概要
大向港は倉橋島の南西端に位置する釣場です。
大向港は東西に1本ずつ波止がありますが、メインになるのは西側の長い波止。
広さも十分で波返しも低いので釣りがしやすく、そこそこ潮通しも良いのでターゲットも豊富。
ビギナーからベテランまで楽しめるポイントです。
アクセス
呉市街地から国道487号線で南下して下さい。
第二音戸大橋を渡って倉橋島についたら道なりに倉橋島の西側海岸線を走ります。
21.2km、車で33分ほど走れば右手に長い波止が見えるので、そこが大向港です。
周辺環境
駐車場に停めるには自治会の人に300円払わないといけません。
自動販売機は東の短い波止の根本、道路の反対側に設置されているのでそちらを利用させてもらいましょう。
釣れる魚
・グレ
・チヌ
・タチウオ
・アジ
・サバ
・サヨリ
・メバル
・カサゴ
・キス
・カレイ
・アオリイカ
出来る釣り
・フカセ釣り
・ウキ釣り
・サビキ釣り
・投げ釣り
・探り釣り
・ルアーフィッシング
・エギング
ポイント解説
ポイント①
大向港のメインポイントは西側に伸びている長い波止です。
なお港内には係留船が多いので釣りは控えましょう。
港外側向きに投げれば沖ではキス、手前の方ではカサゴが釣れます。
しかし波止の付け根から中間までは電線が頭上を通っているので投げる時に注意が必要なのと、付け根からコーナーの少し先まではテトラや捨て石が入っているので釣りがしにくいです。
一番良いのは先端から20mほどの短い区間。
コーナーの少し先にあるテトラが邪魔なので、そこから先端までですね。
2~3人しか釣り人は入れませんから先行者がいる場合は無理に入ってトラブルにならないように釣りは控えましょう。
先端付近では高水温期にはフカセでグレが狙える他、冬以外はチヌがコンスタントに狙えます。
瀬戸内海なのでグレは20cm半ばまでですが、チヌは45cm以上の良型も結構出ますよ。
夏から秋にかけてはアジが入ってくるのでコマセをしっかり効かせてやればサビキ釣りで数釣りが出来ます。
ただし船道は漁船が出入りするので、港外側でやりましょう。
回遊してきているかはその時々ですが、同じ時期にタチウオも入ってくるのでルアーやウキ釣りで狙っても面白いですよ。
春・秋ともにエギングでアオリイカも有望で、波止の先端はシーズンになると墨跡だらけになりますよ。
ポイント②
東側にも波止があります。
こちらの波止は水深が浅く、港内は係留船があるので必然的に西波止との間の船道を狙うことになります。
しかし当然西波止からも船道は狙えますし、普段はあえて東側の波止に入る意味はありません。
ただし常夜灯があるのでナイトゲーム+高潮位という条件が揃うとここでも釣りが楽しめます。
ここではあまりサイズは出ませんが、アジやメバルをライトゲームで、アオリイカをエギングで釣ることが出来ます。
東波止は不人気なので割と空いていることが多く、休み前など常夜灯回りに釣り人が多い時はオススメです。
ポイント③
大向港の西側にある小さな砂浜でも釣りが出来ます。
波止に先行者がいる場合はこっちに入りましょう。
ここでは春~秋にかけて投げ釣りでキスが釣れる他、晩秋と早春にはカレイも釣れます。この砂浜はあまり釣り人が入らないので釣り荒れておらず、数・型とも期待出来ます。
手前の方は石が多いので、潮位が下がってしっかり前に出られる時の方が有利。
飛距離と釣果が比例するポイントなので、しっかり遠投できるタックルで挑みましょう。
竿は複数本準備して多方向に投げ分けるのが吉です。
コメント