安い方がいいんだけど、ダイソーのジグヘッドってよくないのかな?
食品や電気代などあらゆるものが値上がりする一方、給料は上がらなくて家計は火の車。
せめてジグヘッドなど消耗品は安く抑えたい…そんな人が急増しています!
そこで今ダイソーの釣具が注目を浴びているのですが、いくら安くても性能が悪いと元も子もありません。
そんなあなたの為に今回はダイソーのアジング用ジグヘッドを徹底レビュー!
結論から言うと「そこそこ使えるけれど、釣具メーカー製でいいかな」というところ。
普通に釣りを楽しむ分にはいいけど、ガチなアジング愛好家には不満を感じるでしょうね。
この記事があなたの「安くて楽しい節約フィッシングライフ」のお役に立てると嬉しいです♪
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
「釣りの楽しさをお届けする」をモットーに、初心者の方にも分かりやすく釣りの情報を発信中!
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ライトゲーム用ジグヘッド
パッケージ
- 価格…100円(税別)
- 入数…3つ
- 重量…1g、1.5g
- 素材…鉛合金、炭素鋼
- 対象魚…アジ、メバル、カサゴなど
- アタリが取りやすく、使いやすいラウンドタイプ
形状
- 浮き上がりやすいもの
- 沈みやすいもの
- ダートするもの
- 水をよく掴むもの
- そうでないもの
アジング用のジグヘッドは形状によって使い勝手が変わってきますが、これはラウンドタイプ(丸形)といって最もスタンダードな形状です。
何かの性能に突出はしていないけれど、色んなシーンで使える応用力が魅力です。
アジング初心者の方はとりあえずラウンドタイプのジグヘッドにしておけば間違いないですよ。
ちなみにフックサイズは#8程度です。
塗装
この白い塗装は蓄光(グロー)塗料といって、ライトなどで光を当てると暗闇で光るのです。
アジはいるんだけど釣れない…そんな時はジグヘッドを目立たせてやるのもひとつの手ですね。
ただしハイアピール系は諸刃の剣!
毎日のように釣り人がいるメジャーポイントでは魚は警戒心をもっており、グローは逆効果になることもあるので気を付けましょう。
ワームキーパー
ヘッドの後ろの突き出している部分はワームキーパーといって、セットしたワームがズレないようにするためのカエシのようなもの。
海の中でワームがズレてしまうとアクションが不自然になってしまうので、それを防止してくれるわけですね!
でもこのワームキーパーでかすぎ。
細いワームへのダメージが大きいため裂けてしまいます。
カエシ
魚の口に刺さった針が抜けないようにするためカエシがついているんですが、逆に刺さりが悪くなるし危険なのでカエシはない方がいいんですけどね。
ペンチで潰したあとにシャープナーで削ってやると完璧です。
針先
ジグヘッドに限らずダイソーの釣具は針先が尖っていないものがとても多い…。
針先が鈍いとアワセを入れても魚の口に針がかかりにくくなります。
ということで針先を爪に当てて鋭さをチェックしました!
- 合格…1本
- 不合格…2本
予想していましたがこんなものでしょう。
いくら安くても針が尖っていないんじゃ使い物にならないよ…
ダイソーに限らず釣具メーカー製でも針先があまいものは割とあります。
1つシャープナーを持っていたら自分で研ぐことができるので経済的ですよ。
スミスのシャープナーは裏表で粗さが違うので、荒研ぎ仕上げ研ぎもできます。
付属のステンレスパイプは曲がった針の修正にも使えるので、これ1つでフックのメンテは全部OK!
針軸の太さ
パッケージに記載がないので測ってみたら針軸は0.4mmでした。
アジング用のジグヘッドにしては太めですね。
アイ
ラインを結ぶ穴をアイといいます。
ダイソーのアジング用ジグヘッドはこのアイが小さい!
