概要
油宇港は周防大島西部南側の位置する釣場です。
湾形状の地形の奥にあり水深はあまりありませんが、沖の潮通しがよく港内の水も割と動くので魚種は豊富。
2本の波止があり南に伸びる方がメインの釣り座となり、特にアジはほとんど一年中狙うことができることで有名です。
アクセス
大島大橋で周防大島に渡ってすぐ突き当たるので左折します。
35.9km車で41分ほど走り伊保田港にさしかかったところで右手に見える県道60号線に入って下さい。
300m車で1分ほど東に走ると三叉路があるので左折して南へ走りましょう。
1.2km車で2分走ると突き当たるので左折して300mほど東に入ると油宇港です。ただこの道は狭いので、大きな車に乗っている人は突き当りを右折して反対側から目指す方がよいでしょう。
周辺環境
- 駐車スペース…あり
- トイレ…なし
- 自動販売機…あり
- 常夜灯…あり
- 係留船…普通
- 電線…あり
- 波除け…低い
釣れる魚
- ヤズ
- タチウオ
- アジ
- サバ
- イワシ
- メバル
- カサゴ
- グレ
- チヌ
- マダイ
- カレイ
- キス
- ベラ
- アオリイカ
- コウイカ
- マダコ
出来る釣り
- フカセ釣り
- ダンゴ釣り
- ウキ釣り
- 投げ釣り
- ルアーフィッシング
- エギング
ポイント解説
①西波止
油宇港のメインとなるのが西波止。
目の前にある沖波止が邪魔で潮が入ってこないイメージがありますが、西側から良い潮が入ってきます。
潮位が高い時はアジ、サバ、イワシが入ってくるので撒餌を効かせて投げサビキで狙いましょう。
また沖波止にはチヌやグレがついているので、フカセ釣りで狙うとよく釣れます。特にグレは低水温でも狙えることで有名なので、真冬でも釣り人がいますね。
波止から西に向けてはあまり水深はありませんが6~10月はキス、ベラがチョイ投げで釣れます。10~11月と3~4月はカレイも狙えますよ。
波止には常夜灯があるのでナイトゲームではアジングやメバリングも楽しめるのですが、上に電線が通っているので引っ掛けないように気を付けてください。
9~11月にはタチウオも入ってくるのでテンヤかルアーで狙うと釣れますが、10年前に比べるとずいぶん数が減ってしまいました。
大潮周りの満潮前後では昼間でも青物が港内に入ってくることもあるんですが、40cmのヤズクラスまで。
②東波止
東側の波止は港外側にテトラが入っており足場が悪いので注意が必要です。釣りをするなら必ずライフジャッケを着用してくださいね。
フットワークの軽さが求められるのでルアー釣りやエギングに向いている釣り座です。
先端周りはアジやメバルをワームで狙うこともできますが、アオリイカやコウイカの実績も高いですね。
ただしマダコをいるのであまりスローな誘いをしていると張り付かれてエギをロストするので注意が必要になります。
③ゴロタ浜
油宇港の東にあるゴロタ浜も釣りができます。
ここは手前の方ではカサゴがよく釣れますが、根魚は釣り切るといなくなってしまうのでキープは最低限にしましょう。
投げ釣りではキス、ベラも釣れますよ。
注意
油宇港は漁船の出入りが割と頻繁にあります。
波止の先端の人は必然的にミオ筋を攻めることになると思いますが、船が見えたら早めに仕掛けを引き上げてください。
港の周りには住宅が多いので夜間は大声で騒ぐことがないようにして下さい。車のドアの開け閉めにも気を付けましょう。
迷惑駐車はしないでください。
コメント