オイカワってどんな餌がよく釣れるの?
オイカワなんて何でも食ってくる…分かってない人達は時にそんな風に語ります。
だけど実際に釣場に立った人ならそうじゃないということが分かるはず。
でもお店には色んな餌が並んでてどれを選べばいいの?
今回はそんなあなたのためにオイカワがよく釣れる餌を徹底レビュー!
分かりやすい使い方も解説しているので、この記事を読んで楽しいオイカワ釣りを満喫しましょう♪
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
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家庭にある餌
- パン
- 米つぶ
- うどん
- パスタ
- ソーセージ
- カマボコ
- チクワ
最近はオイカワ用の餌が釣具屋においていないことも多く、明日釣りに行きたいのに…という時はネット通販も間に合いません。
でもオイカワは草食寄りの雑食性のため、色んな餌で釣れる魚なので大丈夫!
ご家庭にある食材にはオイカワの餌になるものがいっぱいあるんです。
上でご紹介した中ではうどんがオススメで、柔らかくて食い込みもよいし針持ち(=針から落ちにくいこと)もそこそこ。
ゆで麺なら袋から出して小さくサイコロ状に切れるだけでいいのでお手軽です。
ご飯粒は針持ちが悪いし、パスタは茹でないといけないし、練り物は冷蔵庫にないことが多いんですよね。
ただやはり食いの良さでは専用品に比べるとイマイチなので、遅かれ早かれ釣り人は紅サシか練り餌にたどり着きます。
紅サシ
ちょっと引くかもしれませんが、サシとはウジ虫のことです(笑)
そいつを食紅で色をつけたのが紅サシで、赤サシと呼ばれることも。
サシはオイカワだけでなく色んな川魚に使える万能餌で、日本では古くから使われてきました。
昔の人は屋外にサバの頭を放置しておいてウジを湧かせたそうですが、今の時代は色んな問題があるのでやめた方がいいでしょう(笑)
置いていない釣具屋も多いし、ネットで安く買うのがおすすめです。
ただ保存方法には要注意!
常温で放置しているとすぐに成長してハエになってしまい、袋野の中は地獄絵図!
冷蔵庫の野菜室に入れておけば成長せず長持ちしますが、奥さんに見つかると地獄絵図!
しかしオイカワの食いの良さは抜群な上、針持ちがよい(=針から落ちにくいこと)ので手返しがよいのが魅力です。
禁断の餌と言ってもよいでしょう(笑)
練り餌
オススメの練り餌
サシのデメリットがデカすぎるのでほとんどのオイカワ釣り師は練り餌を使用します。
ただ入手のしやすさや保存のしやすさというメリットと引きかえに、練り餌は針持ちが悪くて知らないうちに針だけになっていることもしばしば。
だから初心者の方でも手を出しやすい反面、慣れるまでに時間がかかるのも否めません。
でもこのバラけやすさがハエ釣りの要でもあり、上手な人はわざと水中で練り餌を針から落としてオイカワの活性を上げたります。
究極を目指す人はやってみてくださいね。
オイカワ用の練り餌でよく見るのはマルキューのヤマベチューブハエという商品なんですが、これは針持ちが悪すぎるのであんまりオススメしません。
初心者の方だと着水と同時に針から落ちる確率85%です(笑)
ということでオススメはマルキューのハエ競技用ねりで、一袋に3パック入っており値段も400円くらいとお得。
ちなみに1パック(23g)の1/3あれば1日やっても余ります。
練り餌の作り方
ハエ競技用ねりはスプーンが付属しており1パックに対しスプーン1杯の水で練って使います。
…なんてことを書いても意味がないので、この記事ではもう少し突っ込んで解説しましょう!
実は本格的にハエ釣りを楽しんでいる人達は、練り餌を水じゃなくてみりんや酒で練ることが多いんです。
みりんの場合は明らかに水より粘度が出て針持ちがよくなるので、私は今のところみりんに落ち着いていますね。
人によっては酒で練った方が食いがいいという人もいますし、みりんと半分ずつ混ぜるなど色々試してみてください。
そしてここから大事なコツ!
練り餌はよく練ったつもりでも馴染んでいないので、釣行当日ではなく3日以上前に作っておいてください。
その間はラップでくるんで涼しくて陽が当たらない場所に置いておきましょう。
夏場だと腐る可能性があるので野菜室に入れといてもOKですよ。
まぁ腐ってても釣れるんですけどね(笑)
練り餌の使い方
オイカワの練り餌はおかゆポンプと言われる餌入れに入れて使います。
押したら針につけるのにちょうどいいくらいの練り餌が出てきます!
