- 日中に用事があるサラリーマンに優しい
- 交通量が少ないのでスイスイ走れる
- 休みの前夜に思いっきり釣りが出来る
ハゼって夜は釣れないの?
場所によっては夜の方が釣れます
一般的にハゼはで昼間に狙うのが普通で、「夜は釣れない」と思われています。
しかしコツが分かっている人達はちゃっかり楽しんでおり、特に東京湾に面している浦安の水路などは夜釣りが盛んなのをご存知ですか?
もちろんハゼはどこにいたってハゼですから、あなたの住んでいるエリアでも夜釣りは成立します!
それなら釣ってみたいと思いませんか?
ということで今回はハゼの夜釣りについて分かりやすい攻略記事を書きました。
この記事は約3分で読み終えることができるので、ぜひ参考にしていただきハゼの夜釣りを楽しみましょう♪
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
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夜はハゼが釣れないと言われる理由
夜は釣れないと思われている1つめの理由は、ハゼが夜行性の魚ではないからです。
ライトで照らして観察したことがあるんですが、頭の上に青虫を乗っけても動かなかったので夜は寝ている個体が多いのは事実でしょう。
2つめの理由は昼とはハゼの居場所が異なるため。
この写真は岡山県の一級河川・高梁川のメジャーポイントで、昼は多くの家族連れがハゼを釣って楽しんでいます。
しかしに夜に同じ潮位で釣り比べても、アタリすらないのです。
ハゼは潮が満ちるのに合わせて浅場に来て、潮が引くと沖の深みに落ちていく習性があるのをご存じでしょうか?
しかし寝ていたらそもそも岸の近くまで接岸して来れませんよね。
起きて浅場に餌を探しに行っても、そのままうっかり寝てしまうと干潮時に取り残されてしまいます。
まれに夜に浅場で寝て取り残されてしまう残念なハゼもいますが、基本的には夜は浅い干潟にはハゼが入って来ない傾向があるのを知っておきましょう。
夜釣りのポイント
水深
ということで干潮時でも一定の水深をキープできる町中の水路がおすすめ!
こういうポイントは24時間ハゼがストックされているので、必ず夜でも釣れるから安心です。
仕事帰りに釣具屋でエサだけ買って晩酌のお供にハゼを釣って帰るなんてのもいいですね。
常夜灯
夜でも起きて餌を探している個体は明かりが効いている場所で活動しています。
基本的に岸寄りの方が明かりが強いため、ポイントによっては昼よりハゼの密度が高くなるほど。
常夜灯の強い光の周辺がベストですが、商業施設などの明かりで釣場全体がボンヤリ照らされているところでも釣れますよ。
ストラクチャー周辺
夜のハゼはストラクチャーにタイトに付く傾向があります。
ハゼの天敵となるフィッシュイーターたちには夜行性の魚が多く、オープンエリアでは容易に見つかってしまいますからね。
よって水門周り、足元の岸壁や、捨石周り、牡蠣殻地帯、杭などストラクチャーの際を狙うことで釣れる確率があがります。
ただし潮がよく動いているポイントはシーバスなど天敵も寄ってくるので、ハゼが怯えて食わなくなったり岩の隙間に入ってしまうことも。
そのような時は早めに移動しましょう。
仕掛け
ハゼの夜釣りに最も向いているのはミャク釣りです。
夜は上記ポイントをピンで打ち反応がなければ歩いて次を探すのがセオリーなので、飛距離よりもシンプル&トラブルレスな仕掛けが有利なんですね。
延べ竿は2~5mと長さの選択肢の幅が広いですが、自分の通っているポイントに合わせましょう。
東京のスカイツリー前の水路だと水門で水位を調整しており足場が低いから2mでもOK。
私が住んでいる岡山県のような田舎だと潮位差が大きく、足場も高いので4~5mは必要です。
道糸は2号程度でスナップにナス型オモリとハリス止めをセットし、ハリス付きの1本針を付けましょう。
夜釣りではストラクチャー付近を攻めるので根掛かりや針先が潰れることが多く、1本針をハリス止めで即座に交換できると便利ですよ。
また投げる釣りではないので脆い餌でも針から取れにくく、近所に釣具屋がないならスーパーで買ったホタテなども使えるのが嬉しいですね。
詳しくはこちらをどうぞ⇒ミャク釣りの記事を読む
夜釣りのコツ
餌の付け方
夜は青虫を1匹まるごと大きく付けましょう。
明かりが効いているとは言え昼ほど視界は効かないし、まずは大きなエサでハゼに発見してもらうのが最優先です。
硬い頭にチョン掛けすると取れにくくアピールも強いのでおすすめ。
その後ハゼが大漁に溜まっているところを見つけることが出来たら、餌の節約のために半分程度に切って使っても構いません。
千切れてボロボロになったエサを外す必要はありません。
これも大事なアピールの元になりますから、そのままチモト~ハリスにズリ上げて青虫を追加してください。
針
普通の針でも釣れるんですが、夜釣り専用のハゼ針ならさらに釣果が上がりますよ。
チモトに発光塗料が使われているので常夜灯の明かりを吸収し、海底で僅かに光って餌をハゼに発見させることができます。
ちなみにケミホタルをハリスの近くに付けて実験したこともあるんですが、そこまでやると流石に警戒されて食わなくなりました(笑)
誘い
夜こそ積極的にアクションを入れて誘うのが大事です。
「夜は誘いを入れるとハゼが餌を見失う」というそれらしい意見もありますが、私は天邪鬼なので色々試しましたがそれは間違いですね。
「追える」とか「食える」というのはハゼが餌を発見した後に生まれる選択肢なので、餌を動かして気付かせることの方がよほど重要です。
実際には全くステイを入れずに動かしまくってもバンバン食ってきますからご安心下さい。
ランガン重視
夜にエサを探しているハゼは昼以上に食い気が高いです。
エサを大きく付けて誘いを入れても食わないなら、そこにはハゼはいないと決め付けてしまって大丈夫。
いるかもしれない…とあの手でこの手で食わそうとする時点で、すでにそのポイントは詰んでいるのです。
次のポイントを探してランガンしてください。
冬でも釣れる
今回ご紹介した夜釣りのポイントや釣り方は真冬の1月でも通用します!
特に冬は夜釣りの方がよく釣れることも珍しくありません。
全てのハゼが深場に落ちたり産卵する訳ではなく、よい水路には一年中ハゼがいますから是非開拓してみてくださいね。
まとめ
- 条件が合えば夜の方が釣れる
- 夜に釣りにくいと言われる理由…
寝ている個体が多い
昼いる場所にいない
食い気がない - ポイント…
町中の水路
常夜灯
水門
ストラクチャー周り - 釣り方…
ミャク釣りが最強
餌は大きく青虫一匹付け
針は夜釣り用のハゼ針を使う
誘いを入れてエサを発見させる
食わなければ即移動 - 真冬でも釣れる
いかがでしたでしょうか?
粋なハゼの夜釣りを堪能してください♪
「やっぱり夜釣りは合わないな~」という方は昼のちょい投げ記事をどうぞ!
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