アジングビームFATってノーマルとどっちが釣れるの?
釣果で勝ることもあるし、初心者でも使いやすいですよ!
世は大アジング時代。
ただでさえ色んなワームが溢れているのに、ノーマルモデルを太くしただけのワームなんて買う必要あるぅ~?
そう思っていませんか?
結論から言いますがアジングビームFATは形状が似ているだけで、ノーマルモデルとは性能が全く異なるワームに仕上がっています。
汎用性がありつつもかゆい所に手が届く…一言で言えばそんな便利な存在。
ということで今回はアジングビームFATを徹底レビュー!
この記事は約3分で読み終えることができるので参考にして頂ければ、きっと今までよりたくさんのアジを釣りまくることができますよ♪
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
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仕様
サイズ (インチ) | 色数 | 入数 (本) | 希望小売価格 (円) |
---|---|---|---|
1.5 | 13 | 10 | 500 |
2.0インチ→1.5インチにショート化されましたが、ボディが太くなってボリューム感はむしろ上がった感じ。
なんだかアジリンガーっぽい外見になりましたね(笑)
入数と価格もノーマルと同じなので、極みカラーが出てくれれば最高なんですが…。
特徴
アクション
ノーマルに比べるとボディやテールが太く短くなっただけでなく、リブも深くなって密になっていますね。
そのぶん全体のしなやかさが落ちてアクションは悪くなったんだろうな~と覚悟していたんですが、予想を裏切りナチュラルに動いてくれました。
しかし食い渋りの時は細さと弱さを兼ね備えたノーマルに分がありますね。
先端が太くなっているサタンテールはボディにワンテンポ遅れてアクションします。
魚はこの微波動が好きなのか、初使用時からアジもメバルもバンバン釣れてくれました。
吸い込み
ボディが太くなったのですが段差を作って意図的に折れ曲がりやすくしてあります。
小アジでもカンタンにフッキングするので全然問題ナシ!
飛距離
アジングビームFATは0.3gとサイズに対して自重は重めなので軽いジグヘッドでも投げられます。
無風時の飛距離はノーマルとほとんど変わりませんが、ショート&ファット化したことによって飛行姿勢が安定します。
長細いワームは横風が吹いている時はクルクル回りやすいのですが、そういったことが無くなりましたね。
フォール速度
アジングビームFATはノーマルモデルに比べて明らかにフォール速度が遅くなっています。
リブが薄く密になったことによって表面積が増えて潮受けがよくなったおかげですね。
操作感
1.5インチというコンパクトサイズながら、水中の抵抗感が増したのでリグの位置がきちんと手元に伝わってきます。
巻きだけでなくフォールやシェイクなど、ラインテンションが抜けやすい釣りでも使いやすくなりましたね。
耐久性
もちろん月下美人シリーズ特有の耐久性はそのまま残っています。
フグにガジガジやられない限りはずっと使い続けられるので、早く別カラーを買いたいのに手持ちの在庫がなくなってくれません(笑)
使い方
シラスなど小魚を食ってるアジもアジングビームFATの巻きで釣れるんですが、それなら別のワームでもいいかな~といった感じ。
このワームの本領が発揮されるのはアジがアミやプランクトンを偏食している時で、特に中層でサスペンドしているアジにゆっくり送り込んで食わせるに便利です。
ということでアジングビームFATは軽め(0.6~1.0g)のジグヘッドにセットしてドリフトで使いましょう。
潮上に向かって投げたら余計なラインスラッグを取り、張らず緩めずのラインテンションを維持しながら流してください。
おすすめカラー
私のおすすめはちらし寿司!
見破られにくいクリアボディをベースにレッド、ブルー、イエロー、ブラックの複合フレークで正体不明の何かになっているので使うシーンを選びません。
アジングビームFATのコンセプトであるアミ・プランクトンパターンとしても優秀で、常夜灯周りはもちろんのことケイムラ効果のおかげでデイゲームにも有効。
メバルにも強くてうちの近所の釣具屋はこの色ばっかり減っていきます(笑)
相性がいいジグヘッド
写真は月下美人アジングジグヘッドでフックサイズは#8ですが、アジの平均サイズが20cm未満なら#10にしてもよいでしょう。
巻いてサーチする時には1.0g、常夜灯周りでドリフトさせる時は0.6~0.8gが好相性です。
詳しくはこちらをどうぞ⇒月下美人ジグヘッドの記事を読む
クロスビームFATとの比較
ここまで読んで頂いて「クロスビームFATと何が違うんだ?」と思われた方もいることでしょう。
2つとも水をよく受けてアミ・プランクトンパターンに使える…しかもサイズ(1.5インチ)も同じって(笑)
使ってみるとアジングビームFATの方がボディがしなってナチュラルで艶めかしく、クロスビームFATはテールのみがピンピンと動く感じ。
またクロスビームFATの方がロッドアクションを加えた時の抵抗感(水押し)が少ないので、アジの活性に応じて弱い方に振るか?強い方に振るか?で選べばよいかと。
ただ正直用途が被るし、使用感の違いも誤差の範囲内と言えばそれまで(笑)
アジングビームFATの方が後発だしボディが折れ曲がるギミックなど、よりアジングに特化させているのでクロスビームFATはいずれ廃盤になる可能性もありますね。
まとめ
- ショート&ファット化だけでなく、リブが深く密になった
- 潮受けがよくしっかりした抵抗感が手元に伝わってくる
- ノーマルよりアミ・プランクトンパターンに特化気味
- フォール速度が抑えられておりドリフトと相性がいい
- 月下美人アジングジグヘッド0.6~1.0g、#8~10がマッチ
- おすすめカラーはちらし寿司
いかがでしたでしょうか?
ノーマルモデルをアミ・プランクトンパターン寄りにしつつ、潮受けを向上させて万人に使いやすくした…アジングビームFATを簡単にまとめるならそんな感じですね。
初心者の方からベテランまで釣果を出しやすいワームなので、是非使ってみてください!
月下美人ワームの総まとめはこちらの記事をどうぞ!
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