概要
室尾港は倉橋島の南部に位置する釣場で人によっては室尾漁港とも言います。釣り情報誌では「室尾西の波止」と書かれていることもありますね。
西側の長い波止は釣り人もたくさん入れるし、先端周りは潮通しがよいので多くの魚種が狙えるので倉橋島の人気ポイントの1つ。
常夜灯があるので夜釣りも出来ます。
アクセス
呉市街地から第二音戸大橋を渡って倉橋島へ。
そのまま県道35号線を南下し海に突き当たったら左折して東に5.9km、車で9分ほど海岸線を走ると室尾港があります。
周辺環境
釣れる魚
・コブダイ
・ヤズ、ハマチ、ブリ
・チヌ
・グレ
・アジ
・サバ
・イワシ
・メバル
・カサゴ
・キス
・ベラ
・カレイ
・タチウオ
・アオリイカ
・コウイカ
・スルメイカ
出来る釣り
・かぶせ釣り
・フカセ釣り
・ダンゴ釣り
・ウキ釣り
・サビキ釣り
・ルアーフィッシング
・エギング
ポイント解説
ポイント①
室尾港のメインポイントは西側の長い波止です。
付け根付近は浅いのですが、コーナー手前辺りから先端にかけては水深も十分。
潮通しも良いので四季折々のターゲットが回遊してくるポイントです。
波止のコーナーから先端にかけては港内側、港外側ともにカブセ釣りでコブダイが釣れます。
60cm超が来ることもあり強烈な引きで楽しませてくれるのですが、油断していたら竿を持って行かれますので注意して下さい。
サビキ釣りではアジ、イワシ、サバが釣れるのですが波止が高いので港内側でやりましょう。
良い時に当たればいずれの魚種も50匹以上釣れるのでお土産には十分でしょう。
アジやサバはルアーフィッシングでも狙えますが、常夜灯が効く港内側の方が釣れます。
初夏と秋にはウキ釣りでサヨリも良く釣れるポイントです。しっかり撒餌を打って寄せましょう。
フカセ釣りで春~秋はチヌ、夏はグレも狙えます。
春・秋共にアオリイカ、コウイカが狙える他、6月にはスルメイカが回ってくることもありますのでエギングの準備も忘れずに。
先端から対岸に向けて投げ釣りでキス、ベラ、カレイが狙えますが漁船の往来がありますので置き竿は厳禁!
また近年ではショアジギングが流行っておりヤズ~ハマチ~ブリサイズまでコンスタントに釣れています。
ただし波止に乗る時はライフジャケットを着用して、決して無理はしないで下さい。
ポイント②
東側の波止は駐車スペースが近くにないし、湾奥に位置するためあまり釣り人に人気がありません。
あと頭上に電線が通っているので長い竿が使いにくいことも不人気の理由の1つでしょう。
ただしルアーフィッシングやエギングなど短いロッドを使用する釣りなら問題なく楽しめます。
実際ポテンシャルでは西の長波止には劣りますが、人が少ない分魚が抜かれていないので意外といい思いが出来ることもあるのでバカに出来ません。
全体的浅いポイントなので潮位が高い時を狙って行くのがよく、入るとしたら先端に限定されます。
先行者がいたら無理に近寄らずに移動しましょう。
また、港内側は漁船が多いので釣りは出来ません。
周りには民家も多いので、夜釣りをする人は大声出さないようにして下さい。
アオリイカは一応釣れますが数はあまり出ません。あまりここまで入ってこないようですね。
コウイカはよく釣れるので春秋には墨跡が残っていることもあります。
常夜灯があるのでサイズは出ませんがナイトゲームでアジ、メバルも釣れますよ。
タチウオを回遊してきます。
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