ニンジャリとは?
ニンジャリとは、数々のソルト用ルアーを手掛けるブルーブルー株式会社が発売しているワームとジグヘッドの名前です。
ニンジャリはシーバスをメインターゲットとして開発されたワインド用のワームですが、一般的なワインド用のジグヘッド+ワームとは一味も二味も違います。
見た目通りクセが強いニンジャリ。
釣れないと嘆く前に、まずはこの記事で特徴や使い方を知りましょう!
ニンジャリは釣れない?!
ブルーブルーと言えば押しも押されぬ人気メーカー。
その人気っぷりはルアーが店頭に並ぶと即完売するほどです。
そんな輝かしいルアー達の影でいまいちパッとしないニンジャリ。
記事を書きながらアマゾンで検索してみたらちゃんと在庫もあります。
ブルーブルーのルアーって人気なんじゃないの?と思ったそこのあなた!
そう…ニンジャリは釣れないという噂があるせいで、ブルーブルーにしては不人気な商品なのです。
でもニンジャリって本当に釣れないの…?
いいえ、ニンジャリはムッチャ釣れますよ!
それでは説明していきます。
ニンジャリの使い方を動画でチェック!
ブルーブルーテスターの高橋優介さんによる解説。
シーバスってこんな簡単に釣れたっけ?
皆さんの住んでる場所の地域にも岸壁ありませんか?
ニンジャリで釣りまくりましょう!
ニンジャリのラインナップ
ニンジャリジグヘッド
サイズ | 重量(g) | 入数(本) | 価格(円) |
---|---|---|---|
SS | 8 | 2 | 869 |
S | 13 | 2 | 869 |
M | 20 | 2 | 869 |
L | 32 | 2 | 979 |
ニンジャリワーム
サイズ | 入数(本) | 価格(円) |
---|---|---|
SS | 6 | 770 |
S | 5 | 770 |
M | 5 | 770 |
L | 5 | 770 |
ニンジャリセット
サイズ | 入数(セット) | 価格(円) |
---|---|---|
S | 1 | 770 |
M | 1 | 770 |
L | 1 | 825 |
ニンジャリの特徴
フッキングが抜群
ニンジャリは主にシーバス用なんですが、かなり特徴的な形状のワインド用ヘッド。
このように下側にもシングルフックがついています。
一見すると魚の口にフックが入りにくいように思えますが、これが抜群に掛かりがいいんです。
従来のワインド用ジグヘッドはフッキング率の低さが悩みどころでしたが、感覚的には倍くらい成功しますよ!
ワームをセットしやすい
ニンジャリジグヘッドに専用のニンジャリワームを後ろから真っ直ぐに刺すだけ。
一般的なワームのようにフックを抜く場所がシビアで、ワームが曲がってしまう…ということがありません。
その秘密がこのスリットです。
ワームの真ん中に切れ目があって下側のフックに沿って自然に真っ直ぐ入ります。
ワームのカラーローテーションもしやすいですし、付け替える度にワームが痛むといったことがありません。
ニンジャリの使い方
ワインド
ニンジャリのもっともスタンダートな使い方がワインドです。
パンパンパンパンとロッドで上に弾きながら巻くことでニンジャリを左右にダートさせる方法です。
三角形の断面のヘッドとワームは水を切り裂き左右どちらかに跳ね飛ぶ為の形状で、さすがはワインド用というだけあって簡単にキレのいいダートを演出出来ます。
シビアなデイゲームのシーバスもこのようにパックリ丸飲みにしてくれます。
ニンジャリが釣れないなんて言ってたら恥ずかしいですよ?!
スローワインド
スローワインドとは、ワインドのように小刻みにロッドアクションを加えるのではなく、3秒に一回程度という非常に緩やかなペースでロッドでニンジャリを跳ねあげる方法です。
通常のワインドが横にダートさせるリアクションのメソッドならば、スローワインドは縦の動きで誘う食わせのメソッドです。
このキビレのように口が大きくない魚や、捕食の下手な魚、ナイトゲームなど魚が視覚に頼りにくい時などにとても有効です。
ただ巻き
ワインド用ワームだからダートさせないといけないという決まりはありません。
ニンジャリのただ巻きはエキスパートアングラーが奥の手に使うメソッドです。
通常のシャッドテールのような大きなテールアクションは魚をスレさせてしまうことも多いのですが、ニンジャリのただ巻きはいわゆるI字系。
スーッと引いてくることでスレた魚のバイトを引き出せます。
平らなテールもニンジャリが上下するのに合わせて自然に棚引いてくれます。
ニンジャリのここが弱点!
ニンジャリは釣れないなんて噂もありますが、とんでもありません。
こんなによく釣れるワインド用ワームはそうそうないですよ。
釣れっぷりではブルーブルーのルアーの中でもトップクラスだと思います。
過小評価している人達のおかげで入手しやすいのは嬉しいですけどねw
ここまで書くと完全無欠のようにですが、そんなニンジャリにも一つだけ弱点があります。
それはフックがしたを向いている為、ボトムを取ると根掛かりしたりゴミを拾いやすいということです。
つまり水深1m程度のシャローなフィールドや、底質が荒いフィールドには向いていないということです。
そんな場所では他のルアーを使う方が賢明でしょう。
ニンジャリが使いにくい場所でオススメのワインドワーム
グラスミノー
上記で書いたようなシチュエーションではニンジャリはその強さを発揮出来ないのであまり釣れないのは事実です。
そんな時はやっぱり普通のジグヘッドにワインド用のワームが強いですね。
これは裏技ですがグラスミノーのテールとヘッド部をカットして尺ヘッドにセットしてみて下さい。
これがまたワインド専用ワームに全く引けをとらないほどよくダートします!
写真のMサイズは小型のシーバス・チヌ・キビレ・カサゴなどに。
Lサイズはシーバスに最適です。
金額的にも安く抑えられるのでオススメですよ。
ミドルアッパー
ミドルアッパーの3.5インチははシーバス用のワインドワームとしては定番ですが、これも凄くいいですね。
ワームの耐久性も良いし、適度に柔らかくてアクションも絶妙です。
ワインドに合わせて左右にナチュラルにテールを振る姿はベイト(餌)そのものです。
ニンジャリよりもユッタリと柔らかいアクションが得意なワームなので、水深や底質の違いだけじゃなくてニンジャリで食わない時に使ってみると違った反応があって面白いですよ!
チヌにはミドルアッパーは大きすぎじゃない?
と思うかもしれませんがチヌやキビレは小さいワームで食わない時は、逆にワームを大きくすることでスイッチが入ってこのようにバイトしてくることもよくあります。
更に上で書いたスローワインドを組み合わせると、チヌのように口が小さい魚でもこのようにバックリ食わせることが可能です。
ニンジャリで釣れる魚
春のニンジャリ/サゴシゲーム開幕✨✨
— BlueBlue(ブルーブルー) (@BlueBlueFishing) March 9, 2020
ニンジャリの安定したダートがサゴシに効果絶大!!#ニンジャリ#BlueBlue#サゴシ#青物 pic.twitter.com/e3RykmQcyn
<ニンジャリで釣れる魚>
・タチウオ
・シーバス
・根魚
・ヒラメ
・マゴチ
・サゴシ
ニンジャリは釣れないなんて思い込みだと分かって頂けたでしょうか?
是非あなたもニンジャリで釣ってみて下さい!
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