
まいどです!
ほーぷれす(@hopeless_orz)です。
冬に落ちハゼをルアーフィッシングで釣りたいという、一部の人にしか分からない挑戦の記録をまとめました。
皆さんもデカ落ちハゼゲット!!
落ちハゼとは?
ハゼ釣りは、良い。
その愛らしい見た目と小気味良い引きは釣り人を天上へと誘う。
ハゼは、いつだって美味い。
揚げたての天ぷらはホクホクサクサクで、一口食べれば笑顔になれる。
叶うことなら冬だって釣りたい。
ハゼ釣りファンの人達ならきっと分かってくれるはず。
ハゼは秋の風物詩などと言われますが、実際に良く釣れるのはむしろ夏ですね。
7・8・9月は時期的に型は小さいのですがシャローにうじゃうじゃいて、のべ竿でも楽しめます。
ハゼクランクが強いのもこの季節ですね~。
それが10月にもなると徐々に深みに移動しはじめ、12月にもなると完全深場狙いになります。
これがいわゆる落ちハゼで、数は出ませんが釣れればデカい!
サイズは大きければ20cmを超えます!
そうなると食べ応えがあるし、釣れた喜びもひとしおですね!
落ちハゼのルアーフィッシング
ということで、ハゼ釣りは実は冬でも楽しめるのです。
…投げ釣りならば。
近年人気のハゼクランクでその楽しさを知ったライトゲーマーなら、一度は思ったことがあるのではないでしょうか?
ルアーフィッシングで落ちハゼは狙えないのだろうか…と。
一般的なハゼクランクは軽量プラグ故に飛距離が出ません。
しかもハゼがいるボトムまで潜らせるにはある程度巻かないといけない。
ハゼクランクは射程距離が短いのです。
しかし何か手はあるはず…ということで追及してきた記事のまとめです。
落ちハゼルアーフィッシングの基本、おすすめアイテムのご紹介など書いています。
落ちハゼのいる場所
船道
いくら深場に落ちるとは言え、オフショアじゃないと攻められないような何十メートルも深い所にいる訳ではありません。
具体的に言うと運河や漁港のミオ筋などは周りよりも掘れていて深くなっているので落ちハゼが残っています。
ミオ筋が一番お手軽ですね。
沖のブレイク
川や干潟なら岸周辺よりも遠投して沖のブレイクを攻めるのが鉄板です。
また港湾などでも基本的に記事から離れるほど深くなっていることが多いので、やっぱり遠投。
落ちハゼは飛ばしてナンボ!です。
飛距離の出るリグを選択しましょう。
落ちハゼへの挑戦その1 ジグヘッド編



これは過去の落ちハゼ挑戦記録です。
記事を統合しました。
昔、誰かが言っていました。
「ハゼは馬鹿な魚だ」と。
青虫投げてほっとけば釣れると。
つまらない釣りなのだと。
へぇ、そうなのか。
自分も最初はそう思いました。
しかし現在はハゼに夢中になっています。
始まりは2013年にジャストエースが公開したハゼクランク。
2014年には結構なブームになったようですが、ここ岡山県は田舎なのでその余波は及びませんでした。
自分も遅れて手を出したのですが、ゲーム性が高い!
しかも手軽で食べても美味しい…と弱点がありません!
それまではライトゲームが好きな岡山県民人は、冬~春の夜に漁港でメバリングをするくらいしかありませんでした。
しかしこの釣りのおかげで夏の昼間でもライトゲームが楽しめるようになったのです。
これは自分にとって革命的でした!
しかしこの釣りには限界もありました。
10後半月以降ハゼはシャローから姿を消してしまったのです。
隣でちょい投げの人達は好調に釣っているのだけど、こちらは飛距離が出ないハゼクランク。
ましてや着水点からルアーがボトムに到達するまでには距離を要します。
まず頭に浮かんだのはチニングにあった”テキーラ”という、テキサスシンカーをつけたクランキングメソッド。
しかし無理やり感は否めません。
ここがハゼクランクの限界だったのです。
そして今日は沙美の黒崎漁港にやってきました。
地元の餌師ご用達の釣場であり、ルアーマンには修行の地と揶揄されるフィールドです。
波止の向こうには渚百選の沙美海岸。その向こうには玉島のE地区。この風景の中、のんびりと釣りをするのも悪くありません。
ということで釣り開始。
今回のテーマはジグヘッド+ワームでハゼを釣ることです。
シャローから姿を消したハゼ達がいる深場を探る!
