川雷魚

読者様のコメントは宝の山

皆さん、いつもブログを読んで下さりありがとうございます。

私は低学歴で低年収でコミュニケーション能力もないので、会社では孤立しており友人もいません。だから皆さんからコメントを頂けると、自分にも人との接点が出来たようでとても嬉しい。

そして皆さんからのコメントは、私にとって宝の山なのです。
○○の水路で昔グッピーが繁殖していたとか、○池の水路で昔はタナゴが釣れていたとか。今では想像も出来ないような出来事が、私の周りの水系で起きていたのか…なんて当時に想いを馳せるのが好きでして。

そんなありがたい読者様の中で、ブログ初期から定期的にコメントをして下さる“名無しさん”。お会いしたことはないのですが極めてご近所さんのようで、ここ倉敷市周辺の釣りに関わる歴史にとても詳しく尊敬しています。

・昔は福田公園の池にハスがいた
・今は無き笹沖の一番館の前身は釣好（つりよし）だった
・三間川で昔はでかいウナギが釣れていた

…など自分の知らない歴史を教えて頂き、貴重な財産になりました。そんな名無しさんから、先日とあるコメントを頂いたのです。

水生植物がないと雷魚はいなくなる？

うちの近所の蓮池も完全に潰れてしまって、ライギョ釣りが気軽に出来なくなってしまいました。水抜きしなくても水草とハスが消えるだけで魚は全滅しちゃうんですね。残ったのは浮草しかないという…

とのこと。
これ私も実感することがあります。玉島方面の数ヵ所の池ですが、去年はヒシモが大量にあったのに何故か今年は全く見当たらず、浮草しかない。工事をした訳でも水を抜いた訳でもないのに…なぜ？
そして全く釣れない。雷魚が呼吸をする姿も見られない。

調べると
「豊富な水草がないと繁殖しにくい」
という意見もあれば
「肉食魚だからベイトさえいれば繁殖する」
という意見もあります。

真実は分かりませんが、昔は有名だった玉島の北中前の水路などは葦やらハスやらヒシモやらが一切なくなって、完全に終わりました。水路なので雷魚自体は無限供給されるはずですが、これが現実なのです。

倉敷近辺の開拓

不満を言ってもどうにもならないので、出来ることは開拓のみ。地図とにらめっこです。大きな池から、コンビニの敷地くらいの小さな池までしらみつぶしに行きまくる！車でいけない場所は、多少距離があっても歩いていく！一度釣れなくても、日を改めて何度も入る！！

そうして頑張った結果

なんと！

なんと！！

私は！！！

　

　

　

疲れちゃいましたｗ

倉敷水系雷魚

そして今後雷魚池は更に減っていくことでしょう。ということで残念ながら倉敷の雷魚に関しては、今後の未来は明るくありません。ですが私はこの釣りが大好きなのです。これからも雷魚を釣りたいのです。出来れば近場で。となると倉敷川等、雷魚がたくさんいる川に行くしかないのが現状です。

ですが岡山市の笹ヶ瀬川と違い、倉敷の水路はヒシモやハスなどのマット系はほとんどありません。よって通常の雷魚池での釣りとは、全く異なる展開が求められます。

ウィード系フロッグ

ヒシモやハスに埋め尽くされた池と違い、高いウィードが水面まで伸びているような倉敷川水系。求められるフロッグの質も変わってきます。バス用フロッグが簡単に手に入り、かつなかなか使えます。

ポッパータイプのフロッグは川の上流部で特に強いです。池と違って流れがありますので、どんどんフロッグは流されていく。ましてやウィードしかなくて、ヒシモを揺らしてその下に潜んでいる雷魚に気付かせる…なんて出来ない場合はフロッグ自体のアピール力が物を言います。

ダウンに投げれば、流れでラインが張り続けるのでここぞというポイントで誘い続けることも可能です。水質が池よりクリアなこともあり、バス用フロッグならではのカラーラインナップの豊富さやラバーレッグが効くことも。

これもオススメです。残念ながらほとんどのお店には置いていないのですが、雷魚にも使える名作です。ただ巻きでバタバタとクロールする、ノイジー系フロッグ。バイトは本当に多いです。おなかに板が入っておりまして、そのおかげで横倒れすることなく雷魚の口の中で必ず針先が上を向きます。
　

　

フロッグは乗らないことが多いルアーですが、こちらはとにかくノリが抜群のフロッグです。よく釣れますよ！

　

　

　

水門などは特にオススメの一級ポイントとなります。雷魚が減りつつある昨今、何とかしてこの倉敷でもこれからも雷魚を釣っていきたいと思っております。

その為にも池の開拓と合わせて、川雷魚も極めねば！

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