宇崎日新の評価は？極技筏メタルソリッド先調子1602のインプレ

確かな品質、優れたコスパ、豊富なラインナップ…日新の筏竿は素晴らしい！

しかし「ダイワやシマノみたいな大きいメーカーじゃないし性能的にどうなの？」と疑問に思う方も多いはず。

ということで今回は日新の筏竿を忖度なしで公平に評価した記事を書きました！

ぜひ購入の参考にしてやってください♪

仕様

品番	全長 （ｍ）	継数 （本）	仕舞 寸法 （cm）	自重 （ｇ）	先径 （mm）	元径 （mm）	ハリス （号）	鉛負荷 （号）	希望 本体価格 （円）
1402	1.40	2	79	90	0.5	12.8	0.8-3	3	11,300
1502	1.50	2	89	95	0.5	13.2	0.8-3	3	11,800
1602	1.60	2	100	95	0.5	13.4	0.8-3	3	12,100

10cm刻みに3本とかゆい所に手が届くラインナップ！

今回の記事でご紹介するのは私が使っている160cmモデルになります。

レビュー

コスパ★★★★★

非常にコストパフォーマンスが高いです。

ダイワやシマノが同じものを作ったら5,000円ぐらい高くなるでしょうね～。

感度★★★★☆

穂先の径は0.5mmで極端に硬くも軟らかくもなく、筏竿としては平均的なスペック。

目感度は普通によくてダンゴが割れた、サシエが取れたなどちゃんと分かります。

特筆すべきはメタルソリッドによる手感度で、スマホをいじったりよそ見をしながらパンを食べていても小さなアタリが分かります(笑)

デザイン★★★★☆

シンプルで飽きの来ない無難なデザインで、合わせるリ―ルを選びません。

作りも丁寧なので安物に多いバリの残りなどもありませんでした。

ただ人によっては地味とも言えるので、上位機種のような満足感は得られないでしょうね。

パワー★★★☆☆

個人的に物足りない感があります。

30～40cmのアベレージサイズのチヌには丁度いいんですが、年無し（51cm）が掛かった時にパワー不足を感じました。

筏釣りもお客さんが多い時は相乗りになるので釣り座を選べず、ロープ際で掛けた時にヒヤヒヤしましたね。

ただ勘違いして欲しくないのは「同価格帯の他の筏竿と比べて弱い訳ではない」ということで、通常のシーンならほとんど問題はありません。

外観

穂先

実売価格10,000円ほどにも関わらずメタルソリッド（形状記憶合金）を採用！

普通この価格帯だとグラスソリッドなんですが、このコスパの高さが日新の魅力ですよね～。

穂先はオレンジ塗装で視認性もまずまず。

ガイド

穂先側セクションに14個、元側セクションに3個、合計ガイド数は17個。

元側セクションの下2個はダブルフットです。

スレッド

穂先（オレンジ塗装部）は赤、その下3つは黒、そこから下はシルバーの飾り巻きが入っています。

ネーム

バットにはネームが入っています。

前後のレッドとシルバーの飾り巻きで締まって見えますね～。

渋くてカッコイイです。

　

反対側にはシリアルナンバーらしき番号が確認できます。

グリップ

えぇ…これメッチャかっこよくないですか？

これなら若いルアーマンにも受け入れられますね。

パイプシートなのでリールをしっかり締め込むことが出来ます。

竿尻

竿尻には尻手ロープを付けておき、不注意で海に落としたり不意のアタリに持って行かれないようにしましょう。

調子

1号のオモリをぶら下げた時の曲がり方。

まだまだ余裕があります。

　

3号のオモリをぶら下げた時の曲がり方。

曲がり切っているのでこの辺が快適に使用できる限界ですね。

曲がりは8:2ぐらいの先調子で、掛けるまでのプロセスに重きが置かれていますね。

使い方

まとめ

性能的には十分で外観も無難で万人におすすめできるロッドです。

特に尖ったところがないノーマルな使用感で、買って後悔することはまずありません。

初心者～中級者のメインロッド、上級者の予備としていかがですか？

岸からのカワハギ釣りにもピッタリですよ♪

ダイワの筏竿｢BJイカダAIR｣に関してはこちらの記事をどうぞ！