マイクロテンヤSSとは
船でマダイを釣る時に使うひとつテンヤが、ショアテンヤと言ってオカッパリでも使われるようになりました。
これが結構釣れるんです。
しかし普通のテンヤは1個700円!
しかも刺して使う車エビも1匹100円ぐらいします。
いや、それはまだいいのです。
そもそも車エビが入手出来ないことも多いですからね…
そういう意味ではテンヤの釣りはまだまだ身近な釣りとは言いづらい。
そこに目をつけたダイワはあざとい!
テンヤを小型化してライトタックルでみんなが使えるように、小さなサイズで発売した訳ですね。
付ける餌は何でもOK!
ワームでもOK!
しかもSSと名前につけてるから、売れ行きが好調ならSとかMも出す気なのかもしれません。
ダイワは商売上手です。
マイクロテンヤSSを動画で見てみよう
ダイワの宮澤さんとみっぴによるマイクロテンヤSSの動画。
その辺の漁港でオカッパリで手軽に遊ぶ…というのを前面に出した動画になっています。
こちらも見てみて下さい。
マイクロテンヤSSの商品説明
マイクロテンヤSSの商品パッケージ。
左が表、左が裏です。
・手持ちのライトタックルで遊べる
・餌、ワームに対応したテンヤ型のジグヘッド
・ひとつテンヤの形状だからユラユラと落ちてアピール
・SaqSasフックでスパッ!と刺し貫く
・餌でもズレにくいキーパー付き
なるほどマイクロテンヤというのはテンヤ形状の軽量ジグヘッドということですね。
マイクロテンヤSSのラインナップ
カラー | サイズ(#) | 重量(g) | 価格(円) |
---|---|---|---|
ケイムラ赤金 | 8 | 1.5/ 2.0 | 430 |
ケイムラ赤金 | 6 | 1.5 /2.0/ 3.0 | 430 |
ケイムラ赤金 | 4 | 3.0 /5.0 | 430 |
夜光キャンディ | 8 | 1.5/ 2.0 | 430 |
夜光キャンディ | 6 | 1.5 /2.0/ 3.0 | 430 |
夜光キャンディ | 4 | 3.0 /5.0 | 430 |
1.5gから5gって、本当にライトゲームタックルで遊ぶのに丁度いいですね。
価格は全て430円で統一されています。
1.5gはもうちょっと安くしてほしいです。
5gの値段を下げてるだけかもしれませんが。
実際の販売価格は380円ほど。
一個あたり126円ほどですから、普通のジグヘッドよりはちょっと高いけどテンヤよりはずっと安いですね。
マイクロテンヤSSとジグヘッドの違い
餌+ジグヘッドと言えば虫ヘッドを思い出した方も多いでしょう。
そちらの方がマイクロテンヤSSよりも先に出ていましたよね。
マイクロテンヤSSは底面が水の抵抗を受ける為、ジグヘッドよりもユラユラとスローにフォールするのが特徴です。
魚に見せながらフォールでアピールするならマイクロテンヤ、流れが強い場所なら虫ヘッドと使い分けると好釣果が期待できます。
マイクロテンヤSSの特徴
ボトムで立つ
低重心かつ底面がフラットなので、このようにボトムで綺麗に立ちます。
おかげで根掛かりしにくいし、フックが倒れていないということはフッキング率も良いということです。
重量とサイズが表記されている
これは嬉しい!
せっかく色んな重量、フックサイズがあるのですから状況によって使い分けたいですよね。
そんな時に一目で区別出来るのは便利です。
エサキーパーがある
ワームにももちろん効果がありますが、青虫などはこのキーパーのおかげでズレにくくなっています。
ここのところが餌対応なんですね。
ちなみにオキアミは柔らかすぎてキーパーの意味があまりないです。
マイクロテンヤSSと相性の良い餌、悪い餌
餌 | 適合 |
---|---|
青虫 | ◎ |
オキアミ | △ |
サバの切り身 | ○ |
カニ | △ |
アサリ | ○ |
青虫
一番向いていますね。
あまりズレないし、よく釣れるし、安くて手軽。
マイクロテンヤSSで使用する餌の鉄板でしょう。
オキアミ
一番良さそうと思っていたオキアミが、案外向いていません。
というのもオキアミはもろいのでキャストや着水の衝撃で取れたりズレたりするのです。
使うなら背掛けなど強度のある付け方&足元狙いなどにする必要があります。
サバの切り身
サバの切り身も悪くありません。
食いの良さでは青虫に一歩譲りますが、餌取りに強く女性や子供でも触るのに抵抗がないかと。
カニ
ズレるしつけにくいのであまりオススメ出来ません。
オキアミほどは取れやすくないのですが、あえて使おうというシチュエーションが少ないですね。
チヌやカサゴが甲殻類を食べているであろう時用でしょうか。
アサリ
そんなに食いはよくないですが、餌取りに滅法強くズレにくいので使いやすさは一番。
扁平ワームとして使うのもアリです。
マイクロテンヤSSにオススメのワーム①リアルオキアミワーム
やっぱりコレでしょう!
