アユイングの全て!~ポイント、釣り方、道具など~

アユイング
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12/13 Youtube更新しました!

ほーぷれす

まいどです!
ほーぷれす(@hopeless_orz)です。

ルアーで鮎を狙うアユイングが今注目を浴びています。
しかしほとんどのルアーマンは釣れずに終わるでしょう。

釣れる人と釣れない人の差を知っていますか?
それは腕ではありません。
ほんの少しの気付きさえあれば、誰でもアユイングで釣れるのです。

そして「アユイングが出来る川が遠い」と諦めているそこのあなた!
あなたの近所でもきっと出来る?!
裏技も書いてますよ~。

今回はちょっと長いけど…
最 後 ま で 読 ん で ね !

※注意
この記事で使われている川の写真はイメージであり、実際のポイントとは異なります。

目次

①鮎の生態

ほーぷれす

アユイングをするならまずは鮎の生態を知りましょう!

高梁川

3月終わりから4月頃になると、海で生活していた稚鮎達が一斉に河川に遡上します。
稚鮎は1日に約2~3km遡上すると言われており、急流や段差まで超えていきます。

下流域にいるうちはコケが少なく、稚鮎はミジンコなどの動物性プランクトンを食べています。

旭川

多くの鮎が中流域から上流域まで遡上する6月~7月頃には、鮎は食性が変わって岩に付着するコケを食べるようになります。
すると鮎達が縄張り意識を持つようになります。

解禁当初の6月初旬までは深みで群れで過ごす傾向が強いんですが、6月終わり頃には新鮮なコケが多く付く岩など条件の良い場所に約1平方メートルほどの縄張りを持つようになるんですね。

そこに他の魚が入ってくると攻撃(体当たり)して追い出す習性を利用して、おとり鮎を送り込んで針に掛けるのが有名な友釣りという訳です。
アユイングではおとり鮎の代わりにルアーを使用して鮎の縄張り意識を刺激します。

小田川

9月中旬になると鮎達も水温の変化を感じ取ってか行動に変化が起きます。
上流まで遡上して縄張りを持っていた鮎達は、縄張り意識が薄れて今度は逆に川を下り始めるんですね。

 

落ち鮎
引用:写真AC

これは産卵の前触れであり、この頃から体色が黒っぽくなり、腹にオレンジ色が出てきます。
鮎の婚姻色ですね。

これを落ち鮎と言います。 

アユイングでも他の釣り方でも魚がいる所に行くのは同じ。
鮎の落ちに合わせて中流から下流域へと釣場を変えていきましょう。

10月になるとメッキリ釣るのが難しくなってきます。
鮎もコケは食べるので友釣りやアユイングが通用しない訳ではないのですけど、1日の中でも反応する時間帯が限られてきます。

この頃になるとコロガシと言って多段針で引っ掛けて釣る漁法の方が有効になってきます。
アユイングで釣ろうと思ったらやはりコロガシを意識する必要が出てきます。

 

アユイング


鮎は1cm~3cm程度の石に卵を産み付けます。
よって下流域で小石が多い場所が産卵場になるのですが、鮎が動かしやすい浮いた石でないといけません。

産卵が終わった鮎は力尽きて死んでしまうのですが、1年しか生きられないので鮎は年魚とも言われます。

10日~2週間程度で孵化した稚魚はそのまま海まで流されます。
この時に堰などで海に流下できなかった稚魚は死んでしまいますが、ダム湖など大きなフィールドではそこを海と見なして生きていきます。

稚魚は沿岸部で動物性のプランクトンを食べて成長するのですが、2月など低水温期は一時沿岸部から姿を消します。
これは低水温に耐える為に深場に移動する為だと言われています。

そして3月くらいになるとまた見え始め、生まれた川を遡上していくというサイクルです。

②鮎釣りのルール

ほーぷれす

鮎の生態が分かったら、今度はアユイングをする為のルールを調べましょう!

アユイングを始める前に、まずは鮎釣りの世界のルールをこちらの記事で知って下さい。
ちょっと厳しめな口調で書いているのはあなたの為です。

その辺の港や池と同じ感覚でアユイングに行くと必ずトラブルに発展します。
最悪な場合、逮捕されることや裁判に発展するケースもあります。

アユイングをする為には
・河川
・時期
・釣り方
以上の3点が許可されていることが前提です。
遊漁証は忘れずに購入してしましょう。

③フィールド選択

ほーぷれす

鮎釣りの禁止事項は把握しましたか?
今度はアユイングのフィールドを探しましょう!

ここからアユイングが出来る河川が調べられます。
アユイングが出来る河川が見つかったらさぁそこに出発!…したらダメです。

実は鮎は狙いやすいフィールドとそうでないフィールドがあり、フィールド選択で最初の勝負が決まります
例え話をしましょう。

 

\残り時間わずか!/

アユイング

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 大変面白い記事で、何度も読み直しました。
    関連記事も興味深く読ませていただきました。
    私は岡山西部ではあるが高梁川系でない
    水系に住んでいるのですが、あなたの記事を
    読み、いつか釣ってみたいと念願している
    もののハードルが高すぎて挑戦を断念して
    いる「鮎を釣る」という夢が実現できる
    のではないかと希望がもてました。
    で、
    里見川水系は上流にいかないととんでもない
    水質なので、あと2つしかない候補である
    笠岡の河川を、するの恥ずかしいんですが、
    イカ釣り用のサングラスかけて、今日見に
    行きました。

    うーん、これはアユはいない。
    やっぱ、里見川?

    もう少しヒントいただけませんか?

    • あきたそさん

      鮎は年魚ですから毎年いる場所は変わりますので、ここなら釣れるという断言は出来ないです。

      Googleマップで目星を付け、実際にルアーを投げて確認してまわらないと分かりません。

      岡山西部ということでしたら数回の釣行で全て開拓可能ですのでやってみて下さい♪

      確実に釣りたいなら、成魚放流をしている河川で遊漁券を買うのがオススメです。

  • お返事、ありがとうございます。
    うーん、やっぱりそうですよね。
    しかし海釣りですら年に何回かしか行けない
    状況なので、ボウズ数回覚悟はなかなか
    度胸がいります。

    来年に小田川水系の遊漁券買って、鮎竿は
    買えないので、遠投磯竿直結びの友釣り、
    あるいは認められているならリールなしの
    ルアー引っ掛けをやってみようかなと思い
    ます。リール無しならなんでもありなのか
    漁協に確かめて。
    大変ありがとうございました。

    • なるほどそういう理由でしたか。

      そのような状況で確実に鮎が釣りたいのならば、最もよいのは高速を使って成魚放流をしている河川に行くことです。

      またコロガシに手を出すのもいいかもしれません。

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