撒き餌
オススメの撒き餌
オイカワの餌釣りでは針につける食わせの餌と、オイカワ自体をそこに集める寄せの餌の2種類が必要になります。
川は広いしオイカワは移動しますから、針にちょんと餌をつけて闇雲に流してもなかなか釣れるものではないんですね。
撒き餌の準備って面倒だな~
私も面倒くさがり屋なので気持ちは痛いほどわかります!
でもそれは海釣りで言うところの撒き餌を使わないフカセ釣りみたいなもの。
1~2匹で満足できるならそれでもいいですが、ちゃんと釣りたいなら撒き餌の準備は必須です。
おすすめはマルキューのハエ競技用マキエ。
1回の釣行で使用する撒き餌は私の場合300gぐらいですが、こちらは1.8kgで700円ほどなので大した出費にはなりません。
多くのハエ釣り師がこの撒き餌を愛用しており、私も色んな撒き餌を試してきましたがこれに落ち着きました。
撒き餌の作り方
手を汚したくないので棒か何かで混ぜたくなりますが、あきらめて手でしっかりこねて下さい(笑)
こねるのが足らないと硬くてボロボロなところやベチャベチャなところが出来てしまいます。
画像のように握ってグニュ~っと指の隙間から押し出すようにするのがよいでしょう。
撒き餌と水を1:5の割合で混ぜるのが基本ですが、これはハエ競技用撒き餌の場合でものよっては異なることがあります。
また硬さの好みは人によっても違うので自分が使いやすいと思う硬さを見つけるのが一番。
ただ着水時に砕けることもなく着底時に少しずつ崩れるのが理想で、よく耳たぶの硬さと言われます。
練る時は最初は水を少なめにしておいて、少しずつ足していけば失敗しなくて済みますよ。
私はビニール袋に入れてもっていきます。
どうせバッカンに入れるほどの量は使わないし、帰ってから洗うのも面倒ですから。
撒き餌の使い方
釣り場についたら竿の準備をする前に、まずは撒き餌を効かせましょう。
フチや岸近くの流れが緩い場所では、撒き餌はピンポン玉くらいの大きさに軽く握って下さい。
ただし流れが速い場所では撒き餌が崩れて流されやすいので大きめかつ硬めに握るのがコツです。
狙ったポイントに投げる時はピッチャーのように振りかぶって上から投げちゃダメですよ。
それでは水面に当たった瞬間に砕け散りますし、それで砕けないようなら硬すぎて寄せの効果が期待できません。
投げる時は下からなるべく低い軌道で投げるようにしてください。
そのあたりにオイカワがいるなら5分もすればウジャウジャと群がってくるでしょう。
もちろんオイカワがいないといくら待ってもダメなので、目視で魚影が確認できなかったりウキに反応がなければ移動してください。
だからここぞというポイント以外では撒き餌はこの量で十分なんですね。
最初のころは流れの緩い浅場で目視で撒き餌の減り具合、群れの散り具合を確認するのがいいでしょう。
撒き餌の効果を検証
家にサビキ用の撒き餌が余ってるからそれでもよくね?
そう考えている時期が私にもありました…
ということで海用の撒き餌「にぎっていれるだけ」とオイカワ専用の撒き餌「ハエ競技用まきえ」の効果を比較検証してみました。
まずは「にぎっていれるだけ」という海用撒き餌を投入。
しかしまったく寄ってきません。
次に上でご紹介したハエ競技用まきえを投入。
これ全部オイカワですよ!
ハエ競技用まきえ | にぎっていれるだけ | |
---|---|---|
成分 | 煎りぬか、酒粕、しょうゆ粕、さなぎ粉、フッシュソリブル、パン粉、魚粉、糟糠類、香辛料、キララ、オキアミ粉末、酵母 | アミエビ、アミエビペースト、オカラ、他 |
オイカワには専用撒き餌を使う方が間違いなくいいですね。
まとめ
- うどんやパンやご飯粒でも釣れる
- 刺し餌は練り餌が一般的に使われる
- 練り餌はみりんや酒で練るのがおすすめ
- 練り餌はハエ競技用ねりがオススメ
- 撒き餌がないと数釣りはできない
- 撒き餌は耳たぶくらいの硬さが使いやすい
- 撒き餌は3cmくらいの大きさに握る
- 撒き餌は下から低い軌道で投げる
- 撒き餌はハエ競技用まきえがオススメ
いかがでしたでしょうか?
これであなたも次の週末は大量です!
オイカワのウキ釣りに関する記事はこちらをどうぞ!
コメント
コメント一覧 (4件)
河川によってはオイカワも漁業権があり遊漁料が発生することの記載が必要と思います。
匿名さん、こんにちは!
また時間があればその辺も追記していきたいと思いますm(_ _)m
釣れる川、水路の見つけ方、教えてください
匿名さん、こんにちは!
見ながら歩く。
竿を出してみる。
これしかないかと。