まいどです!
ほーぷれす(@hopeless_orz)です。
ダイワのアーバンクローラー解説まとめ
私のインプレの前に、まずはメーカー側の説明をまとめたので読んで下さい。
謳い文句
とのこと。
アーバンクローラーはテキサスリグでも優秀なワームなので、フリーリグ”専用”ではないと思います。
この辺はもりぞーさんではなく、メーカーサイトの編集をしている人がフリーリグという流行りのキーワードを文章に入れたかっただけなのかもしれません。
■アミノ酸特殊誘引成分「アミノX」配合
ルアー釣りなんで臭いに頼るのには賛否両論でしょう。しかしチヌは視力が弱く、一番最初に餌を探すのには嗅覚を使用しますから、これは大事ですね~。その行き着く先はガルプかもしれませんが…w
折れ曲がりボディ
チニングにおいて永遠のテーマであるフッキング。これは嬉しい仕様ですね~。ハサミやカッターで切れ目を入れて折れ曲がりやすくしていた時期が懐かしいですw
3Dクレセントカーリー
冬などは特にシェイクやトメが必要不可欠ですから、このような工夫は嬉しいですね!
中央にスリット
フックがワームの中心を通ることは非常に大事。
良かったら以下の記事をどうぞ。
空気抵抗軽減デザイン
特にオカッパリでは飛距離が重要となる為、ボディサイドのパーツは空気抵抗を極力なくすよう、すべて順方向で構成。
また、チニングにおいてはメインに稼働する部分(爪やカーリー部)にバイトが集中し噛み千切られることが多いが、ボディサイドにボリューム感のあるパーツを配置することで、しっかりとボディにバイトさせることができる。
ソルトにおいて飛距離は正義!他の件は知りませんが、岡山では飛距離=釣果な部分も間違いなくありますので、飛距離が出ることは必要不可欠です。
もりぞーさんのアーバンクローラー解説動画
もりぞーさんの解説動画です!
リトルスパイダーとクレイジーフラッパーは共にチニング界の2つのスタンダードワームです。
でもリトルスパイダーだとちょっと弱い…
とはいえクレイジーフラッパーだと強すぎる…
そんな2大ワームの間を埋めるのがアーバンクローラーという訳ですね~
パッケージ
ブリスターパックに収納されていますが、これは賛否両論があります。
長所:
- ワームにクセが付かないように最高の状態を保てる。
短所:
- 取り出しが面倒。
- かさばる。
- 価格が上がる
と言った所でしょうか。
ぶっちゃけクセがついても同じように釣れるのでソフトパッケージの方が良いな~…という気持ちはあります。
しかし農家さんが農薬を使うを使うのは、ほんの少しの虫食いも許さない消費者のせい。
そのくせ農薬使うと安全が云々と文句を言われるという負のスパイラル。
どちらを選んでも賛成派と反対派がいるので仕方ないですね。
それでもクレイジーフラッパーよりは小さく、かさばりません。
カーリー
本体サイズに対してカーリーが大きいような?
それがアーバンクローラーを最初に見た時に感じた印象でした。
このカーリーテールは「3Dクレセントカーリーテール」は中央部だけが薄くなっています。
周りの厚みを落とさない=強度を落とさずに、中を薄くすることにより僅かな水流でもレスポンスよく動く…そういう意味合いがあります。
KJカーリーなどでも使われている構造ですね。
夏など速く巻いても問題なく釣れる時期はそう関係ありませんが、真冬などシェイクやポーズを混ぜながらスローに攻めることが有効になる時期ではその効果が発揮されます。
ボディ
クビレ
これもアーバンクローラーの大きな特徴ですね。
チニングにおいて重要な課題であるフッキング対策で、このようにボディにクビレがあります。
バイト時はこのクビレの部分が曲がって抜けていくことによって、フックポイントが露出しやすいように計算されています。
本当かな~?と思っていた部分もあったんですが、おかげでフッキングは良好でした♪
硬さ
クレイジーフラッパーのような硬い素材とは違い、モチモチとした弾力のある素材が使われています。
これもフッキングを妨げない効果があると共に、ワームの裂けにくさにも一役買っています。
弾性の乏しいワームはすぐに避けてしまいますからね~。
臭い・味
クレイジーフラッパーがイカフレーバーを練り込んでいるように、このアーバンクローラーにはアミノXとエビの粉が混ぜ込んであります。
アミノXとはダイワのフカセのコマセにも使われている旨味エキス。
こんなのルアー釣りじゃなくて餌釣りじゃないか、邪道!
