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アーバンシュリンプのインプレ!特徴や使い所の分かりやすい解説

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あなた

チニングワームなのにカーリーがついてないなんて…
アーバンシュリンプって本当に釣れるの?

控えめなアームのデザインに疑問をもつのも無理はありませんが、アーバンシュリンプはむっちゃ釣れますよ!

もしあなたがよい釣果に恵まれないなら、それは使うタイミングを間違えている可能性が大。

この記事を読んでアーバンシュリンプの特徴を理解し、正しい場面で使いましょう♪

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ほーぷれす

餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。

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目次

評判・口コミ

みなさん素晴らしい釣果ですね!

チヌやキビレはもちろんマゴチも釣れています。

仕様

サイズ
(インチ)
サイズ
(mm)
素材入数色数定価
(円)
2.461塩ビ88650
2.872塩ビ88650

2.4になっても入数と価格は変わらないんですね。

アーバンシュリンプを監修したのはダイワのテスター、もりぞーさんです。

もりぞーさんは名竿シルベラードでチニングの歴史を変えた凄い人です。
日本一とは即ち世界一。
天下一のチニンガーであるもりぞーさんが監修したワームですから、その実力は折り紙付きといった所でしょう。

もりぞーさん監修のワームは前作のアーバンクローラーに続き、このアーバンシュリンプで2つ目となります。

アーバンシュリンプは強波動系のクレイジーフラッパー、中波動系のアーバンクローラーに続いて、弱の分野を埋めるワームとなります。

フックサイズ

アーバンシュリンプ
サイズ
(インチ)
シルバーウルフフックSSストレートシルバーウルフフックSSワイドオフセット
2.4#1、#2#3
2.8#1、#1/0#2、#1

2.4インチには以下のフックが合います。

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2.8インチには以下のフックが合います。

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アーバンシュリンプのアクション

微波動セッティング

アーバンシュリンプのアクションは、アームの先端が小さく震える物です。
これは冬を中心として、間違いなくチヌやキビレに効きますね。

アーバンシュリンプを最初に知った時に思ったのがアーバンクローラーと対を成すワームだな、ということ。

チニングにおいてワームは派手なアクションばかりがもてはやされる傾向がありますが、実際には小さく小刻みなアクションも非常によく釣れます。

どちらが一方があれば良いというものではなく、お互いがお互いを補い合う関係にあります。

ボトムバンプ

アクションが控えめということは、水の抵抗をあまり受けないということ。
それは言い換えれば、ボトムバンプなどロッドアクションを加えた時に大きく跳ね上がるということです。

厳寒期などリアクションの釣りが強くなる時期には、このように跳ね・止めのメリハリがしっかりと効くワームはとても有効になります。

また、本体の動きにワンテンポ遅れて柔らかく追随するアームに注目。
リアクションで誘った後の食わせのアクションもちゃんと入っていますね。

アーバンシュリンプ2.8

アーバンシュリンプ

ブリスターパック

アーバンシュリンプ

アーバンシュリンプはブリスターパックに入って販売されています。
これによって型崩れが防止され、常に最高の状態で取り出して使うことが出来ます。

この後で説明しますが、アーバンシュリンプはボトムバンプやシェイクなど巻きよりも短い移動距離で食わせるシチュエーションが多いワームですのでシルエットの崩れは好ましくないですからね。

アーム

アーバンシュリンプ

アーバンシュリンプを見た時に最初に目に入ったのが、特徴的な長くて細いこのアーム。
この一般的にチニングに使用されるクロー系ワームにはカーリーテールがついていることが多いのですが、これは対照的ですね。

 

アーバンシュリンプ

アームを横から見て見ましょう。
平べったいのが先端で急激に太くなっています。

この部分が水流を受けてプルプルと微波動を生み出します。
そう、このアームはシャッドテールと同じ原理で動くのです。

またアームの間には長いヒゲを配置されています。
アーバンシュリンプをボトムバンプで使うと、ボディが倒れ込むのにワンテンポ遅れてヒゲが艶めかしく揺らぎます。

このようにアーバンシュリンプは激しく動くのではなく小さく震えるように狙って設計されています。
大きなカーリーで広範囲にアピールする物と状況に応じて使い分けましょう。

