オイカワって美味しいの?
かなり美味いですよ!
冬には寒バエとよばれ美味であることから食用としても親しまれてきたオイカワ。
今の若い人たちは川魚を食べないんですが、それも無理もありません。
というのもオイカワを食べる文化がある岡山県民の私ですら、売ってるところをお目にかかったことがないほどですから。
今やオイカワ料理は釣り人の特権といっても過言ではない…ということで今回はオイカワの料理法について分かりやすく解説!
この記事を読んで、次の週末はあなたもオイカワパーティーを堪能しましょう♪
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
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下処理
まずはオイカワに塩を振って揉んだ後、水で流しながら表面のヌメリを取ってください。
こんな小さな魚のウロコを包丁で取るのは大変だ…
オイカワのウロコはとても薄いのでそのまま取らずに料理しても大丈夫。
だからたくさん釣れた時は時間をかけて鮮度を落とすぐらいならこの工程は省いてもかまいません。
ただ気になる人もいるでしょうし、取った方が臭みが減るのも事実。
ということでペットボトルのフタで片面ずつ1~2回適当にこするのが手っ取り早くて楽ですよ!
しかし小さなオイカワのウロコを包丁で取るのは大変…ということでペットボトルのフタを有効活用!
片面ずつ1~2回こするだけで十分です。
その後はオイカワのお腹を切って水で洗いながら内臓を取るのですが、これがまた面倒なんですよね(笑)
これも包丁使ってたら時間がかかりすぎるので料理バサミを使用しましょう。
上の画像の点線のように下から上にエラの後ろを切り、次にお腹を肛門まで切るのが早いですね。
ただしハエ釣りは束釣りといって100匹釣れることもあるので、たくさん釣れた時は画像のように料理バサミで内臓ごとL字に切り取るとむっちゃ早いですよ!
ただしこの方法は可食部が減るという諸刃の剣です。
唐揚げ
オイカワが釣れたらまず一番に食べてほしい料理が唐揚げ。
オイカワの身は淡泊で、イワシを上品にしたような味がします。
これが唐揚げに合わない訳がないッ!
キッチンペーパーでオイカワの水気をとってからビニール袋に入れて、そこに唐揚げ粉を適量投入。
次に袋をフリフリしてオイカワの全体に唐揚げ粉をまぶしてください。
唐揚げには10cm未満の小型のオイカワが適しており、それ以上になるとしっかり揚げてやらないと骨が残ります。
なので私は良型のオイカワが釣れたら後で説明している塩焼きにしています。
小型のオイカワは1~2分揚げて衣がこんがりキツネ色になればスナック菓子のように骨ごとバリバリいけるので、二度揚げやら油の温度がどうやら難しいことは一切ありません。
テンプラ
唐揚げより少し手間がかかるけど、個人的にはテンプラに軍配が上がります!
というのも唐揚げにしたら強制的に唐揚げ味になっちゃいますが、テンプラにして塩で食べれば素材の味をそのまま楽しめますからね。
唐揚げよりも衣が分厚い(≒熱がガードされる)ので、鱗をとって頭を落としてやらないといけません。
また小型はそこまでしなくてもいいですが、12cm以上になると中骨をとってから揚げないと口の中に残ります。
お腹からではなく背開きにしてくださいね。
南蛮漬け
オイカワの一番美味しい食べ方は?と聞かれたら南蛮漬けと答えるハエ釣り師が多い。
揚げ物と甘酸っぱいタレは相性がよく、酢豚などが好きな人ならご飯が止まらなくなります♪
鱗と内臓をとったら片栗粉をまぶします。
- オイカワ
- にんじん
- たまねぎ
- ピーマン
- 鷹の爪
野菜はすべて千切りにしてください。
ちなみにネギも合いますし、パプリカもオシャレです。
- 水6
- 酢3
- 醤油1
- みりん1
- 砂糖1
- 出汁適量
南蛮漬けの汁の味は家庭によって様々です。
甘い方が万人受けして食べやすいですが、酸っぱくないと物足りないという人もいるはず。
最初にこの割合でちょっとだけ作って味を確かめた後、お好みで酢と砂糖の割合を変えるのが正解です。
作り方のコツとしては最初に酢以外の材料を鍋に入れ、沸騰したら酢を加えてください。
最初から酢を入れると酸味が飛んでしまうので注意!
袋の中に片栗粉とオイカワを入れてフリフリし、油で揚げます。
中火で1~2分ほど揚げてキツネ色になればOK!
10cmを超えるサイズはもう1分揚げないと骨が残るので注意です。
後は切っておいた野菜と作った調味料とオイカワをタッパに入れれば完成!
半日ぐらい置いた方が味がしっかり染みて美味しいですよ。
塩焼き
オイカワの塩焼き(素焼き)は10cm以上の型がないと身が少なすぎて成立しません。
ということで良型が釣れた時はぜひ試してほしい料理法ですね!
ただし塩焼きはシンプルなゆえに誤魔化しが効きません。
オイカワは川によって味が異なるのでとても美味しいこともあれば、臭みや苦みが感じられることも。
あなたの川はどっちでしょうか?!
塩を振る…といいますが、量を見誤るとしょっぱくて食べられなくなります。
手に塩を適量付けてオイカワを軽く揉むように触るだけでOK。
次に鉄串をオイカワの口から刺して頭の後ろから抜いてください。
これが一番強固な付け方でして、網で焼いた時にこびり付いても串から外れにくくて食べやすいのです。
油をひいてキッチングリルで中火で5分ほど焼けば完成!
まとめ
- ウロコ取りは必須ではない
- ウロコ取りはペットボトルのフタが楽
- 内蔵の処理は料理バサミが楽
- 万人受けするのは唐揚げ
- 通が唸るのは南蛮漬け
- 素の味を楽しめるのは塩焼き
他にも甘露煮とか焼いて出汁にするとか色んな料理法がありますが、この3つの料理法から入るのがオススメです。
オイカワ食いたくなってきたな~。
通販で買えないかな?
残念ながらAmazon、楽天、Yahoo…
いずれでも取扱いはありませんでした。
ということでオイカワ釣りを始めるか、他の川魚を食べて気を紛らわせましょう!
ワカサギも美味しいですよ(笑)
オイカワ釣りのまとめ記事はこちらをどうぞ!
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