サヨリがたくさんいるじゃん!
でもサビキ釣りするつもりで来たから仕掛けがない…
サビキで釣ればいいじゃないですか♪
サヨリといえばウキ釣りが有名ですが、サビキ釣りで狙う人が増えているのをご存じですか?
しかもサビキ釣りにはウキ釣りにはないメリットがいっぱい♪
ということで今回はサビキでサヨリを釣る方法を分かりやすく解説します。
この記事は約3分で読み終えることができるので、ぜひ参考にして頂き美味しいサヨリをたくさん釣ってください♪
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
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サヨリをサビキ釣りで狙うメリット
サヨリと言えばウキ釣り(餌釣り)で狙う方がメジャーですが、サビキ釣りにはとても大きなメリットがあるんです!
1つはサビキ釣りはお金がかからないこと。
ウキ釣りの仕掛けは高い上、予備を含めると最低2つは買わないといけませんよね。
またたくさんのアミエビの中から針の付いたものだけを食わせるのは困難ですから、集魚剤を混ぜてアミエビの割合を少なくしないといけません。
さらに刺し餌と言って、針に付ける用の硬くてしっかりした餌も必要です。
- 仕掛け2セット=1200円
- 集魚剤=450円
- 刺し餌=350円
なんと約2000円もサビキ釣りよりお金がかかるんですね。
これはもう貴族の遊びです。
このお金でラーメンを食べ、晩酌を買って帰った方が幸せになれると思いませんか?
2つめはサビキ釣りならボウズがほとんどないこと。
ウキ釣り(エサ釣り)仕掛けは専門性が高いため、もしサヨリの群れが回ってこなければその仕掛けでは他の魚は釣れません…。
しかしサビキ釣りならサヨリがいなくても何かしら釣れるので安心です!
という訳で近頃ではサヨリはサビキ釣りで狙う人が多くなってきているわけですね。
ポイント
一般的には波止の先端やコーナー、港外と繋がっている水道部などが代表的なポイントですね。
例えば倉敷市のサノヤスでは、波止の先端以外ではろくにサヨリは釣れません。
県漁連裏では港の外から水がはいってくるポイントに釣果が集中することからもそれが分かりますね。
またサヨリはカタクチイワシやママカリほど回遊性が高くないので、いい釣り座に入ればずっと安定して釣れ続けるのも大きな特徴です。
サヨリを狙うなら潮が動かない港、釣り人だらけだったり、フェンスがあって先端に入れない釣り場は避けた方がいいでしょう。
仕掛け
- 磯竿4~5m程度2号
- スピニングリール2500番
- ナイロンライン2号
- サビキ針2号
- サビキウキ4号
- 底カゴ4号
- ウキ止めゴム
- アミエビ1/8切
ウキを使用しない足元サビキ(逆サビキ)でもサヨリは釣れますが、コマセとサビキを同調させながら流していけるので投げサビキの方が有利です。
竿の性能は釣果にあまり関係ありません。
2号程度のややライトで軽い磯竿で4~5m程度がベストですね。
リールも安いものでOK。
軽すぎても持ち重りがするのでサイズは2500番くらい。
ラインは2号程度の強度があれば十分ですが、糸付きのリールだと2500番には3号ナイロンが巻かれていることが多いと思います。
その場合はわざわざ巻き替えるほどではないので、そのまま3号を使いましょう。
サヨリの口は小さいので、サビキもそれに合わせて豆アジやイワシ用の小さな針を使用してください。
具体的には春~夏の良型には2号、秋以降は1号がベスト。
大きな針は大型しか釣れませんが、小さい針は大型も小型も釣れるのです。
ピンクスキンが鉄板ですが、日によってはケイムラが強力に効くこともあるのでいろいろ持っておきましょう。
あまり売っていないのですがカゴは4号がベスト。
タックルバランス的にこれが最適で、6号になると竿に対して重めなのと、サビキが切れる恐れが出てきます。
カゴに合わせてウキは4号を使用しますが、これもあまり売っていません。
