まいどです!今回は、チニング界の神と言われるもりぞーさんが監修されたロッド、シルベラードのベイトモデル3本仕立ての記事です!
一番上は長男(792M)
一番下は三男(762ML-HS)
間に挟まれ次男(762ML)
シルベラードプロトタイプ・ベイト3兄弟!
シルベラードプロトタイプの軽さ&感度
最初に使った時の正直な感想です。
期待しまくったシルベラードプロトタイプ!無印シルベラード762MLから買い替えたのですが…
あ…あれ…?
無印762MLの方が軽快で感度も良いじゃないですか!そんなはずは…自分の感覚はおかしいのか?と凹みました。
でもツイッターで検索してみると私と同じ感想の人達がチラホラと見られました。もりぞーさんいわく「プロトタイプは素材変更や製法により、感度や軽さよりも実釣性能をUPさせた」とのことです。
ほっ…良かった~!w
軽さや感度だけで性能を疑ってしまった自分が恥ずかしいです。そうですよね。大事なのは総合力!どれだけ魚を釣り上げることが出来るかですよね!
シルベラードプロトタイプ C762MLインプレ
スタンダードチニングロッドにして、シルベラードプロトタイプの中核を為すロッドです。シルベラードプロトタイプを知りたいなら、まずはここからでしょう!
さっそく色々投げ比べてみました。無印762MLと同じくらいの負荷をかけたら、同じくらい曲がります。
しかしその後の反発力が強いのです。無印762MLだったら15gのメタルバイブを投げようとしたら、ティップの反発力不足でルアーを押し出せないのです。結果、13gのバイブの方が飛距離が出るということに。
しかしプロト762MLだと15gメタルバイブが快適に投げられます。適合ルアー重量の下限をそのままに、上限を引き上げています。
そして魚がかかってからの寄せが強い!強い負荷をかけた時に無印762MLとの差が顕著に出ます。5g~14gシンカーのテキサスリグまで快適に投げられ、チニングで一般的に使われる8cm程度のトッププラグや12g程度のバイブレーションプラグにもピッタリです。
どれか1本だけというなら、これを買っておけば間違いありませんね!
シルベラードプロトタイプ C792Mインプレ
最初に釣具屋で触った時の感想は…
か…硬い!
いや、実際驚きました。
昔からの平均的なアクションのチニングロッドを知っている世代からすれば「これチニングロッドと呼んでいい限界を超えてないか?」というレベルです。
そのおかげで一度釣具屋で触った時は
「これは自分にはまだ早い…」
と思って買わずに帰りました。
しかし時は経ち
「チニングだけじゃなくて、シーバスとかロックフィッシュも1本でやりたいなぁ」
と、1本で何でもやりたがる私の性格から、762MLに不満が出てきました。
そして792Mを購入した訳ですが、使ってみると意外なことに気付かされました。
負荷を加えると、ティップはちゃんと入ってくれるのです!。ガチガチに弾く竿ではありません。やっぱり釣具屋で天井に押し付けるだけじゃなくて、ちゃんとラインを通して曲げてみないと分かりませんね。
しかしベリーからがやはり強い!
結論を言うと普通にチニングに使う分には762MLで十分なのですが、762MLではやれないことを補ってくれる竿です。例えばフルキャストした先でバイトがあった時に、762MLではフッキングが十分に決まりません。ガキガキのハードボトムでもティップが入ると操作がしにくいです。14gシンカーに対する適正は762MLよりも上です。
他魚種を含めた汎用性の高さはシルベラードプロトタイプのベイト3モデルの中でもナンバーワンです。夜シーバスを釣って、朝になったらそのままチニングをして、帰りについでに川でバス釣り…といった風に、色々な魚を狙う人にとってはかかせない竿になるでしょう。
シルベラードプロトタイプ C762ML-HSインプレ
C762ML-HSよりも先調子気味な曲がり方をしています。
792M=強、762ML=中、762MLHS=弱のように思ってる人もいると思うのですが、一概にそうではないです。HS=ハードソリッド。
ペナペナなソリッドじゃなくて、張りの強いソリッドです。もちろん762MLよりはティップは柔らかいのですが、パワーはあくまで同じ「ML」であり、「L」ではないです。単純にしなやかなモデルを想像していたら失敗するかもしれません。
この竿はかなり先調子の、カリカリに尖った竿です。その曲がりとティップのしなやかさを利用してシェイクや小さいボトムバンプなど、繊細なことをするのに適しているモデルとなります。軽量リグ、小型トップ、ヘチ釣りを多用するには3兄弟の中で一番のオススメです。
また、普通はしなやかさなロッドでは遠投した先でバイトがあった場合、ティップからベリーが入りすぎてチヌの硬い口にはフッキングが出来ません。しかしこの竿はハードソリッドティップと極端な先調子のおかげでバシバシ掛けられます。
C762ML-HSはACSリールシートのショートグリップ。手にフィットしやすく感度と操作性は抜群!
