ソアレXRって評判どうなの?
エクスチューンにした方がいいかな?
ソアレXRと言えばシマノの人気ライトゲームロッドですから性能が気になりますよね!
もうちょっとお金を出して上位機種を買うべきか?
そんなに変わらないなら下位機種でも十分なのか?
なんてモヤモヤしているあなたの為に、今回はソアレXR(ロッドの方)を徹底レビュー!
この記事を読んで購入の参考にして頂き、あなたにピッタリなモデルがあるか調べましょう♪
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
「釣りの楽しさをお届けする」をモットーに、初心者の方にも分かりやすく釣りの情報を発信中!
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ソアレXRの位置付け
シリーズ名 | 説明 | 値段(円) |
---|---|---|
ソアレ リミテッド | 最高機種 | 78,000~88,000 |
ソアレ エクスチューン | 上位機種 | 48,500~53,500 |
ソアレ エクスチューンMB | 上位機種 4ピース | 48,500~51,500 |
ソアレ XR | ちょい 上機種 | 37,000~40,000 |
ソアレ SS | メバリング ミドル機種 | 25,000~28,500 |
ソアレ SSアジング | アジング ミドル機種 | 24,500~26,500 |
ソアレ TT | メバリング ちょい下機種 | 19,000~20,600 |
ソアレ TTアジング | アジング ちょい下機種 | 19,000~19,800 |
ソアレ BB | メバリング 入門機種 | 14,500~15,500 |
ソアレってこんなに種類があるんですね(笑)
それだけ人気がある=ユーザーからの評価も高くて売れているということでしょう。
ソアレXRの概要
従来の | メバリングロッド従来の | アジングロッドソアレXR |
---|---|---|
反響感度が悪い 操作性が悪い | 乗せ調子テンション変化が分からない 繊細な操作ができない | 掛け調子乗せ掛け調子 反響・テンション変化ともに分かる 繊細な操作もできる |
メバリングロッドなのに感度がいい。
アジングロッドなのにしなやか。
2つのロッドの違いがなくなってきて、現在ではライトゲームロッドとして1つのジャンルになってきました。
ソアレXRもその流れを汲んでジグヘッド、スプリットショット、メタルジグ、プラグなど色んなルアーを使って、魚種の分け隔てなく楽しんで行こうというのがソアレXRコンセプトです。
外観
竿袋は半分メッシュになっており中身が確認できるようになっています。
リアグリップにはモデル名が書かれていますので、ソアレXRを複数本もっている人でも釣りに行く時に間違えてしまう心配はありません。
竿袋の中には保証書とロッドベルトが入っています。
全体の写真。
黒くて渋いですね!
カーボンモノコックグリップ。
当初は奇抜なデザインに賛否両論でしたが、軽量&高感度という性能が浸透してしっかり定番になりました。
グリップエンドにはソアレとシマノのロゴが!
グリップの全体図。
ブリッジライクシート。
- ダウンロック
ティップ側からバットエンド側に向けて締め込むタイプ。
掌にネジ部が当たらないので緩みにくい。
ロッドを上げて操作する時に掌下部~中央にフィットして使いやすい - アップロック
バットエンド側からティップ側に向けて締め込むタイプ。
キャスト時に親指が乗る部分が平坦で投げやすい。
ロッドを下に向けて操作する時に掌中央~人差し指がフィットして使いやすい
アジング向きなモデルにはダウンロック、万能モデルはアップロック。
とはいえ最終的には個人の好みであり、慣れればどっちも同じです。
フェルールは強度的に優れた逆並継のセンターカット。
ブランクはカーボンシートをX状に巻いたスパイラルXコアと、それをカーボンテープで締め上げるハイパワーX。
ロッドの捻じれや潰れが最小限に抑えられています。
これは細くて繊細なライトゲームでは大きな差となります。
ふいにシーバスがかかっても折れませんよ!
ここまで?!ってぐらい曲がっても大丈夫です。
しっかりと曲げて投げた時や大き目な魚がかかった時に違いを実感すると思います。
ただドアで挟むとか足で踏んづけた場合の強度ではありませんのでご注意を。
適度な張りとしやなやかさを高次元で併せ持ったハイレスポンス・ソリッド!