ボディ素材

アーバンシュリンプのボディは適度に張りがあって硬め。
前作のアーバンクローラーが柔らか素材だったのと対照的ですね。

味・臭い

アーバンシュリンプは割と汁が多いです。
この汁がチヌやキビレの嗅覚に訴え、口を使わせる最後の一押しになります。

またアーバンクローラーは甘い香りがしたのですが、アーバンシュリンプにはそのような臭いがありません。
ただ紛れもなくアミノXは入っていますからご安心を。

レッグ

アーバンシュリンプ

長く細いレッグもいい仕事していますよ!
僅かな水流でもたくさんのレッグがピンと動き、他のパーツと相まってアーバンシュリンプに生命感を吹き込んでいますね。

フックセット用スリット

アーバンシュリンプ

アーバンシュリンプにはボディ中央にスリットがあります。
これによってフックを刺す時に中央から針先を抜きやすくなります。

位置が合わずに何度もフックを抜き差ししていたらワームが傷みますが、アーバンシュリンプなら1発で決まる!

 

アーバンシュリンプ

また冬などチヌ・キビレの活性が低い時や、スレていて食わせのアプローチでは口を使ってくれない時にはボトムバンプなどリアクションのメソッドが非常に有効となります。

しかしリアクションの釣り=ミスバイトも増えてしまいます。
チヌ・キビレが奥までワームを吸い込めていない、あるいは釣り人側がアタリを捉えるのが遅れてしまう。

その解決策の一つとして、根掛かりの心配が少ないポイントではストレートフックを使用することが挙げられます。
針先が大きく出ているストレートフックなら、深く確実なバイトでなくても口内のどこかに掛かる確率がグンとアップします。

しかしストレートフックは、オフセットフックよりもフックを抜く位置がシビアですよね?

アーバンシュリンプには、そんなあなたの為に嬉しい一工夫が設けられています。
フックのアイ側にはシルバーウルフフックSSストレート#1用、フックのベンド側には#1/0の穴があります。

アーバンシュリンプ
引用:ダイワ

アーバンシュリンプに抜かり無し!

裏面

アーバンシュリンプ

ボディ裏面。
2トーンーのカラーは背中側とお腹側で色が変わります。
特にボトムバンプで使用した時には、アーバンシュリンプのカラーの急激な変化によって視覚的リアクション食いが起きます。

胴のくびれ

アーバンシュリンプ
引用:ダイワ

アーバンシュリンプのボディには大きなクビレがあり、チヌ・キビレの口の中で折れ曲がり、フッキング時の妨げにならないように工夫されています。

前作のアーバンクローラーでも同じ工夫がしてあり、おかげでフッキングは上々でした。

そうしたことからも監修したもりぞーさんがフッキングのしやすさをワームに求めていることが汲み取れます。

インプレ

サーチ力

高梁川

私のホームである高梁川は、広くてフラットで変化が乏しく掴みどころがないのが特徴です。
こうしたフィールドではアーバンシュリンプには強烈なアクションがない分、チヌやキビレを寄せる力は少ないと実感しました。

最初に魚を見つけるまでに素早く広い探るには不向きかなと。
そういう目的ならクレージーフラッパーの方が向いています。

リアクション能力

魚がいるけど口を使わない…そんな時は強から弱へとワームのアピール力を落としていくイメージがあると思いますが、チニングは逆のケースも多い。
強烈なアクションの方がチヌやキビレのやる気にスイッチを入れるということが多いのです。
その点でも爆発力なものではクレイジーフラッパーの方が上かなと。

ここまで書くとあまり良いワームじゃないというイメージを持たれるかもしれません。
しかしアーバンシュリンプの使い所はここからです。

食わせ能力

クレイジーフラッパーやアーバンクローラーを散々投げてバイトが全く出なくなったらあなたはどうしますか?
魚が移動したと判断してポイントを変える人が多いのではないでしょうか。

しかし多くの場合そこにはまだ魚がいるということを知っていますか?
そしてそいつらはもう口を使わない。

そんな時はカラーを変えて…というのは私はあまりオススメしません。
極端なハイアピールカラーから極端なローアピールカラーへとカラーを変更するならまだしも、そうでないならキリがないし効率が悪すぎるからです。
そんなことを言っていたら1つのワームに対して5種類も6種類ものカラーを持ち歩かねばならず、バッグの中もパンパンになりますね。

