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サゴシは泳がせ釣りなら簡単に釣れる!サビキのついでに狙ってみよう

サゴシ 泳がせ釣り
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11/29 Youtube更新しました!

あなた

サビキ釣りしてたらサゴシがまわってきた~!
でもショアジギング用タックル持ってきてない…

ほーぷれす

サゴシはサビキタックルでそのまま釣れますよ!
エサなら釣った魚を使えばいいじゃないですか♪

サビキ釣りをしていると小魚が何かに追われている光景をよく見ますよね。

シーバス、ハマチ、そしてサゴシなどフィッシュイーターは小魚が多い場所には必ずいるからです。

それをみすみす見逃してしまうなんてもったいない…そう思いませんか?

だから私のサビキ用のボックスには、常に泳がせ釣りの仕掛けが入っています。

出番がなければ使わなければいいだけなので、忍ばせておくことにデメリットはありませんから。

ということで今回はサビキ釣りのついでにサゴシも狙っちゃおうという緩いスタンスのお話です。

もちろんシーバスやハマチなどにも応用が効きますから、ぜひ記事を読んで参考にしてやってください♪

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ほーぷれす

餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。

「釣りの楽しさをお届けする」をモットーに、初心者の方にも分かりやすく釣りの情報を発信中!

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目次

泳がせ釣りのメリット

泳がせ釣りのメリットはサゴシが低活性な昼でもよく釣れることです。

ショアジギングだとサゴシの釣果は朝マズメ~3時間に集中しますよね?

よほど大きな群れが入ってきているなら別ですが、そうでなければ太陽が高く昇る頃には釣れなくなってきます。

しかしそれはサゴシが沖に出ていってしまったわけではなく、単純に食いが落ちてルアーへの反応が止まっただけなんですね。

ベイトの群れがいればサゴシは日中でも付いていますからね。

そんなルアーでは苦労する時間帯でも泳がせ釣りなら食わせられます。

泳がせ釣りのデメリット

泳がせ釣りのデメリットは飛距離が出ないことです。

メタルジグなら30gでも70mぐらいは普通に飛びますが、泳がせ釣りでは20m少々しか飛ばせません。

重いオモリでド遠投したいところですが、サゴシは底よりも中層~表層付近で食ってくることが多いのでウキ仕掛け(詳しくは後述)を使うんですね。

よって水深が浅くワンドのような奥まった地形の場合、サゴシが足元まで入ってこないので攻略が困難になってしまいます。

つまり潮通しがよく足元から水深がある堤防が理想ですが、潮が速すぎても仕掛けが流されるというジレンマに陥ることも…。

1つの目安としてサビキ釣り(=生餌確保)がしやすい場所は条件が整っています。

釣行

サゴシ 泳がせ釣り

私が住んでいる岡山県は魚種・魚影がさみしい海域であり、かつては青物はいないと思われていました。

それが数年前の当たり年に釣れることが広まって以来、秋のハイシーズンには車も停められないほどの大盛況。

数メートルおきにズラっと並んで釣りをするなんて私の性格上無理なので、汽水域でサビキ釣りでママカリ(サッパ)を釣るのが日課でした。

サゴシ 泳がせ釣り

すると沖磯でもなかなか釣れないヤズやサゴシがちょくちょく回遊してくるではないですか!

釣りの神様は気まぐれだな~と思っていましたが、胃の中を見ると基本的にママカリが入っていました。

つまりこれは偶然ではなく、岡山においてママカリが多く生息する汽水域は意外と狙い目ということなんですね。

サゴシ 泳がせ釣り

まずはサビキ釣りでママカリを釣って晩のオカズを確保しておきます。

サゴシがまわってくるかどうかはその日の運次第ですからね。

帰ってからさばく労力を考えれば70匹ほどでやめておくのが賢いでしょう。

そこから先は釣ったママカリを水汲みバケツ入れて活かしておき、泳がせ釣りの仕掛けにチェンジ。

ママカリはコマセ無しの置き竿でも釣れるので、いらない竿でサビキを垂らしておいてもいいでしょう。

ただし掛かったら早く釣り上げないと仕掛けがグチャグチャにされるので注意。

ママカリの場合は足元付近の表層にいることが多いので遠投は必要く10mほどのちょい投げで事足ります。

後はたまに仕掛けを跳ね上げて喝を入れてやるぐらいで基本的には餌任せでOK。

 