採用されているのはS48-ULS、S58UL-S、S510L-S、S64UL+-S、S68UL-S、S610L-S、S80UL+-Sです。
それに対してソフトチューブトップのモデルは張りを残したままソリッド並みに曲がり、ソアレXRではS76UL-Tにのみ採用されています。
ソアレXRに使われているのは一般のガイドではなく、ブランクスのポテンシャルを十分に引き出す為にシマノが独自に設計したXガイド。
これがとにかくラインが絡まずトラブルレスなんです。
釣りの途中にガイドにラインが絡むロッドを使っていたら、釣りのリズムが狂ってしまいますよね。
時合を逃すなんて悲しいこともありますし、最悪ロッドが折れることにも繋がります。
仕様とラインナップ
ソアレXR
品番 | 全長(m) | 仕舞(cm) | 重量(g) | 先径(mm) | ルアー重量(g) | PEライン(号) | 価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
S48UL-S | 1.42 | 73.8 | 52 | 0.8 | 0.4~8 | 0.1~06 | 37,100 |
S54SUL-S | 1.63 | 84.3 | 60 | 0.8 | 0.3~6 | 0.1~0.4 | 37,000 |
S58UL-S | 1.73 | 89.3 | 63 | 0.8 | 0.4~8 | 0.1~0.6 | 37,700 |
S510L-S | 1.78 | 91.8 | 67 | 0.8 | 0.6~12 | 0.1~0.6 | 38,400 |
S60SUL-S | 1.83 | 94.3 | 63 | 0.8 | 0.3~6 | 0.1~0.4 | 37,400 |
S64UL+-S | 1.93 | 99.2 | 67 | 0.8 | 0.5~12 | 0.1~0.6 | 38,600 |
S68UL-S | 2.03 | 104.2 | 68 | 0.8 | 0.4~8 | 0.1~0.6 | 38,300 |
S610L-S | 2.08 | 106.8 | 74 | 0.8 | 0.6~12 | 0.1~0.6 | 39,000 |
S76UL-S | 2.29 | 117.1 | 74 | 0.8 | 0.5~5 | 01~0.4 | 39,000 |
S76UL-T | 2.29 | 117.1 | 75 | 1.2 | 0.6~6 | 01~0.6 | 39,000 |
S80UL+-S | 2.44 | 124.8 | 81 | 0.8 | 1.5~14 | 0.2~0.8 | 40,000 |
ソアレエクスチューン
モデル | 全長(m) | 仕舞寸法(cm) | 重量(g) | 先径(mm) | ルアーウェイト(g) | 適合PEライン(lb) | 定価(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
S58SUL-S | 1.73 | 89.2 | 56 | 0.8 | 0.3-6 | 0.1-0.4 | 48,500 |
S510SUL+-S | 1.78 | 91.7 | 62 | 0.8 | 04-8 | 0.1-0.4 | 48,500 |
S64UL+-S | 1.93 | 99.2 | 63 | 0.8 | 0.6-12 | 0.1-0.6 | 49,500 |
S610SUL-S | 2.08 | 106.8 | 66 | 0.8 | 0.4-8 | 0.1-0.4 | 49,500 |
S73UL-S | 2.21 | 113.2 | 65 | 0.8 | 0.5-8 | 0.1-0.6 | 51,500 |
S76UL-T | 2.29 | 117.3 | 67 | 1.2 | 0.6-5 | 0.1-0.6 | 50,500 |
S80L-S | 2.44 | 124.8 | 77 | 0.8 | 1.5-14 | 0.2-0.8 | 53,500 |
このように上位機種であるエクスチューンが7機種止まりなのに対し、ソアレXRはなんと11機種!
