サビキ釣りは昼にやるイメージが強くありませんか?
でも実は夜のサビキ釣りにはメリットがいっぱいあるんです。
特に魚種によっては夜の方が断然釣りやすいので、挑戦しないのはもったいない!
この記事は約3分で読み終えることが出来るので、ぜひ参考にしていただき、あなたの楽しいフィッシングライフにお役立てください♪

餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
「釣りの楽しさをお届けする」をモットーに、初心者の方にも分かりやすく釣りの情報を発信中!
\SNSもよろしくね!/
釣行動画
※2025/6月
実際に釣っているシーンを見てみたい!という方は、こちらの動画をチェック!
メリット
ポイントが絞りやすい

夜のサビキ釣り最大のメリットは、なんと言ってもポイントを絞りやすいことでしょう。
明かりにはプランクトンやアミが寄ってくるため、それを食べるためにアジなどの魚も集まってきます。
アジングが夜に常夜灯まわりでやるのがセオリーなのもそれが理由で、とにかく魚の密度が高くなるんです。
ただしママカリ(サッパ)など夜に活動していない魚は狙えなくなりますからご注意ください。
ライバルが少ない

当然昼に比べると釣り人の数は少ないので、釣り場に入ることが容易になります。
といっても波止の先端やコーナーに常夜灯が絡んでいるような場合は、むしろ入るのが難しくなりますけど。
しかし周りをよ~く見てください。
桟橋や道路の外灯、橋や電話BOX、商業施設の明かりなどはその周りにもきっとあるはず。
明かりがあって適度に潮通しが良ければ、どこでも釣れる可能性はあります。
餌取りが少ない

明るい時間にサビキ釣りをしていたら、いわゆる外道に悩まされることがありませんか?
上記の画像はアジがいる場所なんですが、スズメダイが多すぎて釣りになりません…。
でも日が沈むと多くの餌取りはいなくなるので、本命の魚に専念することができます。
仕掛け

- 磯竿…4.5m 3号遠投
- スピニングリール…2500番
- 道糸…ナイロン3号
- ウキ止め糸
- サビキウキ…6号
- ケミホタル…50
- シモリペット…M
- ウキストッパー
- アジホタル
- サビキ…6号蓄光タイプ
- カゴ…6号蓄光タイプ
夜釣りでは明かりが効いている範囲にしか仕掛けを投げません。
そのため2号くらいのややライトな竿を使った方が魚とのやり取りは楽しいのですが、そのためにわざわざ道具を買い足すほどではありません。
どうせ釣果は変わらないし、お金がもったいないので昼に使っている投げサビキの道具をそのまま流用すればOKです。
ただし夜用にいくつか変更・追加もありますので順番にご紹介していきます。
竿はこちらがおすすめ。


リールは2500番で、ナイロンラインの3号を巻いておきましょう。

ウキ止め糸は2カ所止めしてもよくズレるもの。
ウキ下が変わると釣れませんしイライラするので、がっちりキープできるものを使いましょう。

ウキはこの後ご説明するケミホタル50をセットできる物を選んでください。
羽根付きのウキなら昼に遠投した時もよく見えるので流用できますが、風が強い時は暴れるので羽根無しの方がいいです。

シモリペットとはウキを道糸にセットにするために必要な道具です。

ウキストッパーは無くても釣りは出来ますが、根掛かりした時にウキをロストしなくて済むのでケチらず買いましょう。


さてここからが本題の夜ならではの仕掛けです。
ケミホタル50はウキのトップに差して使う発光体で、夜でもウキの位置やアタリを取るために必要になります。

アジホタルも同じく発光体ですが、こちらは道糸とサビキの間に付けて使うもので、アジを寄せる集魚の役割があります。
必須ではありませんが無いよりはあった方がいいので、せっかく夜釣りをするのなら使いましょう。
ちなみにアジホタルには他にも重要な役割があります。
そう申しますのもシモリペットは糸で削れて溝が出来るのですが、そこに糸がはまって仕掛けが落ちていかないことがよくあるのですが、夜は目視で確認することは不可能!
そんな時にアジホタルがあれば仕掛けがちゃんと落ちていくか一目瞭然なんですね。

明かりの周りとはいえ夜は魚も視覚が効きにくいので、蓄光タイプのサビキで針を目立たせましょう。
黄色や赤などあるんですが実際にライトを当てて確認したところ、赤はすぐに光が消えてしまいました。

カゴも蓄光タイプにすることによって目立たせることができます。
この後ご説明しますが、夜はあまりコマセを使わないので大きさは6号で十分です。

釣り方

まずはコマセをカゴに入れますが、夜は集魚は明かりに担当してもらうので量は少なめにしましょう。
具体的には6号のカゴに1/3以下で、少量ずつ切らさないように使うのがコツです。
特にアジは夜行性ではありませんから、いくら明かりのまわりに密度が濃いといっても絶対数は多くありません。
コマセを使いすぎるとすぐに満腹になって、サビキに食いつかなくなってしまいます。

夜のサビキ釣りと言っても、基本的には昼とやることは変わりません。
仕掛けを投入したらある程度糸を出して、コマセと一緒に流していきます。
アタリの出方はさまざまでウキが沈むことがあれば、魚が食い上げて仕掛けが浮くことによってウキが倒れることもあります。
ウキにおかしな動きがあればアタリだと思いましょう。

ある程度流してもアタリがなければ、竿を大きくさびいてカゴに残ったコマセを出してやりましょう。
そのまままた流してアタリを待ち、釣れなければ再度コマセを入れて仕掛けを投入します。

ちなみにサビキ釣りはアワセは入れません。
ウキにアタリが出た時にはすでに針はかかっており、アワセるとアジの口が切れてばらすことが増えます。
いかがでしたでしょうか?
サビキ釣りの道具に関してはこちらの記事をどうぞ。

コメント