サゴシ 泳がせ釣り

しばらく海を見ているとママカリの群れが潮の流れてくる方に頭を向けて泳いでいます。

そんな統一感のある群れにおいて一匹だけフラフラしているのが私の餌(笑)

10分ほど経って弱ったのか体を横にしてフラ~っと沈んでいった瞬間!

下からの突き上げバイトに一瞬遅れてドンッ!という強い引きが竿に伝わります。

絶対シーバスだと思ったのですが足元まで寄せると横に走るのでサゴシ確定!

回遊さえあれば高確率で釣れる泳がせ釣りは素晴らしいですね♪

仕掛け

必要な道具
  • 磯竿…3号
  • リール…スピニング2500番
  • 道糸…ナイロン3号
  • ウキ止め
  • ウキ…8号程度
  • ウキストッパー
  • ワイヤーリーダー
  • 伊勢尼針…10号

竿、リール、道糸はサビキ釣り(=活き餌確保)に使用しているものをそのまま使います。

竿

竿は磯竿の3号がおすすめ。

仕掛けをちょい投げするので2号では軟らかすぎるし、4号までいくと重いし強すぎます。

サゴシが入ってこなければそのまま帰る釣りなので、サビキ釣りも快適にできないといけませんからね。

泳がせ釣りはそれほど竿に性能は求められないので、胴がしっかりしていれば手頃な値段の竿でかまいません。

よく、私はリバティクラブ磯風4.5mの3号を使っていますが使い心地は申し分ありません。

詳しくはこちらをどうぞ⇒リバティクラブ磯風の記事を読む

リール

リールは2500~3000番のスピニング。

多くの人はサビキ釣りにそれぐらいのサイズのリールを使っていると思います。

遠投する訳でもなければリールの巻き上げ力で寄せる訳でもないので安価なもので問題ありません。

ダイワのレガリスは軽くて巻き心地もよいのでおすすめですよ。

詳しくはこちらをどうぞ⇒レガリスの記事を読む

道糸

道糸はナイロンラインの3号がおすすめ。

2号では傷が入ったり吸水で劣化していると投げた時に切れる心配があります。

サゴシにナイロン3号(=引張強度12lb)なんて大丈夫?!と心配されるかもしれませんが大丈夫。

短くて硬いルアーロッド&伸びないPEラインと違い、長くてしなる磯竿&伸びるナイロンラインなら竿を立てていればまず切れませんから。

ウキ止め

サゴシ 泳がせ釣り

まず道糸にウキ止め糸を結びます。

1カ所だとズレてしまうので、2カ所付けておきましょう。

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ウキ

サゴシ 泳がせ釣り

次にウキのシモリペットを道糸に通します。

サゴシはかなり薄暗くなっても釣れますし、そのまま夜になってスズキや他のターゲットも狙うために電気ウキにしておきましょう。

ウキのサイズは適当でいいのですが8号くらいを選んでおけば投げサビキにも使えて丁度いいですね。

シモリペットがないウキを使っている場合は、ウキ止め糸で止まるようにシモリ玉をつけてください。

ウキストッパー

サゴシ 泳がせ釣り

次にウキストッパーをセットしましょう。

これによってウキが仕掛け下部と絡みにくくなります。

オモリ

サゴシ 泳がせ釣り

その下に丸オモリを道糸に通してください。

フカセ釣りのように正確にウキの浮力を相殺する必要はないので適当(2~3号)でOK。

大漁にベイトがいる中に活餌を紛れ込ませても釣れないので、群れの少し下に送り込んでサゴシの気を引くのが目的です。

ワイヤーリーダー

サゴシ 泳がせ釣り

それでは道糸をワイヤーリーダー上部に結んでください。

サゴシの歯で切れなければいいのでなるべく細めのものを使って下さい。

さすがにタチウオ用の2本針とか使うとすぐに生餌が弱るのでおすすめできません。

