まいどです!
ほーぷれす(@hopeless_orz)です。
ついに発売されたアミコン40S!!
以前発売されたエビコン60Sが素晴らしいプラグだっただけに、サイズダウンされたアミコン40Sにも期待は高まりますよね。
ということで気になるあなたの為にアミコン40Sのインプレを書いたので読んでやって下さい!
アミコン40Sの仕様・概要
とのことです。
動画を見てみよう
アミコン40Sの分類は?
アミコン40Sは横から見るとバイブレーションなんですが、通常のそれと比べてアイが前の方にあるし、ボディも横に太い。
巻いてる感覚ではシンキングペンシルに近い気もするんですが、アミコン40Sは頭からフォールして顎で底立ちします。
シンキングペンシルはお尻からフォールして底で立たないので違いますよね。
それにこんなにワインドダートはしません。
強引に分類するならリップレスジャークベイトなんですが、普通のリップレスジャークベイトはただ巻きでこんなにアクションしないし、シンキングで底立ちしてフワフワする物を私は知りません。
まさにアミコン40Sはオンリーワン!
アミコン40Sの特徴
根掛かりにくい
アミコン40Sは非常に根掛かりしにくいプラグです。
それは何故でしょう?
まずはボトムでの立ち姿勢をご覧ください。
このように後ろのフックは浮いてユラユラしております。
そしてアミコン40Sは頭でっかち。
このように非常に横幅があるので前のフックが根掛かりしないようにカバーしています。
これによってフックが何かに引っかかることが少ないのです。
それに加えてアイの位置が頭の上にあるので、ロッドでチョンチョンとあおってやれば上に跳ね上がりやすい。
その為非常に根掛かり回避能力が高いです。
でもヘッドが何かに引っかかるでしょ?
それに関しても大丈夫です!
アミコン40Sはプラグなのでヘッドに体積があり浮力があります。
テキサスリグやジグヘッドなどでは狭い隙間にストンと落ちて間に入り込んでしまいますが、アミコン40Sなら大丈夫。
もしヘッドが何かに引っかかったとしてもロッドを上げてリールとバットガイドの間のラインをギューっと引っ張って、パン!と離してやるとキックバックして外れます。
私も手に入れたばかりの貴重なアミコン40Sで試したくなかったのですが、岩がゴロゴロしている所でボトムを攻めてみました。
ここはテキサスリグでもよく根掛かりやすいのですが、アミコン40Sは無事生還!
アミコン40Sはテキサスリグよりも根掛かり回避能力は上!
エビコン60S譲りという訳ですね。
アミコン40Sの使い方
アミコンはジグヘッド
こちらをご覧ください。
アミコンはアゴの下に薄いシンカーが入れてあります。
そして他の箇所にはシンカーは入っていません。
そしてその上にアイがある。
これはジグヘッドと同じ理屈なのです。
アミコンはジグヘッドにプラグの浮力を加えたものだと思うと分かりやすいでしょうか。
ジグ単はみんな使いますが、プラグを使用する人は案外少ない。
プラグの使用頻度の方が高い人はさらに少ないでしょう。
みんなプラグで釣るには何か特別な状況で特殊なことをしないといけないと思いがち。
しかしアミコン40Sは巻いたりフォールさせたり、普段あなたがジグヘッドでやっていることをそのままやれば釣れるのです。
更にジグヘッドどころかテキサスリグでも根掛かりするようなポイントでも果敢に攻められるという万能プラグ。
プラグに苦手意識を持っている人ほど使ってみてほしいですね。
巻き
アミコン40Sは巻くとウォブリングします。
ウォブリングと言ってもバス釣りのクランクベイトによくあるような激しいアクションではありません。
ソルトではそのようなアクションはマイナスに働くシーンが多いのです。
そうではなく適度に大人しいウォブリングで、メバルも違和感を感じにくいようでガッツリ食ってきました。
リアクションではなく、食わせのウォブリングですね。
巻き&フォール
巻きでも食ってきますが、アミコン40Sのミソはフォールにあります。
エビコン60S譲りのフワ~ッという食わせのフォールはフィッシュイーター全般を狂わせる。
これをジグ単でやろうと極端に軽いジグヘッドを使わないといけないので全く飛距離が出ないのです。
いつでもどこでもジグ単の人が多いですが、これはプラグの勝利ですね。
巻きの途中でフォールを入れるとガツン!
