餌巻きエギってどれを買えばいいんだろう…
イカの種類や釣り方によっても違うのかな?
物によってメリットとデメリットがあります!
餌巻きエギ=餌の食わせる力+エギの使い勝手のよさのハイブリッドアイテム。
その釣れっぷりから邪道エギなんて言われるほどで、従来のエギングタックルをそのまま流用できるのも大きな魅力です。
そのため愛好家がどんどん増えており、いつまでも「俺は餌には頼らん!」なんて意地を張ってる人は時代に置いて行かれてしまいます…。
せっかくの休日にクーラーボックスに氷を入れて出発したのにボウズ…そんな最悪な状況を避けたいと思いませんか?
ということで今回はおすすめの餌巻きエギを徹底紹介!
それぞれの違いや使い方など分かりやすく解説しているので、この記事を読んで次の週末は美味しいイカをギャンギャン釣りまくりましょう♪
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
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おすすめの餌巻きエギ
キーストン 早福型/邪道編
邪道エギの元祖と言われるのがキーストンの餌巻きエギです。
発売されたのは結構前ですが後発に劣るどころか「餌巻きエギはキーストンさえあればいい」とベテランをして言われるほど秀逸な一品。
- ワイヤーで餌を固定するタイプ
- 全体が強く発光するためアピール度は抜群
- 噛んだイカに違和感を与えにくいウレタンボディ
- 水平に近い姿勢で短足系のイカに抱きやすい
などヤリイカと特に相性がよい餌巻きエギです。
詳しくはこちらをどうぞ⇒早福型/邪道編の記事を読む
ヤマシタ もぐもぐサーチ
まだ2020年頃に発売されて依頼、マシタの知名度と宣伝で一気に広まりました。
こちらはワイヤーではなくゴムバンドで餌を固定するタイプですね。
また沈下速度もキビナゴ装着時に2.8m/秒とノーマルエギよりやや早めで、でエギングの経験がある人なら違和感なく扱えることでしょう。
特にアオリイカに使いやすいスタンダードな餌巻きエギです。
詳しくはこちらどうぞ⇒もぐもぐサーチの記事を読む
ヨーヅリ スシQ
ヤマシタに追随する形で発売された新しい餌巻きエギ。
より簡単に素早く餌を取りつけられ、沈下速度が違う2種類のラインナップなどかゆい所に手が届くのがありがたいです。
沈下速度は2.6秒のボトム用と3.2秒の中層用があり、ボトム用は底が取りやすくコウイカとも相性が抜群。
詳しくはこちらをどうぞ⇒スシQの記事を読む
3つのおすすめを比較してみた
餌の付けやすさ
- スシQ
- もぐもぐサーチ(キビナゴ装着時のみ)
- 早福型/邪道編
1番エサが取り付けやすかったのはゴムバンド式のスシQ!
3カ所のフックに引っ掛けるだけなので本当に早いですね。
2番めも同じくゴムバンド式のもぐもぐサーチ!
ゴムを引っ張りながら突起に引っかけていくだけなので、キビナゴの取り付けが簡単です。
ただしキビナゴ以外の餌をつける場合は細くカットしておかないと付けにくくてしょうがありません。
3番めはワイヤー式の早福型/邪道編。
ワイヤーをグルグルと何度も巻かないといけないこと、最後の余分の処理をしないといけないこと、適切なテンションでないとエサが切れてしまうことなどが理由です。
慣れれば問題ないんですがそれはどれも同じなので、このような順位に決定しました。
とはいえどれも餌をつけるのは最初と交換する時だけなので、チャンスタイムをロスすると言うほどではないので問題はありません。
餌の保持力
- スシQ
- 早福型/邪道編
- もぐもぐサーチ
1番エサが外れにくかったのはスシQ。
網目状のゴムバンドがエサ全体を包み込んでくれるので保持力がありますね!
