まいどです!
ほーぷれす(@hopeless_orz)です。
本日はチニング用としても優秀なワーム、ハリーシュリンプのご紹介です。
私なんてこれがないと不安なほど頼らせて頂いています。
その凄さをお伝えしたいと思って記事を書きました!
読んでね!
ハリーシュリンプとは…
ハリーシュリンプを生み出したのは、バス釣りをする人ならみんな知ってる川村光大郎さん。
元々はOSPのプロスタッフで、その好青年っぷりと確かな腕でOSPの看板と言っても差し支えない存在でした。
そんな川村さんは2016年にOSPを退社され、自社ブランドを起ち上げた…という訳です。
古今東西、優秀な人はみんな独立しますよね。
これがまたよく出来たワームでして性能もさることながら入手のしやすさ、豊富なカラー…素晴らしいの一言です。
ハリーシュリンプの説明
- エビをイミテートした形やアクション
- 手足を微振動させる
- 尻尾をカットして使える
要はこういうことですね。
それでは実際に観察してみましょう。
ハリーシュリンプを観察
これが外観です。
「な~んだ、ただのエビの形してるだけのワームか」
なんて思っちゃいけませんよ~!
それでは細かく見ていきます。
アームに工夫あり
なんだこのアームは…?
それが最初に見た時の印象でした。
カーリーテール…と呼ぶにはあまりにも小さい。
これではろくに動きはしないだろうなぁ…と。
しかしそれは間違いでした。
これはカーリーテールではないですね。
むしろ構造的にはシャッドテールに近い。
おかげで僅かな水流でも水をしっかりとつかみ、プルルル…と非常に細かく動きます。
ヒゲにも工夫あり
頭部に備わった3つのヒゲもそれに合わせて微振動します。
しかしただのヒゲではない。
左右のヒゲは縦に長く、中央のヒゲは横ひ平べったい。
この複合的なアクションで複雑な動きを演出し、バスを騙す訳です。
細かい所までよく考えているのは流石です。
裏面のリブ
ボディ底面にあるリブ。
皆さんはリブの役割ってご存知でしょうか?
それは「水受け」です。
この細かい切れ目が水を噛むことによって波動を生み出す=ライブ感を演出する訳です。
それが効くのか?
効かないのか?
その答えは各個人が自分の経験で決めれば良いことですが、多くの人が価値ありと感じています。
私もそう思います。
また、真ん中に線が入っているからフックセットミスも起きませんね!
レッグも絶妙
メーカー曰く「太さと長さを吟味した」とのことですが、なるほどこれは絶妙です。
レッグなんてただの見た目のリアル感を演出する為だけのパーツだと思っている人もいるでしょうが、ハリーシュリンプのレッグは一味も二味も違います。
このレッグ、ちゃんと微振動してるんですよ。
ただの形の問題だけじゃなくて、エビがせわしなく動く様を再現しているんですね。
これによってバスは(チヌも)こいつは生き物だと認識するんですね~
背中の切れ目
ハリーシュリンプは背中にこのような切れ目が設けられていて、状況に応じてカットしてサイズダウンして使うことができます。
まぁ他のワームだってカットして使えるんですが、見た目的に違和感がないのとレッグの位置など、他のパーツが影響を受けにくいように工夫されているのです。
また、フックをセットした時にハリーシュリンプの頭(尻尾だけど)が裂けてしまった場合もそこをカットすることによって再度セット出来ますので経済的です。
これは地味に嬉しい。
ちなみにバス釣りで使用する場合はワッキーリグにして使用することもありますが、その場合は尻尾はカットしない方が良いです。
動きが大きくなりますし、水をしっかり動かしてくれますからね~。
ちなみにチニング流用する時は、尻尾側から2節目でカットして使います。
塩の含有にも工夫あり!
下半分(腹側)は塩が多めで高比重。上半分(背中側)はほどほどにされています。
背中側を腹側よりも比重を軽くするのは、巻いている時のワームの姿勢を安定化する為だとのことです。
手が込んでるぅ~!
また含有量はアクションを徹底重視して決定されているそうですよ。
ついでにエビ・イカ・ベイトとなる小魚(バスの)の粉末を配合し、匂いによるバイトも誘発します。
もうやれること全部やったワームな訳です。
これが釣れない訳がない!
ハリーシュリンプの仕様
サイズ | 3インチ | 4インチ |
カラー | 19色 | 19色 |
価格 | 858円(税込) | 858円(税込) |
入数 | 8個入り | 7個入り |
重量 | 3.7g | 8.1g |
高くもありませんが、安い方のワームでもありませんね。
大事に使いましょう!