…という人もいるかもしれません。
その辺は個人のスタイルもあるでしょうが、「もっと釣れるように」という願いが込められていることだけは確かです。
チヌ・キビレの活性が高い時は関係ないですが、タフな時ではワームを咥えている時間が伸びやすいんです!
余談ですが、アーバンクローラーはホットケーキのような甘い匂いがしますw
各種パーツ
その他、各種パーツも工夫があります。
- キャスト時にパーツが空気抵抗を生まないように、空気の流れに逆らわないように配置されています。
- ヒゲというかピンテールは細かい振動で生命感を出しています。
- ボディの横に配置されたボリュームのあるレッグ類は、バイトがカーリーに集中することを防いでいます。
これだけ釣れるように計算されてしっかりテストされて世に送り出された以上、これで釣れなきゃ道具のせいには出来ませんね~!
カラーラインナップ
どれも釣れそうな色ですね!
グリーンパンプキン、グリパンチャート、スカッパノンブルーは鉄板系カラーだから揃えておきたいですね。
クレイジーフラッパーのチニングカラーで私を唸らせてくれたウォーターメロンフラッシュも欲しかったですね!
あれは良いカラーです。
同じく鉄板のウォーターメロン系がないのはちょっと意外でした。
チヌ・キビレには間違いなく効くし、出せば売れるカラーだったはず。
その他のカラーでカバー出来ると判断されたのでしょうか?
また、グリパンオレンジもグリパンチャートと双璧を為す安定っぷりです。
自分的には濁りのあるフィールドでのグリパンチャートの使用率を上回って来ております。
私が面白いな~と感じているのはレッドクロー!
また攻めたアピール系カラーだなぁと。
濁りやナイトゲームでの釣果は上々です。
まぁナイトゲームでチヌが色を識別しているかどうかは疑問ですが…w
こういう属性グラフは中学生時代にこじらせてしまった自分にはグッと来るものがあります。
実際にはこの通りとは限りませんが、これだけたくさんカラーがあるのですから判断の1つの基準にはいいですね。
値段・入数・適合フック
サイズ (インチ) | 全長 (mm) | 入数 (本) | 適合フック | 価格 (定価) | |
2.5 | 64 | 8 | STEEZ WORM HOOK WOS #2 | 580 |
やす!やっす!!
こんなによく出来たワームがこの値段で買えるなんて…ありがたいことです!
ただし人気すぎて在庫が切れていることが多いですw
在庫がある時はまとめ買いがオススメ!
メーカーサイトには適合フックはSTEEZ WORM HOOK WOS #2と書かれていますが、これは過去の話。
もりぞーさんがチニング専用であるシルバーウルフフックSSを出してくれたので、今はそっちの方がオススメです。
アーバンクローラーの弱点
安くて性能最高!…ではあるんですが、弱点もあります。
こちらをご覧ください。
カーリーテールがフックに絡む
アーバンクローラーを一目見た時に思ったこと。
それはカーリーが大きいということでした。
それがアピール力の高さであり、アーバンクローラーの良い点であるのは分かっています。
しかしその大きさが災いしてこのようにフックに絡まることがあります。
チヌのファーストバイトでこうなってしまうと、やはりセカンドバイトがなくなります。
これは結構イタイ。
人間側の操作ミスでこうなることもあるでしょうし、そもそも1発目から深いバイトを得られないアプローチミス…と捉えた方が建設的かもしれませんが、それでもフック絡みが多めなのも事実だと思います。
ちなみにカーリーを半分カットすることによってアピール力は下がりますが、絡むことがなくなります。
状況によってはそっちの方がよく釣れることもあります。
カーリーがちぎれやすい
シルバーウルフ『アーバンクローラー』ですが、お陰様で多くの皆さまにご愛用いただき大変感謝しております。
— 西井 (@NishiiKeita) December 2, 2021
ただ、一部のお客様からカーリー部分が千切れやすいとの声も頂いておりますが、強度と動きの良さは相反する部分でもあり、どうすべきか悩んでおります。皆様のご意見をお聞きかせください。
このツイートをご覧いただくと、現在のチニングの最前線で活躍しておられる方々の率直な意見が見れます。
確かに私もパッケージから出す時に気を付けるようにはしています。
素材が軟らかいと動きも良いし食い込みも良くなりますから何とも言えないですね~。
まとめ
チニングで使用するワームのまとめ記事に関してはこちらをどうぞ!
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