ロングロッドが欲しいなぁ~
でも買って失敗したくない…
素晴らしい仕上がりでしたよ!
目的が一致するなら100%買いですね
メバリングもアジングも色んな状況に対応するには1本のロッドじゃ足りませんよね。
あと少し長ければ獲れたのに…
あと少し飛ばせば届いたのに…
これまでその「あと少し」は釣果という形で明確に、そして残酷にあなたに現実を突き付けてきたはずです。
そんなつまらない壁など易々と乗り越えてしまいませんか?
このソアレXR S80UL+Sと共にッ!
ということで今回はS80UL+Sのレビューを書かせてもらう訳ですが、よくも悪くもクセがあるロッドでした。
ある人には使いにくいでしょうし、また別の人には唯一無二の相棒となることを保証します。
ではこの記事を読んで購入の参考にしてください!
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
「釣りの楽しさをお届けする」をモットーに、初心者の方にも分かりやすく釣りの情報を発信中!
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仕様
全長(ft.) | 全長(m) | 継ぎ | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 重量(g) |
---|---|---|---|---|---|
8’0″ | 2.44 | 逆並継 | 2 | 124.8 | 81 |
先径(mm) | ルアーウェイト(g) | PEライン(号) | 継数(本) | リールシート 位置(mm) | リールシート タイプ |
---|---|---|---|---|---|
0.8 | 1.5~14 | 0.2~0.8 | 2 | 280 | ダウンロック |
保証書とロッドベルトが付属しています。
インプレ
汎用性
ロングロッドには夢がある!
遥か沖のポイントに届かせる長距離砲だ!
こういう人には向きません(笑)
夢を壊すようで悪いですが、ハッキリ書きますよ(笑)
ロッドの長さと飛距離はそこまで比例しません。
1にルアーの重量や形状、2にラインの太さ、最後にロッドが影響します。
例えば一般的な7.6ftのULを使っていた人が1.5gのジグ単を投げたら5mも伸びないでしょうね。
そして10gのフロートならチューブラーの硬い竿をヒン曲げて投げた方が飛びます。
何故かというとティップが細くてしなやかだから、ショット時の押し出しが足らないんですね。
えぇ~、じゃあ何のためのロングロッドなんだよ…
どっちも投げられるんですよ
適合ルアーウェイトの幅を活かし、多彩なリグで攻めることが可能。
まさに何でもアリのライトゲームロッド。
(引用:シマノ)
これこそがS80UL+-Sの最大の特徴・強み。
この竿の開発者はそもそも飛距離で競おうなんて思っていないんですね。
既存の8fクラスのロッドってフロートやキャロをブン投げるための剛の竿ばっかりだったんですよ。
それは同時に軽量ジグヘッドを捨てることを意味します。
1g台のジグ単はライトゲームの基本中の基本であり外せません。
とはいえソルトはバス釣りのように何本もタックルを持ち歩ける釣りでもないのです。
0.8mmのしなやかなソリッドティップ、10g以上のフロートを投げられるベリー。
それらを高次元にまとめた1本…それがこのS80UL+-Sの正体です。
バットの硬さ
磯やテトラで25cmオーバーのメバルを狙っている人達に質問です。
藻に潜られたり根に巻かれて大物を逃したことがありませんか?
おそらくほとんどの人は「ある」と答えるでしょう。
そういうポイントこそ良型が多く、良型だからこそそうなるという当然の理屈ですから。
ここでは必要なのがバットの硬さなんですね。
曲げて獲る「柔らかいけどパワーがある」系のバットではダメなんです。
いくらパワーがあろうがラインが根に擦れたら切られますから。
S80UL+ -Sはティップやよく曲がるけどバットは最低限しか曲がらない急テーパーに設計されているので強引に寄せないといけないシチュエーションにグッドなんですね。
もちろん硬いだけでありません。
メーカーが尺メバルやセイゴにも…と書いているように、35cmのチヌや40cmのシーバスも掛けましたが不安なくファイトできました。
ただ15cmぐらいの小メバルだと余裕すぎてつまらないかもしれません(笑)
長さ
- 手前の根を交わしやすい
- ティップを下げて足元までルアーを引いてこれる
- ラインが風の影響を受けにくいように角度調整できる
ロッドの長さのもたらす恩恵は大きいですよ!
しかし私がS80UL+ -Sを愛用しているのは、上で書いたように飛距離を出したいからではありません。
頭上が木に覆われていたりバックスペースがないポイントでは使いにくいですが、メリットの方が多いですよ。
感度
バットガイドが小さいのと81gという軽量さを考慮し、合わせるリールのサイズはC2000クラスがベスト。
下は1000番、上は2500番までですね。
重量バランスはまずまずで、リールをセットしたら持ち重り感はさほどありません。
ロングロッドは感度が悪いと言われますが、あまり雑誌に書いてあることを鵜呑みにしない方がいいですよ。
今のロッドは長くても感度はよいのでアジの極小バイトも分かりますし、それで分からない人がショートロッドにしたらアタリが取れるようになるかと言うと…とても怪しい(笑)
いずれにせよ言えることは、多少やりにくくても上手い人は持ち方やリグの操作次第で何とでもしてしまうんです。
こういうとまるで自分が買ったロッドをかばっているかのようですが、実際S80UL+ -Sの感度は決して悪くありません。
ティップがしなやかなのでコンッという反響感度は低めですが、そのぶん軽量リグの重みや潮を感じ取る能力は高いですね~。
必要十分な情報量がありますよ。
グリップの長さ
ここだけはちょっと気になりましたね。
グリップが長め(といっても肘より内側に来ます)なので、使い始めた時はジグ単メインの私には操作性がイマイチでした。
慣れれば問題はありません。
恐らくカーボンモノコックグリップは高感度と引き換えに軽すぎるので、重量バランスが前方によりやすう持ち重りしやすいので、それを防ぐためでしょう。
ただフロートリグやキャロを投げる時にはこのグリップの長さが振り抜くのに適しています。
いずれにせよ上手く丁度いい長さにまとめた結果なのでしょう。
まとめ
- 1gのジグ単も投げられるソリッドティップ
- 10gのフロート・キャロも投げられるベリー
- 良型に主導権を与えない硬めのバット
簡単にまとめるとこんな感じですね。
波止で常夜灯周りだけやっている人には不要かもしれません。
しかし波止に加えて磯やテトラ周りでも釣りをする人には部類の強さを発揮するロッドでした。
今はもうこれがないとメバリングができないというほど右腕になっています。
もしあなたの目的が合うなら、自信を持ってオススメしますよ。
買っても後悔しないことは私が保証します♪
ソアレXRのまとめ記事はこちらをどうぞ。
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