そんな時はカラーよりもワームそのものを別の物にするのが効率が良いのです。

強いアクションが魚をやる気にさせることは多いと書きましたが、逆に強波動を嫌う魚もやっぱりいるのです。
警戒心が強い個体とも言い換えられます。

時としてリアクション要素の強いアクションが逆効果になってしまう。
そんな個体を拾う為の移動する前の一手としてアーバンシュリンプは非常に有効でした。

リアクションに対する食わせのワームという訳ですね。

浅いバイトが多発する群れ

巻きでは全くバイトがないのに、止め&シェイクならバイトが多発するパターンがあります。
多分真剣にチニングをやっている人なら大体経験したことがあるのではないかと。

そのアタリというのがガッ!という一瞬のショートバイトではなく、、モゾ…というその場で加えて吐くようなアタリ。
そういう時って面白いことにその個体だけじゃなくて、その群れ全部そういうアタリの出方がします。

これは活性というよりベイトの違い。
チヌ、キビレはマテガイが千切れることを知っていてジワッと引っ張るのです。

マテガイの頭だけじゃなくて、ちゃんと引っ張り出して貝殻部まで食べるんです。
何度も釣って胃の中見てるんで間違いありません。

他にもこういうアタリの出方が多発するパターンは複数あるんですが、長くなるので置いといて。

そういう時は強波動系のワームは極端に食いが悪い。
弱波動でないと食わせないのです。

ということで今までは2インチのリトルスパイダーに落とすという対応をしていました。
しかしこのパターンに濁りが加わってしまうとリトルスパイダー2インチではシルエットが小さいのがネックでした。

アピール力は落としたい。
しかしシルエット(存在感)は落としたくない。
それがアーバンシュリンプで一気に解決しましたね!

アーバンシュリンプ2.4

アーバンシュリンプ

外観

アーバンシュリンプ
背中側
アーバンシュリンプ
腹側

2.4はノーマルモデルである2.8に続く後発で、一回りサイズダウンして食い渋りに対応させたモデルです。

2.8と比べると確かに小さくなっていますが、形状も変わっているのが分かりますか?

 

アーバンシュリンプ

アームは割合的に短くなり、先端は2.8よりもサイズアップしているじゃないですか!

 

アーバンシュリンプ

レッグも4本増えており、頭の2本は逆向きについています。

特徴

形状に変更があったのは伊達ではありません。

2.4インチにサイズダウンすることによって水の抵抗感が減って操作性が悪くなり、それを解決するためにアームを大きくしてレッグを増やしたわけですね。

つまり水押しによるアピール力は落とさず、シルエットを小型化することによって活性が低いチヌ・キビレの食い渋りに対応させたということですね。

インプレ

2.4を使ってみた感想ですがこれだけで通せるようなワームではないなと。

ハッキリ言うと魚の活性がそこそこ高ければ使う必要性を感じません。

これはオールマイティーさで競うのではなく、2.8でも口を使わない渋い状況を打破する為にあります。

ワームを加えたまま引ったくっていかない「…クッ…」系のバイトが多発する時はもってこいなワームですね。

そんなバイトだけが延々続く日は年中ありますので、魚はいるのに釣れない…という時に使ってみてください。

アーバンシュリンプの使い所まとめ

アーバンシュリンプはこんな時にオススメ

・低活性時
・警戒心を持つ個体
・強波動を嫌う個体
・アタリが小さい時

などにアーバンシュリンプは特に有効です。
一般的に言われる強波動系とは逆のシチュエーションで使うのがアーバンシュリンプの正解でしょう。
やはり強波動系で出来ないことを補ってこその弱波動系です。

アーバンシュリンプは冬に強いイメージを持っている人も多いかと思いますが、使い所にハメられる人なら季節は問わず年中使えるはずです。
バッグの中に常に常備しておきたいですね。

ワーム、ライン、フック、シンカー…もりぞーさん推しの商品は、チニンガー達によって必ず定期的に売り切れます。
歴史が証明するように、アーバンシュリンプもいずれ必ずそうなるかと。
欲しい方は在庫があるうちに買っておいた方がいいですよ。

アーバンシュリンプのカラーラインナップ

アーバンシュリンプ
引用:ダイワ
アーバンシュリンプ
引用:ダイワ

しょせんカラーなんで絶対的なことは言えませんが、一つの目安として上のような表があります。
それに対して以下は私の主観ですw

グリーンパンプキン

確かにグリーンパンプキンはオールシーズン状況を選ばず釣れるオールマイティ―なカラーですね。
クリア・ステイン・マッディ・デイ・ナイト、一年中全ての状況で安定した釣果が望めます。

ただ逆にグリーンパンプキンムッチャ効く~!…というほどの爆発力もありません。
確かな実績はあれど面白みがないので私があまり使わないカラーです。

ただ一般的には外せない鉄板カラーなので、皆さんは押さえておきましょうw

グリパンチャート

実績に裏打ちされた鉄板カラー!