ワームに見た目のリアルさなんて…と思われるかもしれませんがここまでそっくりに作っていればシルエット効果は期待出来ます。
ヒゲや目玉までちゃんとついてて、腐らずズレにくいオキアミそのもの。
アミノX&シュリンプパウダーまで練り込んであって、更に味と臭い付き。
サイズも選べるし、夜光やケイムラ仕様まであります。
これで気分はテンヤです。
マイクロテンヤSSにオススメのワーム②リトルスパイダー2インチ
リアルオキアミワームの見た目と臭いで誘う食わせのワームなら、リトルスパイダーは動きで食わせるリアクションのワーム。
僅かな水流でも揺れる無数のフラスカート、薄くレスポンスの良いカーリー、針もちの良い張りのある素材。
余計な装飾が一切なく、性能をそのまま形したようなワームです。
マイクロテンヤSSとリトルスパイダー2インチの組み合わせは強力ですよ!
カサゴなんてそこに入ればいくらでも釣れます。
マイクロテンヤSSで釣れる魚
●メバル
●カサゴ
●ソイ
●タケノコメバル
●アコウ
●シーバス
●チヌ
など。
これらはあくまで一例で、実際にはもっと色んな魚が釣れる可能性があります。
皆さんがいつも行く釣場で投げてみて下さい。
何が釣れるかな?
マイクロテンヤSSに適したタックル
ロッド
7フィート半ばのULロッドがおすすめ。
マイクロテンヤSSの主戦場である漁港は基本的に足場が高いことが多く、足元まできちんと攻めたり風の影響を抑える為にはある程度の長さが必要です。
またマイクロテンヤSSはフォール中のアタリを取ったりアクションを入れて使うので、ロッドのティップに一定の張りがあった方が使いやすいですね。
ソアレXRはハイエンドに迫る性能を持ちながら価格は抑えらえているのでおすすめですよ。
リール
やっていることはライトゲームのエサ版なので、リールもそれに合わせて小型のものが合っています。
レガリスの1000Sはシャロースプールなので下巻きもいらないし、軽くて性能も十分なのでおすすめですよ。
詳しくはこちらをどうぞ⇒レガリスの記事を読む
ライン
1.5g~5.0gのマイクロテンヤSSのキャスト、操作にはPEは0.3号がベストです。
それより太くても良いですが飛距離や感度が落ちます。
0.3号PEラインと言ってもピンからキリまであります。
色々使いましたが安定の品質、安心の強度で言うとやっぱりバリバスが一番です。
長さは100mもあれば十分で、ラインが全体的に痛んで使えなくなるまで長く遊べます。
マイクロテンヤSSの釣り方
ただ巻き
マイクロテンヤSSは実はただ巻きでも優秀です。
一般的なジグヘッドよりも形状的に水圧を受ける面が広いのでレンジキープ力が高いのが特徴です。
また沈みがゆっくりなので、遠浅な地磯など飛距離は欲しいけど重いと根掛かりしてしまう…そんなシャローエリアでも使いやすいです。
リフト&フォール
ひとつテンヤと同じ釣り方です。
まずはキャストして一旦ボトムを取ります。
その後竿を上げてアタリを待ちます。
この時実際にはテンションフォールをしており、アタリがあったら即アワセ!
食いが悪ければフリーフォールに切り替えると一発で食ってくることもあります。
ボトムバンピング
テンヤはその形状のおかげでボトムでしっかり立ってくれます。
その特徴を利用して、細かくロッドアクションを入れてボトムを跳ねさせてやると効果的なことも。
リフト&フォールが食わせのメソッドならこっちはリアクション要素が強いメソッドです。
魚が低活性な時は試してみて下さい。
コメント