まいどです!
ほーぷれす(@hopeless_orz)です。
いやーこのプラグはやばい!
是非皆さんに知ってほしいのでご紹介します!
エビコン60Sのインプレ!使い方や代用品は?
エビコン60Sはインクスレーベルとブルーブルーというの2大人気メーカーのコラボ商品です。
謳い文句は
「ボトムを攻めても根掛かりしない」
「根魚やチヌを狙うためのプラグ」
その真相や使い方を徹底調査!
大人気ルアーなので買えない人もおられると思いますので、代用品など徹底調査しました。
是非読んで下さいね!
動画を見てみよう
レオンさんによる解説動画です。
釣りまくっていますね。
ユーザー目線のインプレは私が下で書くとして、まずはメーカーサイドの解説を見てみましょう。
エビコン60Sの外観
まずは横から見た写真。
バイブレーションとしてはアイの位置がかなり前方にある…と思っていましたが、メーカーとしてはこれはバイブではなくリップレスジャークベイトという括りになるそうです。
前から見るとエビコン60Sの個性が出ますね~。
バイブレーションとしては異例の横幅の広さです。
外見的にはバイブレーションというよりも、ほぼクランクベイトです。
リップの有る無しと、アイの位置の違いですね。
エビコン60Sのボトム姿勢
ボトムで立つ!
僅かな水流やラインテンションでもユラユラと揺れて魚を誘います。
だからほっといても勝手に魚が釣れちゃうんです。
メーカーの説明
こちらはルアーのパッケージの説明です。
全長 | 60mm |
重さ | 9.5g |
タイプ | シンキング |
リング | #1 |
フロントフック | #10 |
リアフック | #12 |
価格 | 1430円(税込) |
コンセプトは以下です。
- エビの動きを再現した
- ボトムステイでも釣れる
- 大型を狙って釣りたい
エビコン60Sのカラーラインナップ
カラーに関しては絶対的なことは言えませんし、メーカーの考えや使い手の考えも様々でしょう。
ただ人気なのは
- アダルトピンク
- マットチャート
だそうです。
根魚狙いなら派手に越したことはないでしょうね。
しかしチニングに使いたいなら
- レッドシーガ
- ランバンバレット
は持っておきたいですね~。
レッドシーガは赤と緑というチヌには鉄板の色の組み合わせで悪いはずはありません。
元ブルーブルー・テスターの森岡さんはチヌ狙いの時、ナレージのレッドシーガを一押ししていましたね。
ランガンバレットは同じくブルーブルーテスターの山田大輔さんがナレージでチヌを釣りまくるんですが、チヌを釣る為の拘りを詰め込んだカラーです。
なお、個人的なオススメ・鉄板はピンクキャンディです。
ピンクキャンディはシーバスではメジャーなカラーですが、何かよく分からない…という方も多いかと思います。
個人的な解釈としては色んなカラーが混ざっててよく分からない&ピンクバックでアピール&フラッシング効果…というのが特徴だと思います。
よく分からないか…w
早い話、よく分からない曖昧な色というのはその分何にでも似せられる万能カラーとも言えるのです。
フライフィッシングで言うところのアダムスパラシュートみたいなものです。
よく分からないか…w
その万能を持ちつつもアピールを高めたカラー…という認識です。
実際ピンクキャンディは何にでもよく効くカラーです。
迷ったらこれ!って感じで決めちゃえばいいので無難ですね。
ミニマルとの違い
ムラソイに効いて買いまくったミニマル…
— tomo@ジギング (@LSJ_1091) March 18, 2016
メバルやカサゴはもちろんトラウトもバスも釣ったな pic.twitter.com/P5nEqjB7zG
レオンさんがブリーデンにいた頃に世に広めたミニマル。
このして見ると似てますね。
違いとしては…
- 飛距離が出る
- 底取りが早い
ということかと。
ミニマルがメバルを意識しているのに対し、エビコンは根魚を意識して作られています。
横幅を広げてファットなルアーにすることで、全長60mmでありながら重量を持たせつつ、浮力も確保して食わせられるフォール速度に抑えた訳です。
エビコン60Sの弱点
このルアー最強!どんな時でもこれ1つでOK!
…なんて言われた胡散臭いですよね。
当然エビコン60Sにも弱点があります。
それはフォール速度が遅いということです。
大体ですいませんが、50cmフォールさせるのに約2秒かかります。
m/4秒って、エギを使ってるのと同じ感覚です。
このユックリとしたフォールはまさにフォールで食わすには最高だと思います。
食わせに拘ったスローフォールが売りでもありますしね。
しかし浅場以外の根魚を狙うには遅すぎると感じる人が多いかと思います。
底が取れねーよ、と。
当然開発者のレオンさんもそれは分かっているので対策があります。
そう、フロントフックを外してシンカーを付けることによって遠投&ディープに対応させる訳です。
なんとこのシンカーチューン…エビコンの動きを妨げないのです!
ただフォール速度だけは速くなってしまう…というかそれが目的なので、フォールで食わせにくくなります。
だから底取り出来るギリギリの重量に留めるのが良いです。
これがボトムチューン時の水中姿勢。
ちなみにラインアイにシンカーを付けることもできるんですが、そうすると更に垂直に近い状態で立ちます。
状況によって使い分けて下さいね。
レオンさんがツイッターでエビコン用に紹介していたシンカー。
ただのタングステンシンカーというだけではなくドロップ型なので全長が短く、クリッと捩じるだけでエビコンのアイに着脱できるのが楽!
