概要
袋ノ内(たいのうち)港は倉橋島中央の湾の奥に位置する釣場です。
湾の東側には1本の長い波止があり、こちらが釣り座。
潮は基本的に緩めですが大潮周りなら程よく動くので魚種も豊富。
ビギナーからベテランまでオススメです。
アクセス
呉市街地から国道487号線で南下し第二音戸大橋で倉橋島に渡って下さい。
そのまま県道35号線で道なりに20.1km、車で29分走ると倉橋町の尾立で、大迫方面への標識があります。
標識に従って左の坂道に上がっていきましょう。
そこから1.3km、車で2分ほど走れば左手に波止が見えるのでそこが袋の内漁港です。
周辺環境
釣れる魚
・タチウオ
・コブダイ
・アジ
・サバ
・チヌ
・グレ
・キス
・ベラ
・カレイ
・アオリイカ
・コウイカ
出来る釣り
・フカセ釣り
・ダンゴ釣り
・投げ釣り
・サビキ釣り
・ルアーフィッシング
・エギング
ポイント解説
ポイント①東の波止
波止の付け根は浅いですが、先端付近では十分な水深があります。
この波止には常夜灯はありませんが、波止付け根の方には電線が上に通っているので投げる時に引っ掛けないように気を付けて下さい。
また波止には漁師の方達がロープなど漁具を置いているので、足を引っ掛けて落水しないようにしましょう。
波除けの上は広めなのですが落ちないように十分に気を付けて下さい。
ライフジャケットは必須です!
先端付近は係留船が少ないので港内側でもサビキ釣りが出来ます。
アジ、イワシ、サバが狙えるんですが型はあまり出ません。ただし群れがまわって来ていればいずれも50匹以上は釣れるのでお土産には十分ですね。
湾には9月~11月にかけてカタクチイワシが入ってくるので、それを追ってタチウオも回ってきます。
ベイトの情報が出始めたら急ぎましょう。
先端付近からミノーを投げてバイトが無ければ、タチウオ用ジグヘッドのワインドで中層を攻めて下さい。
また袋の内港はコウイカ狙いでは尾立漁港と並んで倉橋島屈指のポイントです。
流れが緩めでシモリと藻が点在するというポイントの特徴がコウイカに適しており、春・秋にはエギングで狙う人が後を絶ちません。
シーズンにもなれば波止は墨だらけになりますが、あまりにひどいのでそのうち釣り禁止になるのでは?と心配です。
エギングをする人は水汲みバケツを持って行って墨を流して下さい。
もしくはイカが掛かったらタモに入れて海で十分に墨を吐かしてから波止に上げましょう。
ポイント②西の波止
西の波止は周りに敷石があるので潮位が低い時は取り込みに苦労します。潮位が高い時を狙っていきたいポイントですね。
釣れる魚は東の波止と同じような感じです。
袋の内は湾形状で水温が安定しておりキスが早くから遅くまで釣れるのですが、キス狙いに限るなら西の波止の方が釣果は固いですね。湾奥にある東波止よりも外海に近い為でしょう。
遠投はさほど必要ありません。サイズも割とよく、20cm級はポロポロ釣れるし25cmも出る釣場です。
東波止よりも釣り人は少ないのでノンビリ釣りをしたい人にもオススメ。
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