アジが少ない岡山県では、アジングはなかなか厳しいものがありますよね…
その代わりに多いのがママカリ(サッパ)でして、「何とかルアー釣りで狙えないものか」と考えたことがある人も多いのでは?
そこで今回はママカリングについて分かりやすく解説します!
「またアホなことを…」と思った読者様もおられるでしょうが、これを見てください。
インクスレーベルのレオンさんもスモールゲームを推奨しているのです!
ようやく時代が私に追いついてきたということですね…
ということで、ぜひこの記事を参考にして釣ってみて…くれる人いるのかなぁ?(笑)
ちなみに実釣動画もありますよ~!

餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
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ポイント

どこでも釣れる可能性はあるのですが、やっぱり魚影が濃いところに行くのが大事です。
釣れるかどうかも分からないのに、魚影すら見えないマイナーな漁港でメンタルが持ちますか?
釣果情報が多いポイントで、みんながサビキでバンバン釣っている横の方が釣れそうですよね?
これ大事です(笑)
玉島E地区やサノヤスなど、岡山県ならポイントに困ることはないでしょう。

とはいえママカリごときと侮るなかれ!
サビキ釣りですら場所を外すと釣れないのに、ルアー釣りで適当なところに投げてもまず釣れません。
サビキの人が釣っている横が1番手っ取り早く、次点で目で魚影を探しましょう。
キャストで探すのは広い所をサーチする時だけで、沖までやってたらキリがないので岸沿いに限定します。
この3つが基本ですね。

例外としては、ちょっと冷めるかもしれませんがゴミや泡が浮いているところはポイントになります。
ママカリが食べているのはアキアミ(以下アミ)やプランクトンなど遊泳力の弱い流下ベイトでして、ゴミが溜まる場所には必ずこいつらもいます。
なんなら隣にサビキ釣りをしている人がいたら、その人のコマセも溜まります(笑)
そしてママカリもそれを食べによってくる、というわけですね。
ちなみにゴミ溜まりは角付近の潮のヨレにできるので、あらかじめグーグルマップで探しておくと良いですよ。
時期

岡山では春から初夏(5~6月)、秋から初冬(10~11月)が適しています。
特に秋はママカリがアミを追い掛け回しており、ワームへの反応が抜群によくなりますね。
釣り場の爺さんたちが目の細かい網でアミを掬っていたら、それがベストシーズンです。
夏は全体的にサイズが小さめなのでフッキングが難しいのと、冬はサビキでも釣れる数が減るので厳しいですね。
時間帯

ママカリは昼行性で、夜は寝てるので基本的に釣れません。
これはサビキ釣りでも同じでして、薄暗い夕マズメまでは釣れますが、真っ暗になるといなくなります。
ただし例外があり常夜灯ポイントでは夜に釣れることもあります。
上の画像が証拠だぁ!
これはアジと同じで、昼に十分な餌を取れなかった奴らが餌を探して明かりに寄ってくるわけですね。
まぁ高確率でアジングかセイゴイングになるので、あまりオススメはしません(笑)
タックル

ママカリは足元にいる魚ですし、ロッドには長さもパワーも不要です。
極軽量ジグ単を扱いやすい感度のよい細身のティップのものがいいですね。

インプレ記事はこちら
リールは軽ければ何でもいいです(笑)
レガリスで十分。

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極軽量ジグ単を扱うので、ラインはエステル一択です。
インプレ記事はこちら

ジグヘッドのサイズには気を付けてください。

ここがママカリング最大のポイントと言っても差し支えありません。
ママカリは餌を吸い込む時は縦に大きく開くのですが、扁平(平べったい)な魚なので幅が狭いのです。
また口の少し奥、目の辺りから急激に狭くなっていて、奥行きもあまりありません。
サビキ単体なら大きな針でも吸い込むんですが、ジグ単だとヘッド部が邪魔になるので#10クラスではまずフッキングしません。
そこで#16相当&0.6gのジグヘッドを使います。
これならヘッド部も部も小さいし、上のレンジをゆっくり引けますからね。