これがベストなパワーバランスですが、どうしても手に張らなければカゴとウキは6号でも構いません。
ただしサビキ仕掛けが切れる可能性が跳ね上がるので、ゆっくり投入しましょう。
ウキを付けない足元サビキでも釣れますが、投げサビキの方がコマセにサビキを同調して流していけるので有利です。
またウキ止め糸よりもウキ止めゴムの方がズレないのでおすすめです。
ウキ止めゴムは大きいのでガイドを通る時に抵抗になりますが、この釣りでは遠投しないので関係ありません。
ウキストッパーはなくても釣りはできますが、あると仕掛けが絡みにくくなって快適です。
高いものではないので買っておきましょう。
釣り方
まずは水汲みバケツで海水をくんでおきます。
そして吸い込みバケツに解凍したアミエビを入れて、先ほどの海水を注ぎます。
海水の量は適当でかまいません。
後はリールの糸を竿のガイドに通したら、サビキ仕掛けを結び、一番下にカゴを付ければ完成です。
またこの辺は好みですが、サヨリは目が良くて好奇心が強い魚なので、集魚板を付けるのもおすすめですよ。
サビキカゴにコマセに入れて目のまえ5mくらいに投入します。
サヨリは基本的に表層に多い魚で、沈んでも2mくらいなので、サビキは上の方に来るようにウキ止めゴムの位置を調整してください。
後はそのまま放置していればOKですが、食わないな~と思ったらさびいてカゴに残ったコマセを出してやりましょう。
アタリは完全に向こう合わせで、ウキが動くので一目瞭然です。
アワセは入れる方がいい時もあれば、すっぽ抜ける時もあるのでどちらが正解とも言えません。
強いていえばウキが動いてもすぐにリールを巻くのではなく、ラインテンションを保ったまま数秒おくのがコツ。
こうすることによって2匹目がサビキに食いつてきます。
ただしあまり待ちすぎたり、上の写真のように釣りあげた後に地面に置くと、暴れられて仕掛けがグチャグチャにされてしまうので注意!
針は釣りあげたら空中で針を外すのが正解です。
ここまでである程度は釣れるはずですが、サビキで爆釣したいのならタイミングも大事です。
日中はなかなか食わないことも多いのですが、マズメ(日の出/日の入り前後)はサヨリの活性が爆上がり!
空中のサビキにジャンプして食いつこうとするほどで、他の時間帯とは食いが違いますよ~!
マズメと言ってもどの程度の光量を指すのかは人それぞれですが、写真ぐらいの暗さが一番釣れる時間帯です。
マズメほど高活性ではありませんが、常夜灯周りを回遊するため昼以上に密度が高くなるため夜釣りも狙い目ですよ。
ただし外灯があればどこでもいいという訳ではなく、波止先端など潮通しがよいポイントの周辺が有望なのは変わりません。
サビキ釣りの場合は手元にアタリが伝わってくるのですが、集魚の為に写真のように発行体(アジホタル)を付けましょう。
サヨリをサビキの位置まで誘導することができるので、かなり釣果が上がりますよ。
釣行記
2024年7月のサビキによるサヨリ釣行です。
ダブルヒットや他魚種とのコラボヒットなどもあり、短時間ですが楽しい時間を過ごすことができました♪
今回は25cmぐらいのよいサイズの群れでしたが、今後はサイズは出なくなり代わりに数釣りが楽しめるようになります。
おすすめの食べ方
ヨリはテンプラが絶品です!
というものサヨリの身はフワフワで繊細で淡泊なので、テンプラとすごく相性がいいのです。
衣はサクッ、中はフワッ…サクッとフワッのハーモニーです!
まとめ
- 足元付近に落としたら、潮に流しながらアタリを待つ
- 反応が無ければ竿をさびいて、カゴに残ったコマセを放出する
- サビキは表層付近にキープする
- 針は春~夏は2号、秋以降は1号がおすすめ
- マズメはサビキへの食いがよい
- 夜の常夜灯周りも釣りやすい
いかがでしたでしょうか?
サヨリのエサ釣りに関してはこちらの記事もどうぞ!
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