4フィート台の圧倒的軽量&高感度なモデルを始めとして、かゆい所に手が届くラインナップ。
どれだけシマノがソアレXRに本気なのかが分かりますね。
使い道
ソアレXR
品番 | 説明 |
---|---|
S48UL-S | 5フィートすら下回る超ショートロッド。中層にステイする難攻不落のアジに0.6g級の軽量ジグヘッドで口を使わせる。テクニックが要求されるデイゲームにも! |
S54SUL-S | 軽量ジグヘッドのキャスト、微妙な潮の変化を読み取るにはS48UL-Sを上回ります。アンダー0.5gというジグヘッドですらタフテックインフィニティのおかげで微妙にもたれてくれます。 |
S58UL-S | 曲がりながらも掛けにいける使いやすいショートモデル。S48UL-Sほどは尖がっておらず、漁港の外灯周りでは応用力が高い。 |
S510L-S | ULではなく、Lのショートロッド。曲がりを捨てて掛けに行く攻撃的なロッドです。感度も上々。 |
S60SUL-S | S54SUL-Sのロングバージョン。軽量ジグヘッドをオールマイティーに使いこなす為のモデル。 |
S64UL+-S | アジングに使用するなら最もスタンダードなモデルでしょうね。ハイレスポンスソリッドを使用したパッツン系ティップと6フィート前半というレングスはアジングロッドの黄金律。 |
S68UL-S | S64UL+-Sに比べてロングレングス化し多少マイルドに。アジだけでなくメバルにも使用できるライトゲームのスタンダード・ショートロッド。 |
S610L-S | ジグヘッド、プラグだけでなくメタルジグ、キャロ、スプリットなど重量のあるルアー、リグまで使いこなすならこの1本。 |
S76UL-S | こちらはタフテックインフィニティが使われて曲がるロッドです。多くのルアー、リグに対応させつつも、パッツン系ティップでは取れない潮の変化を読み解く。磯など足場が悪い所でもレングスが行きます。こちらは従来のメバリングロッドの釣り味が好きな人向け。 |
S76UL-T | シリーズ唯一のソフトチューブトップが使われています。多様なルアー、リグを使えるのはS76UL-Sと同じですが、1.2mmチューブラーによってメタルジグやキャロにベクトルを振ってはいますが、曲がるチューブラーなのでジグ単も全然イケます。 |
S80UL+-S | シリーズ最強モデル。8フィートのレングスかつハイレスポンスソリッド!S76UL-Tを超える長さで磯やテトラなど水面に近づけない場所では特に強く、フロートリグまで対応しています。 |
ソアレエクスチューン
品名 | 用途 |
---|---|
S58SUL-S | シリーズ中最も繊細なアンダー1gのジグヘッド専用スペシャル。ティップにタフテックが使用されていて、軽めの負荷でも分かります。シビアな状況のアジ、アフターメバルに最適。 |
S510SUL+-S | S58SUL-Sに比べてレングスとパワーを上乗せしたモデル。 繊細さを保ちつつも、使用出来るルアーの重量範囲が広がったバーサタイル・ショートロッド。 |
S64UL+-S | ハイレスポンスソリッドと適度なレングスによる掛け調子特価型が売り。アジングのバーサタイルモデルです。 |
S610SUL-S | S64UL+-Sに比べてブランクスを延長した分しなやかになった乗せ掛け調子。感度は下がりますがそれでも十分すぎるほど。その代わりに手に入れた汎用性のメリットは大きいです。 |
S73UL-S | こちらも乗せ掛け調子です。 漁港や磯などでは7フィート超のレングスが有利。 7フィート前半の長さがありながら攻撃的に掛けていくことも出来ます。 |
S76UL-T | シリーズ中最も汎用性に優れるバーサタイルモデル。 ジグヘッドだけでなくプラグやメタルジグ、フロートリグに至るまで使用出来るので場所や時期を問わず使用する ことが出来ます。 |
S80L-S | ルアーウェイト14gにまで対応するシリーズ最長モデル。フロートリグ、キャロライナリグ、メタルジグに高次元に対応。足場が高い・遠投が必要なフィールドで頼もしいモデルです。 |
比較
ソアレ | XR S68UL-S | エクスチューン S610SUL-S |
---|---|---|
重量(g) | 68 | 66 |
先径(mm) | 0.8 | 0.8 |
ルアー重量(g) | 0.4~8 | 0.4~8 |
継ぎ | 逆並継 | 逆並継 |
カーボン含有率(%) | 97.9 | 98.2 |
価格(円) | 38,300 | 49,500 |
同一のスペックでないので単純比較はできませんが、もっとも近いモデル同士で比べてみました。
ジグヘッドにトゥイッチでアクションを加える時の軽快感や、ごく小さいアタリに集中する時に頼りになる感度ではエクスチューンに軍配が上がります。
そこは値段の差だからしょうがありませんね。
それにソアレXRだって実用性能は十分でなので釣果では差は出ません。
XRシリーズ最長の80に175gの小型リールをセットしましたが、持ち重りなんてほとんどありません。
重心はグリップの10cmほど前側でした。
まとめ
結局どっちがいいの?
XRもエクスチューンも素晴らしいロッドですが、ここで結論を出しましょう。
コスパならXRで、性能ならエクスチューン!
当たり前だろ!とツッコまれそうなのでもうちょっと詳しく書くと…
実釣では釣果に差が出ない以上、コスパで優れたXRの方がお得です。
お金が余ってるならエクスチューンにしましょう(笑)
合わせるリールは同じソアレで統一できれば最高です。
性能は申し分ないですし、配色的にも美しい!
ソアレXR S80UL+-Sに関してはこちらの記事をどうぞ。
コメント
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