その為には次の2つしか方法はありません。
- 飛距離の出るリグを深場に送り込む
- 足元から水深のある場所で釣りをする
ハゼクランクには出来ないなら、別の方法を考えなければならない。
この日の為に釣具屋を見て回りました。
今のメバリング・アジング用のジグヘッドの種類の豊富さは一昔前では考えられません。
この中からハゼに適した物を探していきます。
ハゼ用なんてものはないからあくまで流用なのだけど、これがまた楽しいのですよ…。
大事なのはスイミング姿勢よりもボトムでの自立と安定性。
それに軸径、シャンク長も考慮しないといけない。
そうして妥協しながらも選んだフックとワームの組み合わせでボトムをずる引いていると…
ハゼは投げてほっとくだけの釣りなのか?
テクニカルで奥の深いゲームなのか?
全部自分次第です!
チニングをしている時にハゼがボトムずる引きに反応するのは分かっていました。
だからジグヘッドで試してみたが効果はまずまずですね。
今回使用したのはブリーデンのスモウヘッド1.5gと一誠スパテラ。
ハゼは口が大きくないので細身のスパテラで掛け代を確保しました。
この後釣れたハゼも外掛かりでしたが、フックが立っていることによりフッキング出来たのは間違いありません。
数釣りにはほど遠くまだまだ工夫が必要ですが、とりあえず本日の所は収穫あり…という所でしょうか。
釣行時はスモウヘッドで妥協していましたが、その後に最高のジグヘッドが見つかりました。
色々試してきましたがコイツがダントツですね。
エコギアのシラスヘッドファイン!
- ボトムで立つ
- 細軸ナローゲイプ
- 浮き上がりやすい
これらが落ちハゼのボトムゲームに最適なのです。
ボトムで立つジグヘッドってなかなかないですよ。
だいたいは左右どちらかに倒れ込みます。
もちろんシラスヘッドファインだって倒れることはあります。
しkさいちょっとロッドで跳ね上げてやれば(実際にはシェイク程度)姿勢を直してくれます。
このボトムで安定した姿勢は根掛かりを防ぐと同時にフッキング率を高めます。
細軸もグッド!
ジグヘッドへ漁港の波止でミオ筋を狙うのに最適です。
オススメは2.3gです。
落ちハゼへの挑戦記録その2 テキサス編



その翌年の落ちハゼ挑戦です。
記事を統合しました。
今回の狙いは落ちハゼ。
シャローから消えてブレイクの向こうに移動したでっかいハゼを狙う!
ライトゲームとしてのハゼの可能性を追求する為に、今回は餌ではなくワームで挑戦します。
その為には遠投が必要なので10gのフリーリグ用スリムシンカーをセレクト!
オフセットフックは落ちハゼの口に合わせて#4で攻めます。
チヌのヒット率が高い岩がゴロゴロある所を避けて、砂地を攻めているとビビビッというアタリが。
しかしノリません。
こういうのは口の小さい魚特有のアタリです。
アタリがあっても合わせずに巻き続けることによって掛かるのを待ちます。
でかいの、来い!
チニングをやっていたらテキサスリグでハゼがかかることはあったのですが、確率的には低い。
ならばフックとワームサイズを落としたらどうか?思っていたのですが当たりでした!
今この記事を読んでいるあなた!
こう思っていませんか?
