まいどです!
ほーぷれす(@hopeless_orz)です。
2022年1月に発売されたシルバークリークエアTWストリームカスタム。
トラウトアングラーの話題をかっさらっていった話題のリールでしたが、しばらく使ってみてどうでした?
私的にはいい所もあれば悪い所もありました。
シルバークリークエアTWストリームカスタムは買いなのか?!見送るべきか?!
それでは最後までお読み下さい!
シルバークリークエアTWストリームカスタムとは?
バス用のベイトフィネス機の新スタンダードと言われたアルファスAir。
そのアルファスボディでソルト界に登場した月下美人AirTW PEスペシャルはその実力をいかんなく発揮しました。
そしてついにダイワのトラウトルアーフィッシングブランド…シルバークリークもその流れでアルファスボディで登場という訳です。
渓流アングラーなら待ちに待ったこのリール!
もうベイトフィネス機はダイワの一人勝ちですね~。
それではシルバークリークエアTWストリームカスタム、その全容を追っていきましょう!
デザイン
うおおおお!!
無茶苦茶カッコイイ!
- 落ち着いた渋いオリーブ基調がトラウトタックルのイメージにマッチ!
- そしてゴールドパーツがよく似合う!
- 更にやっぱりコルクグリップノブ!
- シルバークリークの文字がカッコイイ!(”月下美人”のロゴは不評でしたw)
これは渓流アングラーならみんな欲しくなるんじゃないですか?w
想像してみて下さい。
禁漁シーズンには部屋に シルバークリークエアTWストリームカスタムを飾っている場面を。
そしてそ の横に数種類のスプーンを置いている場面を。
こうなるともうオブジェクトの世界。
トラウトファンの心をくすぐる一品となっています。
釣具って性能も大事ですけど、見た目も超大事ですよねw
発売日はいつ?
2022年1月ということが決定されています!
えー!もうすぐじゃないですかやだー。
こりゃ正月の初売りでお金を使い切る訳にはいきませんね~!
これなら渓流解禁の3月に余裕を持って臨めますね。
ダイワ、グッジョブ!!
ダイワはよほどアルファスAIR TWのボディが気に入ったんですね。
色んな機種に使い回しており、その分開発も早いのでしょう。
気になる価格は?
定価で47,200円。
楽天市場では待望の予約も開始されました。
やっぱり楽天市場は新製品の予約には強いですね!
楽天市場の最安は釣具のキャスティングさんで
41,536円(税込)
となっています。
もちろん送料無料。
12/1はポイント高還元だった為、4150ポイント付きます。
よって実質37,386円ですね。
これは渓流ファンなら買いでしょう。
1月発売なら、もう予約しとかないと絶対売り切れますよ。
特徴
ストリームトラウトブレーキチューン
シルバークリークエアTWはなんでも糸巻量の推奨が設定されており、PEライン使用時にベストな性能を発揮できる渓流ベイトフィネス専用機だとか。
トラウトもPEか~、時代は変わったな~。
それはさておき、PE用ベイトフィネス機…って月下美人Airと同じでは?
ボディが同じでスプールも同じように28mm径ならば、性能的な部分ではやはりブレーキセッティングで違いを出すはず。
そう思って調べているとストリームトラウトブレーキチューンを採用しているとのこと。
なんじゃそりゃ?と思っていたら何とインダクトローター固定式ですと?!
なるほど。
渓流とソルトはシチュエーションは真逆。
広い空間でロッドを振りぬき飛距離を求めるソルトに対し、渓流で必要なのはアキュラシ―です。
用はブレーキが常に安定して効くようする為にインダクトローターを固定したのですね。
さらにPEを推奨はしていますがナイロンラインやフロロカーボンラインも使えるように仕上げたのだとか。
素晴らしい!
まぁPEしか使えないリールでは、ソルトと違って売れないでしょうしね。
G1ジュラルミン製スプール
アルファスAirTWや月下美人AirTWと同じく、シルバークリークエアTWストリームカスタムも28mm径のG1ジュラルミン製のスプールが搭載されています。
まぁこれは誰しも予想していたことでしょう。
G1ジュラルミンとはマグネシウムの2倍の強度があるアルミ系合金であり、航空機や精密機器等にも使われるらしいです。
それはスゴイことなのでしょうが、私は大学を出ていないので難しいことは理解出来ません…。
強度が高い=同じ強度なら軽量に出来る。
ダイワはそこに目をつけて、シルバークリークエアTWストリームカスタムのスプールには穴開け加工をせずに、厚みを減らしています。
これって分かる人は分かると思うんですが、スプールの良質な回転に良い影響をもたらすんですよね。
穴開きスプールはどんなに精密に計算されていたとしても、どうしても回転にムラやブレが起きやすいのです。
良いスプール=精度が高いスプール。
そしてベイトフィネス機は誤魔化しが効かない。
穴開けをせずに肉薄化は良い判断だと思います。
ハイパードライブデジギア
要は「ジュラルミン素材で出来た精度の良いギア」です。
精度が良いということはパワーロスもなく、巻き心地は滑らかでノイズもありません。
シマノにもHAGANEギアというのがありますね。
ダイワは切削加工、シマノは一発プレス。
素材は同じジュラルミンで、加工の違いです。
釣りに使う程度の負荷では関係なく、双方とも優れたギアです。
ハイパーダブルサポート
ハンドルの回転がメインギアを通して伝わり、スプールを動かすピニオンギア。
そのピニオンギアの両端にボールベアリングが入っています。
これによってハンドルを巻いた力をそのままスプールに伝える為、リトリーブが軽くなりますし、魚がかかった時の巻上力も向上します。
ハイパーアームドハウジング
もう必殺技の名前みたいですね…
メインフレーム、サイドプレート(以前はZAIONでした)、セットプレート(以前は樹脂製)にアルミを使用することです。 素材の変更に加えてボディ自体がコンパクトになったことで更に剛性が上がり、その上軽量です。
シルバークリークエアTWは170gと非常に軽量ですね。
月下美人AIR TWでもそうでしたが、負荷が加わった状態で巻いても歪みは感じません。
巻き心地、パワー感はいいですよ~。
ハイパータフクラッチ
ハイパー、ハイパー、もうええわ!