魚もたまらず食ってきます。
ワインド&フォール
アミコン40Sの一番釣れる使い方?
左右にキビキビとワインドした後、ス~ッとフォールでガツッ!
誘いと食わせを意図的に組み合わせられるメソッドです。
リフト&フォール
ボトムを取ったらロッドで跳ね上げ、再度ボトムを取る。
あのフォールアクションをボトムで繰り返すんだからカサゴにとっては脅威ですよねw
アミコン40S(エビコン60Sも)ほど根魚を釣るのに適したプラグはありません。
ステイ
アミコン40Sは巻いたりフォールさせないと食わせられない訳じゃないんですよ!
ボトムを取ったら放置しておくだけで、顎立ちしたままユラユラと勝手に動いて誘ってくれます。
ワームでもステイで動いて誘ってくれるものはありますが、アミコン40Sにはどれも到底敵いませんね。
浮力を持ったプラグならではの強みです。
このステイメソッドはチヌやキビレに特に強い!
ワームだと一発で乗らないことも多いんですが、アミコン40Sの場合はバイトしたら場所にトレブルフックがあるんですからショートバイトでもフッキング出来てしまいます。
アミコン40Sを使うならどんなタックル?
巻き・根が荒すぎない・遠距離
普通に投げて巻く。
フォールで食わせる。
底をとってチョンチョン。
そういった普通のライトゲームの使い方ならタックルもそれに応じたスタンダードな物で良いです。
ロッドはパツンパツンの強すぎる物や先調子過ぎるものを除けば普段皆さんがメバリングにつかっている物で良いかと。
ほどよくマイルドな物が使いやすいです。
リールもあなたが普段使ってる1000番から2500番で竿との重量バランスが合っていれば問題ありません。
一般的にはライトプラッキングはそうシビアなドラグ性能を求める釣りでもないですし、高級なリールは要りません。
何ならエギングと共用でC3000番でもOKです。
最初からダブルハンドル付いてますし。
ボトムメイン・根が荒い・近距離
アミコン40Sには両極端な使い方があります。
巻きでももちろん釣れるんですが、せっかくだからその根掛かり回避能力を活かして根が荒い場所で根魚を釣りたいですよね。
そういう場所でボトムメインで釣りをするなら強いなタックルを使った方がアミコン40Sの生還率は高まります。
PEは0.8号、リーダーはフロロ3号。
最低この強度があればフックをひん曲げてアミコン40Sを回収することが出来ます。
太いリーダーを使用するのですし、ベイトタックルが適していますね。
ただしアミコン40Sの重量は3g。
キャストでちゃんと曲げられるロッドとフィネスリールの組み合わせは必須です。
アミコンのカラーラインナップ
ルアーのカラーって何が正解なんだろう…?
その答えはあなたの心の中に!
カラーが釣果に影響を与えることは間違いなくある。
私たち釣り人はそれを知っています。
ですがカラーは絶対的な物ではありません。
本当の所は魚に聞いてみないと分かりませんし、そもそも魚は違いを認識していないかもしれません。
結論を言うと自分が信じられて、最後の一投まで集中力を保てるカラーが一番なのです。
しかし遊び要素も大事ですよね~。
ということで私だったらこう使う!という経験半分、妄想半分のご説明です。
◆ブルーブルー
ブルーブルーのイメージカラー。
ベイトカラーなのでデイゲームでイワシなどのベイトがいる時に。
裏面はブルーです。
側面のシルバーとの明滅がデイゲーム効く!
◆モモイログロー
目立ちやすいピンク、クリアの透過性、頭部にグロー。
いいところ取りですね。
裏面はクリアピンク。
状況に限らずオールマイティーに使えるカラーです。
◆アカキンタイガー
赤金は濁り、光量が乏しい、広いポイントなどアピール力を求められる状況では鉄板。
腹面はチャート。
濁り対策は徹底されています。
◆ベニホタル
レッドヘッド+赤ラメ。
セイゴが沸いている場所でチーバス(シーバスのちっこいやつ)ゲームに使いたい!
下面はうっすらとオレンジ!
こんなの絶対釣れるに決まってますよね。
アピール寄りのオールマイティーです。
◆マニアックオレンジ
エビコン60Sにはどぎついピンクがありましたが、アミコン40Sはオレンジで来たか!
濁りがある時やカサゴなどアグレッシブな魚に。
下面は濃いオレンジ!