アジングやメバリングは昼でもできますけど、メインはナイトゲーム。
こんなにアイが小さかったら視力がよくない人は現場で苦労しそうですね…。
他社のアジング用ジグヘッドと比較
ダイソー ジグヘッドデルタ | ダイワ 月下美人アジングヘッド | |
---|---|---|
価格 | 110円 | 316円 |
入数 | 3本 | 4本 |
コスパ | 36円/本 | 79円/本 |
針先 | あまい | 鋭い |
ゲイプ | 平行 | オープン |
ラインアイ | 小さい | 大きい |
針の色 | 黒 | 金 |
重量 | 1g、1.5g | 1.5g、2.0g、2.5g | 0.5g、0.8g、1.0g、1.3g、
ダイワの月下美人アジングジグヘッドと比べてみました。
コスパではダイソーのアジング用ジグヘッドの圧勝ですね~!
でも性能ではボロ負けです。
アジング用ジグヘッドまとめ
針先がとがっていない
ラインアイが小さくて結びにくい
オープンゲイプじゃないので掛かりにくい
重量別ラインナップが少ない
根掛かり多発するというならダイソーもアリなんですが、アジングでそのようなシーンは限られます。
それを考えたらこの値段差ならダイソーのジグヘッドを買うメリットは少ないですね。
海のそばに住んでいて毎日のように釣りに行くという人ならアリかと。
ジグヘッドデルタ
- 価格…100円(税別)
- 入数…4本
- 重量…1g、1.5g
- 素材…鉛合金/オモリ、炭素鋼/針
- 対象魚…アジ、メバル
- 鋭いダートアクションで魚を誘う三角型タイプ
形状
全体はこんな感じ。
横から。
前から。
後ろから。
こちらのヘッド部は打って変わって三角形状をしています。
これはいわゆるダート用のジグヘッドですね。
ダートとは?
パンパンと2~3回ロッドアクションを加えることにより、ジグヘッドが左右交互に横飛びする動作のこと。
専用のジグヘッドを用いることが多い。
ラウンドタイプのジグヘッドが”食わせ”なら、デルタタイプのジグヘッドは”リアクション(反射食い)”で魚を誘います。
警戒心が高いor食い気がない魚に有効なメソッドですが、やりすぎると余計に警戒されたりミスバイトが増えるので使いどころが大事。
フックサイズは#8程度でした。
針軸の太さ
こちらも針軸は0.4mmでした。
アジには曲げられることはないでしょう。
塗装
無塗装のヘッドは光を反射しやすく、魚の警戒心を高めると言われます。
ダートジグヘッドはリアクションで食わせるのでラウンド型ほど影響はありませんが、塗装した方がベター。
1091マーカーはペンで手軽に塗装が出来る優れもの。
ケイムラや赤針だって簡単に作れちゃうのでオススメですよ。
カエシ
デルタタイプのジグヘッドにもいらないけどカエシが付いてます。
針先
針先の鋭さをチェック!
- 合格…3本
- 不合格…1本
どうしても針先があまいものが混ざりますね~。
アイ
塗料の厚みの差かもしれまんが、デルタタイプの方がラインアイが少しだけ広くなっています。
他社のダートジグヘッドと比較
ダイソー ジグヘッドデルタ | ダイワ 月下美人ダーティングヘッドSS | |
---|---|---|
価格 | 110円 | 293円 |
入数 | 4本 | 4本 |
コスパ | 27円/本 | 73円/本 |
針先 | あまい | 鋭い |
ダート幅 | 小さい | 大きい |
ラインアイ | 小さい | 大きい |
重量 | 1g、1.5g | 2.5g、3.0g | 0.8g、1.0g、1.5g、2.0g、
アジングにおけるダート系ジグヘッドのスタンダードになると言われる、ダイワの月下美人ダーティングジグヘッドSSと比べてみました。
価格は1/3以下でダイソーの圧勝!
でも性能やラインナップでは惨敗ですね。
ジグヘッドデルタまとめ
- 針の刺さりが悪い
- アイが小さくてラインを結びにくい
- ダート幅が小さめ
- ヘッドが無塗装
根魚に使うならジグヘッドの消耗が激しいのでアリですが、ここまで性能の開きがあるならアジングにはオススメはできません。
ただしダート系はあまり使わないし遊びで…という人にはいいかもしれません。
ダイソーのアジング用品一覧はこちらをどうぞ。
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