「いかにもハゼ狙いのように書いてるけど、小さいリグでチニングしてたら偶然釣れただけじゃねーの?」
…と。
でかいのは23cm、小さいのは17cmでした。
小さいやつは下顎にフッキングしていることが多かったです。
口が小さいのでフックが倒れやすいのでしょうね。
合計9匹で十分釣りとして楽しめることが分かりました。
これでまた一つ自分の引出を増やすことが出来ました。
新しい釣り方を覚えるのは早ければ早いほど良いと自分は考えます。
一度覚えてしまえば、一生楽しめるからです。
落ちハゼへの挑戦記録その3 チニング用リグ編



過去記事を統合しました。
ジグヘッドだと飛距離に限界があります。
ということで、沖のブレイクを狙ってガチで遠投する時は私はチニング用のリグを使用します。
これは自作のハゼ用リグ…というか元はチヌ用リグだったんですが、落ちハゼ用になりました。
もちろんチヌも釣れますよ!w
前回の釣行でフリーリグやテキサスリグが落ちハゼに有効なのはよく分かったのですが、弱点もありました。
それはフックサイズを落としたところで、サイズが小さい場合は偶然じゃないと掛からないということ。
もちろんせっかく落ちハゼを狙うんだからサイズ狙いというのは当然なのですが、出来れば大型だけじゃなくて中型も釣りたいですよねw
これだと飛距離も相当出ますし、フックは小さくて冬の落ちハゼなら十分にフッキングします。
ただしワームは小さ目で!
根魚を狙うようなクロー系ワームや、長いストレートワームではフッキングしません。
そこで落ち着いたのが従来のチヌ用ラバージグです。
フックが小さく針先が出ている為、フッキング率はフリーリグ・テキサスリグを大きく上回ります。
ラバー自体は意味があるかどうかは微妙な所です。
ということで自作のチヌリグをぶん投げて底をズルズルと引いていたら食いついてきた落ちハゼ。
特に大層なメソッドがある訳ではないんですが、基本的に止めちゃダメです。
止めたらハゼは見切ります。
とはいえあんまりアクションつけてもダメ。
緩急をつけながら巻き続けて下さい。
ハゼリグ(チヌリグ)を自作する
ラバーは真ん中をいらないPEラインで縛ってからセットして下さい。
自作すれば一個200円未満で作れますし、好みの針やラバーと組み合わせられるので時間がある人は良かったらやってみて下さい。
今でこそリーズナブルなチヌリグも販売されていますが、昔はそんなのありませんでsた。
チニングが岡山で流行らない理由って何だろう?と考えたことがあるのですがお金がかかることが理由の一つだと思います。
岡山のチニングは厳しく連続ボウズは当たり前。
更に根掛かり前提の釣りだからお金もどんどん飛んでいきます。
市販のチヌ用リグは高くて1個平気で700円などします。
一晩3時間やって、5個ロストしたら3500円。
ワームやリーダー代も入れると4000円。
その上頑張って通ってもボウズ続き。そりゃ辞めますよ…。
材料
・スプリットリング#1~2
・東邦産業 発光玉ソフト8H グリーン 4号程度(ゴム素材なので大体でOK)
・オーナー カルティバ RH−11 リグフックチヌ スタンダード 2
・オーシャンルーラー OceanRuler ウィードレスシンカー 5g~10g
・がまかつ シリコンスカート ラウンド 0.6mm ~0.9mm程度各色。
1個200円未満で作れます。
市販でも安いものはありますがフックがイマイチな上に針先が鈍っても交換出来ないものもあります。
ラバーの色の組み合わせや本数など自分でカスタマイズ出来る自作リグは面白いですよ~!
ちなみに自作する時間がない方にはこれがオススメです。
安いしカラーも色々あるし、よく釣れます。
コメント
コメント一覧 (2件)
12月頃は高梁川で良型ハゼが釣れてました
1月に同じところに行ったらさっぱりでした
帰って落ちハゼについて調べたら深場に潜ってるとの事で遠投が肝だったのですね
天秤青虫ですけど遠投がんばってみます
今夜が山田さん、お久しぶりです~!
そうです。
ハゼが岸から離れちゃうのです!
高梁川で狙うなら養父港(玉島の森の北の港)とかがいいですね。
あるいはE地区。
玉島の湾奥(係留船がいっぱいある辺り)だとチョイ投げでも釣れます。
都会の方だと運河のミオ筋で2月でもハゼ釣ってる人達もいます。
小場所かつそれなりに水深がある所の方が落ちハゼの密度は高いです。