太刀複合メタルはしなやかで食い込みがよいのに強度が高くておすすめですよ。

最後にカン付きの伊勢尼針の10号をセットすれば完成です。

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餌の付け方

背掛け

サゴシ 泳がせ釣り

魚の背中に針を刺す方法で、泳がせ釣りでは最も一般的です。

針持ちがよいので身切れしにくく、遠くに投げたい時はこの方法を使うことが多いですね。

ただし針を刺す時にウロコが邪魔になるので、ウロコが小さい豆アジなどに向いています。

上アゴ掛け

サゴシ 泳がせ釣り

魚の上アゴの硬い部分に針を刺す方法で、最も簡単に付けられます。

魚は握ったままモタモタしているとすぐに弱るし、ママカリ(サッパ)はウロコが大きく硬いので背掛けで付けにくいのでこちらがおすすめ。

またサゴシは餌を頭から食おうとするので針掛かりがいいのも特徴。

ワイヤーリーダーについて

メリット

サゴシ 泳がせ釣り

ワイヤーリーダーのメリットはサゴシの鋭い歯で切断される心配がないことです。

サゴシの鋭い歯の前ではフロロカーボンのリーダーは容易に切られるため、「サゴシカッター」などと言われるのを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

「ショアジギングではフロロ5号で余裕なんだが?」と思うかもしれませんが、それはルアーフィッシングだからです。

メタルジグやミノーなら本体の塗装が剥がれるくらいですみますが、泳がせ釣りだと餌を丸飲みにするためリーダーは必ずサゴシの歯に触れるんですね。

ジグサビキに食ってきたら切られますがそれと同じ理屈ですね。

フロロカーボンのリーダーだと太さは関係なく、10号以上を使おうが切られるのです。

デメリット

サゴシ 泳がせ釣り

ワイヤーリーダーのデメリットは「生餌が弱りやすい」「食いが悪くなる」ということですね。

サゴシと同じく牙が鋭いタチウオにワイヤーリーダーが多用されるのは、冷凍のサンマやキビナゴなど死んでいる餌を使うから関係ないのです。

私もこれらのデメリットは実感しているのですが、食わせられても切られたら元も子もないので後悔しないためにワイヤーリーダーを使用しています。

1本針で細い物なら思った以上に食ってくるので問題ありませんよ。

以前はサゴシの泳がせ釣りにワイヤーリーダーを使う人はまれでしたが、今では既成概念に囚われない人が増えて悪いイメージは払拭されつつあります。

釣ったサゴシの美味しい料理法

サゴシ 泳がせ釣り

サゴシは刺身で食べたら身がベチョッとしててあんまり美味しくありません(個人差あり)

皮と身の間に旨味があるので、皮ごとバーナーで熱する炙りが最高ですよ!

パリッと焦げ目が付くまで焼いても中は案外生のままなので大丈夫。

最後にマヨネ―ズを乗せてもう一度焼けば完成!

料理用のバーナーがあれば色んな魚の炙りが作れるので、1つ持っていると便利ですよ~。

まとめ

  • サビキで先に活餌を確保する
  • 一定数たまったら泳がせ釣りに変更する
  • 上アゴ刺しと背刺しを使い分ける
  • 群れの少し下になるようにウキ下を調整する
  • サゴシにはワイヤーリーダーが必須

いかがでしたでしょうか?

同じ仕掛けでシーバス、ヒラメ、ヤズ(ハマチ)なんかも釣れてしまう楽しい遊びです。

別に大物が釣れなくても晩御飯のおかずは確保済なので気が楽なのもいいですね。

ショアジギングでサゴシを釣りたい方はこちらの記事もどうぞ!

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