カラーラインナップ
- スカッパノン
- ダークシナモンブルー&ペッパー
- グリーンパンプキンペッパー
- カスミスペシャル
- ブラックテナガ
- モエビ
- グリパンチャート
- ライトグリパンピンク
- グリパンオレンジ
- K.O.シュリンプⅡ
- ウィードシュリンプⅡ
- スモーキークローダッド
- グリパンミミズ
- レッドクロー
- KUWASE SHRIMP
- グリッパノン
- テナガエビ
- スジエビ
- ライトグリパンパール
チニング用に使うなら自分のオススメは7,8,9かなぁ。
クリアウォーターでもチヌやキビレは薄い色系よりも濃い色系の方が強いケースの方が多いと思っているので。
クリア=薄いカラー、マッディ=派手カラーみたいな定説がありますが、正直自分は「魚を擬人化しすぎ」だと思っています。
人間の先入観がどうだとかは魚は気にしていないと思うので。
7,8,9をオススメした理由はツートンカラー&派手系色だからです。
2トーンカラーワームは色が切り替わる時にリアクションで食ってくる時があります。
ちなみに19は私のシークレットカラー。
腹側の白ですが、白は基本的に魚種を選ばずよく釣れる優秀なカラー&水中でよく目立ちます。
背側のリアル感と腹側のアピール(白+パール)という合わせ技はよく効くようです。
そこまで冒険したくないという人は16グリッパノンはいかがですか?
グリパン&スカッパノンのツートンカラーなので釣れそうですね♪
…なんてカラーは妄想が尽きないですね~
リグのバリエーション
バス釣りなら
- テキサスリグ
- ヘビーダウンショットリグ
- リーダーレスダウンショットリグ
- キャロライナリグ
- ノーシンカーリグ
- ネコリグ
チニングなら
- テキサスリグ
- フリーリグ
かなぁと。
ダウンショットなども試してきましたが、チニングにおいてはあまり必要性を感じないです。
チニング流用の元祖はもりぞーさん!
ハリーシュリンプ3″ 釣れる気しかしないチニングでの使用例(テキサスリグ)
— もりぞー (@morizo57) April 4, 2019
【フック】スティーズワームフックSS WOS #1【シンカー】バザーズワームシンカーTG バレット基本的にテールをカッターで切断してセットします。
クレイジーフラッパー2.8との比較(2節カット)👍 #ボトムアップ pic.twitter.com/IMBOCKzKXE
バス用ワームをチニングに流用するのはもりぞーさんの確かな目があってのこと。
しかも数回かぎりのお試しではなくもりぞーさんの定番の1つにもなっていることから、ハリーシュリンプがいかに優れているのかが伝わってきます!
黒田健史プロも愛用
淀川のもりぞー先生に敬意を表しながら🙇♂️
— 黒田 健史 (@Kenshi_Kuroda) May 2, 2021
私が浜名湖をやっていて必要と感じるワーム3種のご紹介です。
オールマイティなハリーシュリンプ🦐数釣るならテールスライダー🐟ハイアピールなクレイジーフラッパー🦀https://t.co/hVxitu344U pic.twitter.com/GV7LblYJka
浜名湖を舞台にチニングを楽しんでおられる黒田プロも使用されています。
思ったことをそのまま率直に言っちゃう黒田プロがスポンサー契約のないボトムアップの商品を使う点で考えても、ハリーシュリンプの実力は間違いないですね~
ハリーシュリンプのインプレ
テンプレはどうでもいいから使用感はどうなのよ?…と思われるでしょう。
ということでチニングに使いまくった経験をそろそろ書きます!
軽いシンカーで飛距離が出る
これが私がハリーシュリンプを使用する最大の理由です。
他のチニング鉄板ワームと重量を比べてみましょう。
リトルスパイダー3 | 1.7g |
クレイジーフラッパー2.8 | 3.4g |
ハリーシュリンプ3 | 3.7g |
リトルスパイダーは飛距離が出るワームですが、それなりの重量のシンカーを組み合わせないと軽すぎて投げられません。
クレイジーフラッパーは重量はありますが空気抵抗が大きいので重めのシンカーと組み合わせないと飛びません。
しかしハリーシュリンプは違います。
高比重&空気抵抗が少ないのでぶっ飛びます。
飛距離が釣果に直結するということはよくありますが、それを軽めのシンカーと組み合わせて実現できるのがハリーシュリンプの強みです。
シンカーは軽ければいいという物ではありませんが、無駄に重くしてもバイトを減らす&口を離しやすくなります。
5g~7gシンカーで十分な飛距離が出せるのはグッド!
実際釣れる
細かくふるえるような動きとリアルシェイプが売りのハリーシュリンプ。
水温低下によりクリアアップされた水ではバスもチヌも強波動を食らうことがしばしばあります。
そんな時にうってつけ!
しかも軽いシンカーを使える分、バイト時間も長いのです!
…と言う言い方の方が一般的にウケるんでしょうが、私の経験ではそれだけではありません。
真夏の激濁りでもよく釣れます。
他のワームを何度も何度も通した所に、ハリーシュリンプ一投目でバイトなんてことは何度もありました。
派手なアクションを嫌い、小粒でピリリと聞いたアクションを好む魚は確実にいます。
オールシーズン有効です。
まとめ
以下のチニングで使用するワームのまとめ記事も読んでね!
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