2番めは早福型/邪道編。
ワイヤーは緩まないのですが、使っているうちにエサが水を吸って軟らかくなって切れたり外れることがあります。
3番めはもぐもぐサーチ。
エサを保持するゴムバンドの面積が小さく、水を吸って強度が落ちたササミや切り身はベロンと外れてしまいます。
しかしメーカーが推奨しているキビナゴなら魚皮に包まれているので問題ありません。
アピール力
- 早福型/邪道編
- もぐもぐサーチ
- スシQ
1番アピール力に優れているのは早福型/邪道編が一番でした。
イカは視力が優れていてまず最初に視力でエサを発見するので、発光が強い方がアピール力が高いと言えます。
2番めは下にあるスシQ!…ではなく、真ん中の見えないもぐもぐサーチ!
何故かというと…私の手元にあったもぐもぐサーチがグロー仕様ではなかったから(笑)
実際のグロー性能はスシQと同じぐらいなんですが、もぐもぐサーチの方はゴムバンドにケイムラが使われており紫外線を当てると発光するんですね。
さらにラトルも入っているのでアピール力が上という訳です。
3番めはスシQで発光力は並でラトルもないのでアピール力は他2つに及ばないかなと。
そのぶん積極的にアクションを入れるなど、釣り人側に工夫が求められます。
コストパフォーマンス
- もぐもぐサーチ
- スシQ
- 早福型/邪道編
1番めはもぐもぐサーチ!
ゴムバンド式は劣化したりイカにかじられて切れてしまうのですが、予備が入っていることが理由です。
2番めはスシQ!
スシQのゴムバンドは薄っぺらくて細いので予備を購入する必要があるのでこのような剽悍しました。
3番めは早福型/邪道編!
スシQはバンドを買わなくても輪ゴムやステンレス線でもエサを固定することができるため、本体価格が高いぶん早福型/邪道編がコスパでは劣ります。
釣果
- 早福型/邪道編
- もぐもぐサーチ
- スシQ
1番めは早福型/邪道編。
餌巻きですからどれもよく釣れるんですが、ウレタンボディなのでかじってきたイカに違和感を与えないのでバイト時間が長いのです。
またゴムバンドに比べると針金の方がエサを隠す面積が小さいので、エサの食わせ能力を十分に発揮できると言えるでしょう。
2番めはもぐもぐサーチ。
スシQと実質そんなに変わらないのですが、上で書いたようにラトルが入っているぶん適当に釣りしてても釣れる確率が高いが理由です。
3番めはスシQ。
エサを覆っているゴムバンドの面積が大きいため、他2つに比べるとエサの力を発揮しきれていない…と言わざるをえないでしょう。
ただし2種類の重さを使い分けることができれば釣果が上がります。
比較まとめ
餌の付けやすさ | 餌の保持力 | アピール力 | コスパ | 釣果 | |
---|---|---|---|---|---|
早福型/邪道編 | |||||
もぐもぐサーチ | |||||
スシQ |
詳しくはこちらをどうぞ⇒早福型/邪道編の記事を読む
詳しくはこちらどうぞ⇒もぐもぐサーチの記事を読む
詳しくはこちらをどうぞ⇒スシQの記事を読む
餌巻きエギのメリット
餌巻きエギのメリットはなんと言ってもよく釣れること!
エギやスッテはそれ自体にエギを寄せる力はなく、バシバシしゃくったりズルズル引いてくることでイカを騙すしかありません。
しかしそれで逃げていくイカもたくさんいますし、近付いてくれても偽物なので見破られますし、抱いてきたとしても違和感を感じたら離そうとします…これはもうどうしようもないんですね。
でも餌巻きエギは成分が水中に拡散することでイカを寄せてくれるのはもちろんですが、迷いなく抱いてきて中々離そうとしません。
早い話が難しいことをしなくても勝手に釣れちゃうんです!
