概要
津海木(つのうぎ)漁港は周防大島の東部にある釣場で、釣り情報誌では「津海木の波止」と紹介されることもあります。
島に渡ってからそれほど距離もないので手軽に釣りをするにはもってこいですね。
沖は砂地メインなので根掛かりは少ないので特に投げ釣りに向いていますが、秋には青物も回遊してくるのでショアジギングも面白いですよ。
アクセス
周防大橋に渡ったら右折して島の東部を南下してください。
11.9km車で17分ほど走ると右手に津海木漁港があります。
周辺環境
- 駐車スペース…なし
- トイレ…なし
- 自動販売機…なし
- 常夜灯…あり
- 係留船…多い
- 電線…あり
釣れる魚
- ヤズ・ハマチ・ブリ
- タチウオ
- シーバス
- ヒラメ
- マゴチ
- メバル
- カサゴ
- チヌ
- キス
- カレイ
- アジ
- イワシ
- カマス
- アオリイカ
出来る釣り
- サビキ釣り
- ウキ釣り
- 投げ釣り
- ルアーフィッシング
- エギング
ポイント解説
①波止
手前は浅いので投げ釣り以外では先端周りの方が釣りはしやすいでしょう。ただし中間から先端にかけては足場が石積みでできているので、転ばないように注意が必要です。
また中間までは常夜灯がありますが、頭上には電線が通っているので仕掛けを投げる時は十分に注意してください。
港内には係留船が多いので、先端以外では釣りをするのは控えましょう。
投げ釣りでは早春と晩春にカレイが釣れますがサイズは30cm止まりが多いですね。その代わり初夏から秋にかけてのキスは良型が多く、25cmクラスもよくあがっています。
先端はそれなりに水深があるのでサビキ釣りも可能で、夏から秋にかえてアジやイワシがよく釣れるのでオススメ。
先行者の人が先端でイワシを釣っていたらシーバスやヒラメも寄ってきてる可能性が大なのでルアーで狙ってみるのも面白いですね。
テキサスリグやフリーリグで底ベタを攻めればマゴチも釣れますよ。
9~11月の夜は常夜灯周りにタチウオも寄ってきます。ウキ釣りかワームで狙ってみてください。
②ゴロタ浜
津海木の波止から南みかけてはゴロタ浜が広がっており、ここでも釣りができます。
ただし沖20mから手前は藻や石だらけなので釣りになりません。50m以上飛ばせばキスやカレイがよく釣れますよ。
秋はアオリイカも多いのでエギングで釣れますが、潮が低い時にしっかりと前に出ることが前提です。9月は3号、10月は3.5号エギをしっかり飛ばして広く探ってください。
干潮時には押前鼻まで歩いていけますが、潮が満ちる時間を逆算して早めに戻ってください。押前鼻では朝マズメはよくナブラが起きておりショアジギングで青物が釣れます。
ブリクラスも掛かるので気を抜いちゃダメですよ!
注意
津海木には2021年に日本釣振興会が釣り人にマナーを呼びかける為の看板を設置しました。
周防大島は釣り禁止の場所がどんどん増えており、このままでは釣りが楽しめなくなってしまいます。
この素晴らしいフィールドを子供たちの未来に残すためにもゴミのポイ捨てや迷惑駐車はやめましょう。
コメント