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ワームは何でもいいのですが、ママカリの口に入るようにカットした切れ端を使います。
私は月下美人のピンビームのテールを使用しています。
製作者の努力を無にする行為(笑)

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釣り方

ママカリはアジングと同じ釣り方で釣れます。
が、気を付けなければいけない違いもあります。
まずはレンジ。
アジは基本的にボトムを攻める釣りになりますが、ママカリは上の方に多い魚です。
もちろん中層や底付近にもいるので可能性を否定するようなことは言いたくなのですが、効率面で考えたら中層から上に絞るのがおすすめ。
そこでリグを潮上に投げたらティップを上に向け、ゆっくりとリールを巻いて上の方を流していきます。
ママカリはフィッシュイーターではないのであまり速い動きには反応しないので注意。
サーチの時はこれだけいいんですが、コーナーなど「ここぞ!」という場所に入れた時はフォールで食わせます。
アタリは「コッ」という感じで出るので、間髪入れずにピシッと合わせてください。
このへんはまさにアジングそのもので、上手く上アゴの硬いところに掛かったら快感です(笑)
ママカリの餌釣りはこちらの記事をどうぞ!

コメント
コメント一覧 (8件)
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これはめちゃくちゃ楽しそうw
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ママカリをワームで釣る!!
目的のある釣りが楽しさを倍増させますよね。
きっと用水路でエギ投げてたチビッコも、分かる分かる!!ボクもあきらめない!と拍手をポチっとした事でしょう。
先日のシーバス釣りで、ヒラが釣れました。
見た目はグリーンが綺麗なママカリですが、奴はフィッシュイーターなんですね。
55cmと45cmでした。
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ついにやったんですね!
おめでとうございます!
やったこと無いですが岡山ってアジング難しいんですね。タックル売ってるのは良く見ますけど。
このブログから流行るかもしれませんね、ママカリング。
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ママカリングとはすごい。サノヤスは子供の頃にサバの小さいのをサビキで沢山釣って釣り雑誌に載ったことがあります。あの時はカタクチイワシの大群が居てサバが追って来てました。もしかしたら小サバを追ってもっと大きな青物も来ていたのかもしれません。
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うずらさん、お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
ママカリング面白いですよw
やはり一番の問題はフッキングですが、今はフックを始め昔は無かった道具に恵まれているおかげで何とかなりました。
我らが岡山県のソウルフード・ママカリの面白さを皆さんにお伝え出来ればと思います!
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さかな釣り行こうかな。さん、お返事が遅くなりすみませんでした。
水路のエギ少年の話を覚えていてくれてありがとうございますw
ヒラ釣れましたか!おめでとうございます。
ヒラは思いっきりフィッシュイターです。ミノーで上の方巻いてても釣れるし、メタルバイブで底の方巻いてても釣れます。
あいつら口が弱いのでフィッシュグリップを使うと…口を破壊しちゃうのが難点です。その場合自分は持って帰って食うようにしています。塩焼きにすると太刀魚みたいで美味しいです。骨が多いので包丁を多めに入れないといけませんが…
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ともさん、お返事が遅くなり申し訳ありません。
前のママカリングの記事の後にジグ単で少しは釣っていたんですが、あまりにも貧果だったので記事にしていませんでした。
何の事はなく、ジグ単云々以前に自分のママカリへの理解が低いだけでした。
ママカリングが流行るのはかなり難しいと思いますが、我らが岡山県のソウル・フーズですから皆さんに手軽に狙ってみてほしいですね!
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名無しさん、お返事が遅くなりすみません。
おぉー!サバ&雑誌に載るとはすごいですね!
サノヤスは濁ってて水の中が見えないですが、結構色々いますよね。
ヤズも回って来るし、アオリ、ヒラメ、シーバス、メバル、カサゴ、チヌ、サバ…ルアーで狙える魚も多いです。
超メジャーフィールドですが、港内はガラガラなので可能性を感じますw