ジグヘッドの重さ
豆アジ用ジグヘッドのおすすめの重さは0.6~0.8gです。
というのも豆アジは表層~底までいますが、基本的には活性が高く浮いている魚を狙う釣りでして、重いジグヘッドだとストンと落ちて美味しい上層を通り過ぎてしまうんですね。
また小さい=吸い込む力が弱いわけで、軽いほどフッキングしやすいのは間違いありません。
更に豆アジは遊泳力が乏しいため、流れが緩い港内の常夜灯周りが主戦場になるので飛距離もそれほどいらないのです。
ただし活性が低い時は0.4gでスローに攻めないと釣れませんし、強風時はリグを沈ませるために1g超を使うことも。
まずは0.6~0.8gを基準に揃えるのがおすすめです!
豆アジ用ジグヘッドおすすめ6選
34 ザ・豆
0.3g/0.5g/0.7g/0.9g/1.1g/1.3g
豆アジを釣るための独自フック形状が特徴的なの34のザ・豆。
通常は丸みを帯びているはずのフックのカーブを角にすることにより、豆アジの小さな口に入りやすくした訳ですね。
そのぶん負荷が角の一点に加わるので大型が来たら曲げられやすいため、豆アジ専用のジグヘッドだと割り切って使ってください。
フックは粘りはイマイチですが、細軸&硬質&バーブレスなので触れたらスパッと貫きます。
ちなみに操作感は十分で、リトリーブすると平べったいヘッド上面が水を受けて存在感がマシマシです。
極小用ジグヘッドとしては珍しい1.3gは他に替えが効かないので頼りになる存在。
34 小豆ちゃん
0.4g/0.6g/0.8g/1.0g
ザ・豆でも取れない超・豆アジを釣るために34が開発したジグヘッド。
豆アジ用なのにオープンゲイプでないので掛かりはよくないのか…?と思いきや、フッキングは問題ないどころか極めて良好。
豆アジは口が柔らかくてバレやすい(身切れしやすい)のが難点で、掛けても捕れなければ意味がありませんよね。
そこでクローズゲイプを選択しつつも、ゲイプ幅(懐)を狭くして極小バーブ(カエシ)を採用することで掛けとキープの両立をはかった訳です。
15cmを超えるとそれが裏目に出て掛かりが甘くなりがちなので、それを基準にザ・豆と使い分けるといいでしょう。
しかし針軸もザ・豆よりも少し太く(0.43mm→0.485mm)なり掛かりさえすれば曲げられにくいので、大小サイズが入り混じるシーンでは心強いですね。
またマウスのようにヘッド前方に窪みがあって水を受けるので操作性も悪くないし、底面がフラットなのでフォールも抑えられています。
アクアウェーブ ナンバンヘッド
#16のみ
0.3g/0.6g/0.8g/1.0g
アクアウェーブは他のメーカーに比べると知名度的にイマイチな感じがしますが、このハンバンジグヘッドは優秀ですよ!
#16という極小サイズに加えてかなり外向きなフックポイント、必要最低限の強度を残した細軸など豆アジのフッキング率はとても高いです。
ヘッド下部の窪みによってフォールも抑えられていますし、大型ラインアイなのでナイトゲームでは交換がとても楽。
弱点らしい弱点があまりない平均点の高い豆アジ用ジグヘッドですね。
ダイワ 月下美人SWライトジグヘッドSS極み
#12or#14
0.3g/0.6g/0.9g/1.2g
1インチアンダーのワームに合わせるためにダイワが作った極小ジグヘッド。
アジ・メバル兼用という扱いですが、#14はどう考えても豆アジ専用ですよ!(笑)
ヘッド部前面に潮を受けるための窪みがあるため、サイズの割には操作感はまぁまぁ高め。
#14までのラインナップなので他メーカーのように#16よりフッキングしにくそう…というイメージを持たれやすいですが、それに関しては心配無用。
ラウンドヘッド&ナローゲイプ(懐が狭い)は豆アジの口にも入りやすく、フッ素コートされているので針先もキンキン!
マグバイト 小悪魔ジグヘッド
#14
0.4g/ 0.6g/0.8g/1.0g
細軸、オープンゲイプ、極小バーブという豆アジ仕様に加え、フッ素コートされているので口に入りさえすればフッキングすると言っても過言ではありません。
大型アイで結びやすいのはナイトゲームで大事ですし、ヘッド部上面がそこそこ広いので潮受けも悪くない優秀な豆アジ用ジグヘッド。
惜しむべくは#14までしかないことで、10cmアンダーをガチで狙う人には物足りないことでしょうか。
#16が出たら一気にトップを争う存在になるんですけどね~。
クリアブルー サイコロヘッドミニ
0.4g/0.6g/0.8g/1.0g/1.3g
豆アジでは1g未満の極軽量ジグヘッドがメインに使われますが、軽い=ヘッド部が小さい=潮受けが悪いという問題があります。
つまり水の抵抗感が少ないのでリグがどこにあるのか、釣り人側に水中の情報が伝わってこないんですね。
その点サイコロミニヘッドは立方体に近いためヘッド前方上面が水を強く受けるので操作感はバッチリ!
フォール時は前方下面が水をしっかり受けるのでスローに落とすことができるという、豆アジにぴったりの性能を持ったジグヘッドです。
ただし空気抵抗も大きいので飛距離はあまり出ないので、常夜灯の中の豆アジを狙うための近距離戦用として使うのがおすすめ。
豆アジングに関してはこちらの記事をどうぞ!
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