概要
柳井川は柳井市街地を流れる川で、下流で土穂石川と合流して海に注ぎます。
今回ご紹介するのはその合流点から海にかけての河口域で、川幅は200~300mほど。
汽水域なのでターゲットこそ限られるものの、市街地から近いので気軽に釣りに行くには最適!
足場の良い護岸が続き根掛かりもないので初心者の方にも向いていますが、夏場はチヌの魚影が濃いので本格的なフカセ師も通うポイントです。
アクセス
柳井市街地の国道188号線から武道館の隣で県道72号線に入り、南西へ向けて走ります。
土穂石川を渡り、道なりに72号線を2.3km車で3分ほど走ると「サザンセト伊保庄マリンパーク」の標識があるので左折してください。
奥にある駐車場に車を停めて、県道に戻って北に400m歩けば釣り場です。
周辺環境
- 駐車スペース…なし
- トイレ…なし
- 自動販売機
- 常夜灯…なし
- 係留船…少ない
- 電線…なし
釣れる魚
- チヌ
- シーバス
- キス
- メゴチ
- サヨリ
- メバル
出来る釣り
- フカセ釣り
- 投げ釣り
- ウキ釣り
- ルアーフィッシング
ポイント解説

①護岸一帯
柳井川の右岸(西岸)の護岸一帯が釣り座となりますが、地形的には遠浅で砂地なので潮位が高い時でないと魚はいません。
シモリやブレイクは護岸から届く範囲にはなく、手前に少し藻がある程度で変化に乏しいのが柳井川の特徴。
投げ釣りでキスやメゴチが釣れますが、特にここ!というポイントはないので護岸一帯を広く探り歩くのが正解です。
根掛かりすることはほぼないので引き釣りがオススメ。基本的にはあまりサイズが出る場所ではありませんが20cm程度なら数匹連続で釣れることもあります。
夏はメゴチも混ざりますよ。
また柳井川は夏から初秋にかけてサヨリが多く回遊してくるポイントです。撒餌をうちながらウキ釣りで狙うと数釣りも楽しめますよ。
初秋にはサイズもよくなるのでサヨリ目当ての釣り人も多いですね。餌はアミエビを使っている人が多いですが、餌持ちが悪いのでハンペンやカマボコもオススメ。
春先には手前の藻にメバルが回遊してきます。潮位が高い時にフロートリグで藻の際や上を通してみて下さい。
チヌに関しては護岸一帯は浅いのでフカセには向いていません。投げ釣りがオススメですが夏場はフグの猛攻にあうので、餌取りに強いユムシを使いましょう。
②波止
南にある波止はフカセのメジャーポイント!
手前は浅いので捨てて、コーナーから先端にかけてがいいですよ。
といってもそれほど水深がある訳ではないのでウキ下は3~3.5m程度になります。
柳井川のフカセは基本的には6~9月がメイン。型はあまり出ませんが数釣りが楽しめます。
先端付近ではルアーでシーバスも釣れます。季節ごとのベイトにルアーのサイズを合わせるのが鉄則ですが、柳井川の10月のサヨリパターンは比較的イージー。
日中でもボイルが見られるので細身のルアーの早巻きでリアクションバイトを誘いましょう。
コメント