でも我慢して読んで下さい。これでハイパーは最後ですから…w
クラッチは釣りにおいて何度も何度もオンオフを繰り返すので、耐久性が必要とされる箇所です。
ソルトの釣りでも固着を99%減らしたクラッチシステムだそうです。
99%と言われても、何件が何件に減ったのか分からないと評価できないんですけど…。
渓流で使用する分にはリールがぶっ壊れるまで大丈夫でしょう!
TWS
Tウィングシステム。
もう浸透してるんで説明不要かもしれませんが、ダイワのレベルワインダーです。
シマノのレベルワインダーだとリールの左右どちらかに偏っている時は、誰でも分かるくらい飛距離が落ちます。
TWSはラインの抜けが抜群によく、特に軽量ルアーだとその差は顕著です。
これもトラウトフィッシングにおいて、大きなメリットになるでしょう。
UTD
アルティメットトーナメントドラグ。
歳を重ねるごとにこの手の名前は恥ずかしく感じて口にするのが躊躇われます。
UTDは一瞬の強い負荷が加わった時はドラグが出にくく、その後はスムーズに出ていきます。
ライン・ロッドの破損を防ぐ防御の機構としては真逆なので、ソルトの大物相手には向きません。
しかしヤマメ、アマゴ、ニジマスなどの渓流魚ならむしろこれはプラスに働きます。
フッキングはしっかり出来て、その後はばらさないようにドラグが効いてくれるからです。
ゼロアジャスター
「これってメカニカルブレーキと何か違うの?」
と思ったことがある人もおられるかと思います。
メカニカルブレーキはスプールの軸を締めることで、物理的にスプール回転にブレーキをかけるものでした。
しかし今のリールは大変性能がよく、マグダイアルの調整だけでバックラッシュしなくなったのでメカニカルブレーキはある意味で不要なのです。
「ルアーがスーッと落ちていくぐらいにメカニカルブレーキを調整する」
というのが昔は常識だったのですが、リールの進化はすごいですね。
ということで…
締めすぎたらスプールレスポンスを損なう。
緩めすぎたらスプールがガタついて回転に悪影響。
だからガタ付きが0から0.2mmほど余裕を持った調整が一番なのです。
そこでカチカチというクリック式をやめて微調整が効くようになりました。
そして固くて動きにくくなり、一度合わせたらもう触らないでいい…ということです。
機能というより、目的が変わって呼び名も変わったようなものですね。
ドラグ引き出しクリック
シルバークリークエアTWストリームカスタムはドラグクリック音が出ます。
私としては別にどっちでもいい機能なんですが、アルファスAIRはクリック音が出なくて不評だったんですよねw
置き竿でアタリを知らせるとか、ファイト中であることを周りに伝えるとか、渓流では関係ないですし。
臨場感は出るでしょう。
80mmクランクハンドル
コンパクトな80mmハンドル。
クランク形状のハンドルは重量がリール本体側に寄りやすく、手もリールに近付くので巻いていてブレにくいです。
それにしてもコルクのハンドルノブは格好いいですね~!
動画を見てみよう
- 抜群のロケーション
- 雰囲気のあるタックル
- そしてベイトタックルならではの精度
こんな動画見せられたら脳汁出ます。
渓流はこのようにキャストスペースが非常に限られますし、飛距離よりもキャスト精度の方がずっと重要になります。
それは様々なキャストフォームを要求されることを意味しますから、どのような体勢からの投げ方でも常に一定のブレーキを効かせる為にインダクトローターを固定にしたことは良い判断ですね。
ソルトみたいに広い場所で振りかぶって遠投する訳ではありませんから。
さすが渓流専用設計!
今後に目が離せません。
コメント
コメント一覧 (2件)
必殺技で笑いましたw
さらにハイパーで追い討ちw
次はウルトラくらいになるんですかね。
マジでカッコいいですね。
最近もっぱらアブ野郎ですが…
もう見た目だけで使いたくなりますが流石に用途が渓流なので淡水設計となってますね。
ダイワの淡水専用ってソルトで使うとやはり劣化が早いってことなんですかね。
スプールにアルファスや月下美人と互換性があるなら、入れ替えればソルトもいけるのになーなんて思いましたが。
(ほんとに目的は見た目だけの話ですが。)
ともさん、まいどです!
ムッチャかっこいいですよね!
オリーブカラーとゴールドの組み合わせは渓流では王道ですが、ソルトやバスの人達の中にも惹かれる人は多いはず。
淡水用をソルトで使っても大丈夫ですよ。
もりぞーさんもレオンさんも使ってますし、昔はみんなバス用を使ってましたしね。
水洗いすればオッケー!
アブロッドにも似合うんじゃないですか?
ノブはコルクですし。
私も欲しい~