グリーンパンプキンよりもアピール力があると言われ濁りに強い場所で好んで使用される傾向がありますが、別にクリアウォーターでも弱いカラーではありません。

時期や時間帯を選ばず使える、グリーンパンプキンにアピール強化版。
2トーンカラーはリアクション要素も強く爆発力があり、私は好んで使用しています。

サンドシュリンプ

アピール力を押さえた薄い透過カラーが特徴のサンドシュリンプ。

アーバンシュリンプ自体が冬中心の使用を前提とされている為、スタンダードカラー以外はまず透過カラー…というくだりがあるそうです。
プレッシャーが強まるクリアウォーターなど、派手なカラーを嫌がる状況に使いましょう。

レッドクロー

もりぞーさんは自身の数千枚に及ぶキビレを釣ってきた経験からナイトゲームでは赤・オレンジ系が効くという持論をお持ちです。

レッドクローは濁りが強い状況で使用するという点でグリパンチャートと用途がかぶっていますが、プラスでナイトゲームという光量が少ない環境で使ってみましょう。

エビミソレッドゴールド

ナイトゲームの万能カラー。

濁りが少ない状況ではレッドクローよりもエビミソレッドがオススメとのこと。
私ごときの経験では…う~ん、なんとも言えませんね。

エビミソレッドにしろレッドクローにしろ、確かにナイトゲームでこのカラーで釣ってきたんですが(アーバンクローラーです)、今のところは普通に釣れるカラー…という感じです。

他のカラーじゃ全然食わないのに赤系だけ連発しまくり!
隣の人と同じタイミングで同じ地点に着水させて同じアクションなのに差が出る!

…というレベルの効果は実感出来ませんw
実際にナイトゲームで有効とは言い切れませんが、有効じゃないとも言い切れません。
こればっかりは何年もかけて検証しないと分かりません。

ちなみにもりぞーさんがツイッターでナイトゲームで赤系が効くと言われたら、何故か急に他の人達が一斉に「やっぱ夜は赤が効くわ~!」と言い出したのには苦笑した経験がありますw

ちなみに私は低学歴なのでよく分かりませんが、生物学的にはチヌは色盲かそれに近いらしいです。
それを濁った水や夜に識別出来るか?と言ったら正直アレですが、本当の所は魚にしか分かりません。

ちょっと偉そうなことを言わせて貰うならば、誰かがそう言ったから…じゃなくて自分の釣果で判断すべきだと思いますね。

激濁りフィールドでクリアカラーでよく釣ってる人もいますよw

グリパンオレンジ

アーバンクローラーでグリパンオレンジが出た時にこれ絶対釣れるわ!と思ったカラー。
真っ先に試したんですが、やっぱりよく釣れます。

グリパンチャートと甲乙つけ難い安定した釣れっぷりで、濁りが入っている時によく使います。
もりぞーさん的には濁り+夕マズメなど光量が少ない時用とのことですが、昼でもよく釣れます。

ナイトゲームを中心にしながらも、固定観念にとらわれずに色んなシチュエーションで使いたいカラーです。

ウォーターメロンペッパー

チニングワームと言えばグリーンパンプキンかウォーターメロンというぐらいの鉄板。
あくまで個人的なにですが、年間を通じてウォーターメロンにやや軍配が上がる傾向があります。

状況が分からない時にとりあえず外れがない色を…という時に使用します。

淀川スペシャル

グリパンにグリーンのラメが入った淀川スペシャル。
クレイジーフラッパーの淀川クローと方向性は同じですね~。

ちなみに淀川クローも結構使ったんですが、特に強い状況はありませんでした。
グリパンやウォーターメロンと同じくオールマイティーな分、爆発力もない感じ。

淀川スペシャルはグリーンフレークではなく大き目のラメにしてアピール力を上げた感じですね。
てグリパンチャートとどっちが好成績かな?というのが気になる所です。

上の表ではグリパンチャートに比べて濁りの状況やアピール力では1つ劣りますが、ナチュラル・ナイトゲーム・クリアウォーターに1つ強くなっています。

まとめ

・もりぞーさん監修チニングワーム第2弾
・微波動セッティング
・強い波動を嫌う個体に強い
・実績のあるカラーラインナップ

以下のチニングで使用するワームのまとめ記事も読んでね!

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