岸にはよく分からない建造物があり、沖に突き出しているので美味しそうに見えますが入っちゃダメですよ!
また工事車両が出入りしている時や作業中は釣りはあきらめましょう。
この記事の情報が古くなっていることもあり得ますので、普段は入っても良いのか確認するとベターです。
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