10gシンカーのフルキャストも出来ますし汎用性もあるんですが、オールマイティーに使うなら762MLの方が上だと思います。762MLの方がレギュラーよりのアクションの為パワーロスが少なく、キャスト・フッキング時のティップ、ベリー、バットと順にスムーズに力が伝達されるように感じます。
762ML-HSは繊細な操作をしないと、せっかくの性能がもったいない!個人的には3兄弟の中で使っていて一番面白いロッドだと思います。
ベイトフィネスリールと合わせると1.8gシンカーですらキャスト可能!これもC792MLと同じく、こちらもチニングに新しい可能性を生み出したロッドだと言えるでしょう!
この曲がりを見よ!
感度を損なわない張りを保ちつつも、負荷に応じて素直に入るしなやかなティップ。そしてベリーからバットにかけての強靭なパワーが、遠投した先でチヌ・キビレの硬い口を貫きます!
シルベラード プロトタイプの弱点
そんなシルベラードプロトタイプですが、唯一の弱点が欠品しやすいことです。そして一度売切れたら長いこと入荷しません。どれを購入しても後悔はしない仕上がりだと思いますので、チニンガーの方は在庫があるうちに手に入れることを強く!オススメします。
まとめ
チニングロッドについてはこちらの記事でまとめています!
コメント
コメント一覧 (6件)
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写真に写ってるだけで25〜30万…?(笑)
釣りへの情熱を感じます(笑)
良く「道具じゃないんだよ」と言われますが
いざ使ってみると、「いや、道具だわ」ってなりますねー。
792Mでぶっ飛ばしたい気はしますが、とりあえずもう少しやり込んで自分の腕で無印に足りない部分が出てきたら検討するかもです!
その時はここから買いますね(笑)
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ホープさん、前も言いましたが、貧乏、金ないっての嘘でしょ(笑) なんて贅沢なフィッシングライフなんですか!?うらやましい限りです!あ!まさかブログの収益で、、、
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良いですねぇ、美しい(^^)
自分は今1012、アルファスairあたりが欲しいなぁと迷ってる感じです。
ブラックシープのタモも気になってるからドンドン財布が寂しくなる予感がビンビン丸です笑
ホープレスさんは以前1012は右巻きみたいでしたが今は全機種左巻きに変えたのですか?
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ともさん、まいどです!
ぶっちゃけ無印には無印の良さがありますし、ほとんどの場所は無印で十分ですよ。
コスパもですが、何よりもあの紫がいいですよね~
792Mは面白いですよ!
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かめこさん、まいどです!
ブログ収入なんて、一ヶ月に牛丼が一杯食えるかどうか?ですよw
金はほんっとにありません!
だから貯金もありません!
養育費とか、着る服とか、色んな物を犠牲にしていますw
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つよぽんさん、まいどです!
くぅ~!左ハンドルに気付いてもらえるとは…さすがです!
ファイト時に利き手で竿を持ちたかったので今は左を使っているんですが、キャスト時の溜め・振り抜き感はやっぱり右ハンドルの方がいいですね。
右と左…甲乙つけがたいです。
アルファスAir、いいですよ。
3万とは思えないほど見た目もカッコイイです。
メバリングやライトなチニングなど、色んな用途に使えます。
ソルトベイトフィネスのスタンダード機です!