ローズピンクグローに続く、シリーズ中2番目のアピールカラー。
◆イガイブラック
チヌとキビレを狙えということでしょう。
アミコン40Sのフワフワフォール+イガイブラックはヘチ釣りで使えと言っているようなものですね!
◆オキアミ
オレンジのクリアーということで激戦区の常夜灯周りで使いたいカラー。
オレンジ色の光の常夜灯周りではオレンジクリアはカモフラージュカラーになりプレッシャーに強い
◆稚魚グリーン
春先はメバルには緑が効くと言われます。
一説にはアイナメの幼魚が緑だからとか、海藻に馴染んでナチュラルカラーになるとか言われます。
本当の所は分かりませんが、確かにアミメインの冬にはクリアが強かったのに小魚系のベイトが出てきたら緑が強くなる傾向があります。
◆ホワイトクリスマス
白は私の大好きなカラー。
魚種・状況を問わずオールマイティーに釣れる、自信を持って投げられるカラー。
赤のバイトマーカーもいい仕事してます!
◆ローズピンクグロー
ラインナップ中最高アピール?!マットピンクにグローということでルアーをとにかく目立たせたい時に。
◆フラッシュチャート
濁りの中でほどよくアピール&馴染むチャート。
マニアックオレンジとローテーションで。
◆スターグロークリア
秋から春先、アミがメインベイトの時に。
あまり巻かずにドリフトさせて、潮に流されるアミを演出。
アミコン40Sのチューン
フロントフック無しチューン
アミコン40Sは根掛かりしにくいし、仮に根掛かりしても太いラインを使えばフックをひん曲げて回収出来ると上でご説明しました。
しかし太いラインを使用する為のタックルを持ってきていないこともあるでしょう。
もしくは持ってきていたとしても、根掛かりが前提のガキガキのハードボトムを攻めていちいちフックをひん曲げていたら釣りになりません。
ということでただでさえ根掛かりしにくいアミコン40Sを更に根掛かりしにくくするのがこれ。
これでほぼ根掛かりすることはありません!
深場用チューン
アミコン40Sはとてもフワ~っとソフトにフォールします。
その為水深が深いとボトムを取るのに時間がかかりますし、潮が速いと流されてしまってボトムを取れません。
そんな時には素直にジグ単かメタルバイブでしょ!
その前にちょっと一工夫しましょう!
そこはやっぱりアミコン40S。
汎用性があるプラグなので、ちょっとしたチューンをするだけで問題なく使えるようになります。
ダイワから発売されているTGアゴリグシンカー。
これがフィールドで簡単に付けられるので、抜群に使い勝手が良いのです。
フロントフックを外して、1.5gのTGアゴリグシンカーをセットするだけ。
これで深場だろうが潮が速かろうが攻略出来ますよ。
ボトムの立ち姿勢はノーマルとほぼ同じです。
結論!アミコン40Sは買いか否か
アミコンはミノーよりも早く沈みますが、バイブのようにストンとは落ちません。
そして適度に浮き上がりやすいので任意のレンジを巻きやすい。
巻きでもフォールでも釣れる。
更にはボトムでも根掛かりしない。
まさに万能プラグと言えるでしょう。
ちなみに私はインクスレーベルのファンだからブログでゴリゴリに推しているいる訳ではありません。
インクスレーベルは今までありそうで無かった物、痒い所に手が届く、そんな世にない物を出してくれるので褒めざるを得ないのですよ。
しかも奇をてらって適当に作られた色物ではありません。
よく考えられていて、よく釣れる。
それでいて遊び心や見た目の美しさもある
先入観やら個人の好き嫌いではありません。
私もそれなりに釣り歴が長いし、色んな物を使ってきたから分かります。
単純にインクスレーベルの商品は優れています。
アミコン40S、オススメです!
アミコン40Sが買えない時の代用品
レオンさんがブリーデン在籍時代に発売しメバリングルアーとして確固たる地位を築いたミニマル。
その頃に比べて若干の変更がありミニマルエボロジー50としてよりキビキビとしたダートになります。
こちらのdeepタイプがアミコン40Sの代用として使いやすいでしょう。
要素 | アミコン40S | ミニマル50エボロジー |
---|---|---|
フォルム | ファット | 細長い |
アクション | ウォブリング | I字 |
根掛かり回避 | 上 | 中上 |
ワインドはどちらも秀逸です。
ちなみにエビコンに関してこちらの記事をどうぞ!
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