自分はアゴリグシンカーを使っていませんが、それには理由があります。
- 使ってないシンカーを活用したい。
- フックが曲がった時に現場で交換したい
など。
上のスプリットリングプライヤーならアゴリグシンカーじゃなくて普通のシンカーでも脱着可能なので。
これなんとペンチの代わりに最適なのです。
チヌや根魚などは口が小さいので、針を外すには先の細いこちらが最適。
先端はL字に折れ曲がっておりフックをしっかり挟めます。
チニングの時に奥まで飲まれたフックもこれで押し込むことによって簡単に外せます。
今ではな私にとってなくてはならないツールです。
ちなみに私の考案ではなく、ダイワのもりぞーさんが紹介していたので真似をさせて頂いています。
エビコン60Sは根掛かりしない
根を攻められるプラグなんて発想が凄いですよね…
ちなみにこのエビコン60Sですがテキサスリグよりも根掛かりしません。
整然とした敷石、ゴロゴロした隙間だらけのロックエリアなどで使いまくりましたが、全く根掛かりしません。
根掛かりさせてみようと思って、あえてそういう所でボトムを叩きまくったのです。
もちろん拾いに行ける前提の場所ですよ!
水中にゴミを残してしまうことになりますからね。
その間テキサスなら4回も5回も根掛かりしたんじゃないかと思います。
そう考えるとコスパ的にとても優れています!
何でそんなに根掛かりしないの?かというと…
- スローフォール
- ボトムで立つ
という高浮力の為せる技だった訳です。
それでも根掛かりしちゃったら…
そんなエビコン60Sですが、絶対に根掛かりしないのか?
というとそうではなく、実は苦手な物があります。
- 水中のライン
- ゴミ袋
岩やら木の枝なんてスイスイ乗り越えちゃうのですが、このようなゴミは拾ってしまいます。
しかしエビコンはボトムを攻めて帰還することを最大の目的としたルアーです。
実は対策がしてありまして…
フロント#10、リア#12という若干細めのフック。
もしも根掛かりした時は、ラインを手で引っ張って手繰り寄せることによってフックを曲げて回収可能。
それを踏まえた上での番手に設定されている訳です!
とはいえ多少の魚がかかったぐらいでグニャグニャ曲がりはしませんから大丈夫ですよ。
使用するなら0.8号から~1号のPEラインがオススメです!
エビコン60Sの使い方
ダート&フォール
この使い方が基本となります。
エビコン60Sはロッドでチョンチョンすることによって左右に綺麗にダートして跳ね上がります。
リップを持たないプラグでこのダートはよく出来ています!
その後のフォールがまた秀逸で、フワ~っと落ちていきます。
レオンさんが拘ったのはこのフォールスピードだそうです
ステイ
何が凄いって、20秒くらい止めててもバイトしてくるんです!
ボトムでユラユラ動くので魚もたまらないんでしょうね。
また、その状態でラインテンションを張り気味にするのもいい誘いになります。
巻き
エビコン60Sは巻いてもいい動きします。
ミノーみたいにブリブリウォブリングをする訳じゃないんですが、絶妙に揺れてくれるのです。
動きとしては「大人しめのシンキングペンシル」と言った感じ。
これはフィッシュイーターが好む動きです。
根魚なチヌだけじゃなくて、湾奥や河川の(飛距離がそんなに要らない場所での)シーバス釣りにも使えます!
エビコン60Sが買えない…
ブルーブルーのルアーは大人気!
おひとり様一つまでとか3000円以上ご購入のお客様に販売しますなどという販売方法をやっている釣具屋は珍しくありません。
加えてネットではプレミア価格…一時のメガバスのようですね~。
正直全然根掛かりしないルアーなので、値上がりしていても買う価値はあると思います。
定価より高いと損した気持ちになるけれど、僅か数百円の差を惜しんで使わない期間の方がもったいないですから。
在庫があればどうぞ。
エビコン60Sの代用品
在庫がないから買えないんだよ~
使ってみたいよ~
…という方の為に代用品のご説明です!
はい、ダイワの名作ピーナッツ!
これはチニングには昔からやっている人もいますね。
フロントフックを外して1.5~3g程度のシンカーをつけて使うとエビコン60Sの代用品完成!w
本家に比べて浮き姿勢が水平に近いですね。
ただし止めている間のプカプカゆらゆらは、こちらもなかなか良いです。
ただこんな感じなんだな~ということは掴んでもらえると思いますし、ちゃんと釣れますから試してみて下さい。
ただ本家の方が根掛かり回避率やら、浮き姿勢やらはやはり優れています。
ちなみにアミコンもよく釣れますよ!
コメント
コメント一覧 (2件)
ほーぷれすさん、こんにちは!
エビコン、LEONさんがちょくちょく言及してて気になっていたんですが面白そうですね!
バスルアーにはなりますが、一見するとレイドジャパンさんのレベルバイブとちょっと似てなくもないなと思いました。
レベルバイブをチニングに使うとどうなるんでしょうか…根がかり対策にダブルフックにチューンした方が良さげでしょうけど。笑
ままかりさん、まいどです!
確かに外観はレベルバイブに似てますよね!
しかし厚みや浮力が全然上なので別物になります。
エビコンはバイブじゃなくてリップレスジャークベイトなので、あまりブルブルしないです。
レベルバイブかっこいいし重量的にもチニングに良いですよね。
ただこれじゃないと…という特徴もないのと1800円という値段に使用を躊躇してしまいますw
自分ならフックはノーマルのままで、根掛りしないように使います!