餌巻きエギは既存のエギングタックルがそのまま流用できます。
長くて取り回しが悪い磯竿を使ったり、ウキ釣りのように面倒な仕掛けを使う必要がありません。
通常のエギングと同じ感覚で投げて適当に操作してるだけでも釣れてしまいます(笑)
餌巻きエギのデメリット
餌巻きエギは通常のエギと同じくらいの値段ですが、それに加えて餌代がかかってしまいます。
とはいえ300~500円ほどで一度の釣行で余るぐらいの量が買えますし、スーパーに売ってある食材で自作すればかなりコストを下げることができます。
エギやスッテはいつでも好きな時に釣りができますが、餌を使うなら釣具屋さんに買いに行かないといけないのでネックですね。
ただし餌巻きエギに使われる餌は冷凍保存しておけるし、塩漬けにしてあるのでカチコチにならないので釣行前に冷蔵庫から出せば使えるのでそれほど苦にはなりません。
選び方
アオリイカ・コウイカ・ヤリイカ(ササイカ)など色んなイカが狙えますすが、餌巻きエギは狙っているターゲットのサイズに号数を合わせてください。
ただ今のところ餌巻きエギは2.5~3.5号しか販売されていないのでその中から選ぶことになります。
アオリイカやコウイカに関しては春の親には3.0~3.5号、秋の新子には2.5~3.0号でOK。
ヤリイカは基本的に3.5号で、渋い時は3.0号に落とすといった感じ。
今後ヒイカ用の2.0号や親アオリ用の4.0号なども発売されると嬉しいですね。
昼・澄んでいる…ブルー、小魚系カラー、ケイムラ
昼・濁っている…グリーン、オレンジ、ピンク、グロー
夜・澄んでいる…レッド、グロー
夜・濁っている…ゴールド、ピンク、グロー
マズメ・澄んでいる…ピンク、グリーン、レッド
マズメ・濁っている…オレンジ、パープル、グリーン、グロー
ヤリイカやコウイカの場合は単純に餌の力で食わすのでカラーは別にこだわらなくていいです。
発光して強くアピールするグロー系と、警戒心をもっている個体用に発光しないものがあればOK。
アオリに関してはもう少し複雑ですが、ハッキリ言って世間で言われているカラーセレクトなんて釣果には影響しません!
もしカラーがどうこう過剰に熱弁するなら自分に酔っているか、メーカー関係者の宣伝ですから話半分に聞き流せばOKです。
しかし何でもかんでもアリって言われると逆に選べないと思うので少しだけ書くと、カラーは水色と光量に合わせるのが基本。
澄み潮ならブルーやベイトカラーなどのナチュラル系、濁りがあればオレンジやピンクなど万能系、夜など光量が少ない時はシルエットが出やすいレッドや発光系がよく使われますね。
これだけの知識で十分なので後は実際に使って実績がいいものを信用しましょう。
アオリイカとヤリイカがいる水深は表層付近~底まで変化します。
基本的には潮が流れていて活性が高いほど浮き、こちらがプレッシャーを与えたり青物など天敵がいると沈む傾向にあります。
コウイカは浮くこともあるんですが基本的には底。
これらを前提に釣場の水深や流れの強さに応じて各種揃えておくと万全です。
餌が付けやすい、外れにくいといった使いやすさも餌巻きエギには大事な要素。
餌をワイヤーで巻くタイプやゴムバンドで固定するものに大別されますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。
詳しくはこの後で餌巻きエギの比較をしていますから参考にしてください。
まとめ
- 餌巻きエギのメリット…扱いやすくてよく釣れる
- 餌巻きエギのデメリット…お金がかかるし準備が面倒
- キーストン 早福型/邪道編…完成度が高く総合バランスに優れている
- ヤマシタ もぐもぐサーチ…ゴムバンド式のラトル入りでビギナー向き
- ヨーヅリ スシQ…餌の取り付けが簡単で2種類の沈下速度がある
個人的には以下のような感じ。
- 高いけどいいものが欲しい…早福型/邪道編
- 初心者だけどとにかく釣りたい…もぐもぐサーチ
- 使いやすくて応用力がほしい…すしQ
いかがでしたでしょうか?
それぞれの特徴を活かしてイカを釣りまくってくださいね!
餌巻きエギングに関してはこちらの記事をどうぞ。
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