安くて性能がいいアジングロッドないかな?
ありますよ…アジングロッドの完成形がナァ!
インプレ記事だから褒めているわけではなく、本当にもう高い竿を買う気がなくなってしまいました…(笑)
お金持ちなら他にも選択肢はありますが、ぶっちゃけ釣果はハイエンドと変わりません。
私のように増税や物価高に苦しむサラリーマンにはまさに救いの手で、オリムピックに感謝しています!
ということで今回は23コルトUX572UL-HSについて徹底レビュー!
「悪いところはないの?」「価格の他社製と比べてどう?」なんてことも忖度せずに書いています。
この記事は約3分で読み終えることができるので、ぜひ参考にして頂き購入の参考にしてやってください♪
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
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竿袋
黒ベースにフチが青いシンプルなデザインで、内部はティップセクション用のスペースが分けられています。
薄っぺらくて悪く言えばチャチな感じは受けますが、こういうところに金を掛けずに価格を抑えてくれる方がありがたいので構いません。
保証
免責額は5,400円の税別なので、壊れた時は5,940円までは自己負担。
コルトUX572UL-HSは実売価格16,000円なので約1/3なので妥当なところですね。
私はめっちゃ給料が安いのですが、これなら折れることを恐れずラフに扱うことができるので助かります(笑)
デザイン
釣具は性能が大事と言ったところで、ぶっちゃけ外観も超重要ですよね?
私はどんなに性能がよかろうが見た目が好かないロッドは愛せません(笑)
コルトUXはよく言えば万人受けする飽きにくいデザイン、悪く言えば地味とも言えます。
私はかっこいいと思いますがあなたはどうですか?
手頃な価格のロッドに多い「小学生が好きそうなロゴ」とか、上の機種を買わせるためにあえてカッコ悪くしてるとしか思えないんですよね…(笑)
その点コルトUXは黒いブランク&グリップ、シルバーのメタルパーツ、シンプルな白いロゴと全体的に落ち着いたデザインで安っぽさは感じません。
ただしグリップエンドには装飾がないため、人によっては物足りないかもしれません。
価格を下げるためですし性能には関係ないので私は構いませんが。
感度
私が572UL-HSを選んだのは圧倒的な感度の良さであり、これは現在のアジングシーンにおいて1番重要といっても過言ではありません。
ティップにかかった重みがフッと消える「抜けアタリ」なんかもバシバシ掛けていけますよ。
「ラインテンションの変化をとらえるなんて雲をつかむような話だな~」だと思ってきた人にこそ使ってほしいですね。
ちなみに私が今までメインで使っていたのはシマノのソアレ610SUL-Sで、適度なレングスで感度・飛距離・操作性などバランスのとれた1本でした。
それは「プラグもメタルジグもキャロも全部これ1本で済ませたい」と欲張った結果なんですが、やはりアジングの行き着く先は「ジグ単による感度ゲーム」なので不満が出てきたんですね。
オリムピックは612L-HSをバーサタイルロッドだと言ってますが、そういう意味ではジグヘッドスペシャルである572UL-HSこそがシリーズの中心だと私は思っています。
さすがに38cmも短くなると感度の差は明確で、いくら実売価格45,000円のシマノのハイエンドロッドだろうが16,000円のコルトUX572UL-HSには遠く及びませんでした。
ショートロッドの感度がいいのは当たり前でしょ
同価格帯の他メーカー製より上ですよ
ショートレングス&0.7mmのハードソリッドであることだけが感度が高い理由ではありません。
コルトUXシリーズの感度を支えている秘密は、そのグリップにこそあります。
この特徴的なリールシートは「OP-01」というオリムピック独自のもので、肉抜きにより大幅な軽量化に成功しているんですね。
中指、薬指、小指が肉抜きされた空洞に納まるように滑り込むので握りやすい!
指に引っ掛かるので滑りにくく、力まずスッと軽く持てるのも感度面で貢献しています。
ちなみにOP-1は業界内でも評判がよくクリアブルーのCrystar ANYシリーズにも採用されているのをご存じですか?
あちらもいいロッドなのでコルトUXに触れる前は第一候補だったのですが、多分ブランクはオリムピック製で10,000円くらい高いので買う気がなくなりました(笑)
操作感
5.7fというショートレングスであることからリールシートから後ろが17.5cmしかないので取り回しのよさは抜群!
フォール中にチョンとアクションを入れるのも軽快で、ジグ単に加える力(=ティップのふり幅)をより精密にコントロールすることができるようになりました。
つまりリグを動かしすぎて糸フケを作ってしまったりといったロスが無くなった訳ですね。
感度がいいので0.8gのジグ単でもしっかり重みを感じられるので、ラインのテンション管理もお手の物。
ただステンレスガイドなのでチタンより重いため、0.4~0.6gといった極軽量ジグの操作ならハイエンドロッドに一歩譲ります。
合わせるリール
レガリスLT1000Sがダントツでおすすめ!
8,000円台という価格ながら回転性能もまぁまぁで、何より軽量に仕上がっています。
コルトUX572UL-HSと組み合わせるとちょうどナットの部分に重心がくるので、持ち重りなんて微塵も感じません。
ぶっちゃけアジングに使うリールは小さくて軽ければ何でもいいんですが、今のところコスパを考えるとレガリス1000Sを超えるリールはないです。
詳しくはこちらをどうぞ⇒23レガリス1000Sの記事を読む
ブランクス
ブランクスはカーボンシートを縦横に重ねる通常製法で、薄巻きにして1割ほど軽量化するグラファイトクロスLVを採用。
高い機種にありがちな斜め45°のクロス製法は組み込まれていませんから、ブランクスの潰れや捻じれに対する対策はありません。
ただ竹竿が重いのに感度がいいのは繊維が縦方向だからであることをご存じでしょうか?
つまり縦横以外にクロスにカーボンシートを巻くとむしろ感度は下がるのです。
重いキャロやフロートを遠投したりギガアジと対峙するなど、高負荷をかけた時に真価を発揮するので通常のアジングシーンでは不要なんですよね。
高級機種はそれを補うためにカーボンシート薄巻きして軽量化しまくっているので、むしろ強度は下がっています。
フェルール
強度に優れて価格をおさえやすいスリップオーバーフェルール(逆並継)を採用。
ハイエンドに多い印籠継ぎではありませんが、そこまで気にする人は1万円台のロッドを買ってはいけません(笑)
強い負荷をかけて曲げてみましたが、ちゃんとスムーズな曲線を描いて曲がります。
ガイド
ガイドはステンレスフレームのSicリング。
これはさすがに高級機種に多いチタン製やAirガイドに比べると劣ります。
具体的には重くなるぶんロッドがモッタリしてしまい、7102MLのような長いモデルになるほど明確に差が感じられます。
ただ572UL-HS以下のショートレングスのモデルなら気にならないレベルですね。
総合評価
性能は他社のハイエンドクラスに迫るものがあります。
- 竿袋がしょぼい
- デザインが地味
- ガイドがステンレス製
などの弱点もありますが、部屋の中でロッド単体で持ち比べるわけではありませんからね。
乱暴な言い方をすると「リールを付けて釣り場で使用するなら慣れれば一緒」といったところ(笑)
同じものをダイワやシマノが出したら25,000~30,000円ぐらいは間違いなくするでしょう。
ましてや釣果に差は出ないのでデザインが許せるなら間違いなく買いですね。
尖ったデザインや高級感、わずかな使用感の違いを許容できないならもっと高いロッドにしましょう。
結論、90%以上の人は買って後悔しない仕上がりです。
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