ミノーって高いよなぁ。ダイソーのじゃダメなの?
釣具屋で買うとミノーは1,500円前後しますよね。
釣りは遊びなんだから、そんなにいい物じゃなくてもいいから安く買いたい…そういう人も多いはず。
とはいえ魚が釣れないんじゃ意味がないし、買って後悔することは避けたい…ですよね?
ということで今回はダイソーのミノーを徹底レビュー!
結論から言うと100円なら結構いいよ!という感じでした。
釣行記ものせているので、あなたの購入の参考にしていただけると嬉しいです♪
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
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パッケージ
- 価格…100円(税別)
- サイズ…50mm
- 重量…2.6g
- カラー…ブルーバックホロ、金黒
- 素材…ABS樹脂/本体、炭素鋼/針
- メバルやブラックバス狙いに
- キビキビと軽快なアクションでアピール
50mmで2.6gということから想像していましたが、フローティング(浮くタイプ)ミノーですね。
パッケージには記載がないし、対象魚にメバルと書かれていますがシンキング(沈むタイプ)ではないので注意!
口コミ・評判
まさかの2投目
— おじゃ 釣り (@4Po5AX9UAqfFoqe) November 11, 2022
今年初シーバス
ダイソーの新しいミノー pic.twitter.com/Idd4GKYTZP
ダイソー50mmミノーをウエイト調整したのでそのスイムテストでトゥイッチしまくってたらナマズがバイトしてきましたw入魂完了w pic.twitter.com/Y0XiMHFtxM
— maayan (@maayan_lab) November 11, 2022
発売されたばかりですが早速シーバスとナマズの釣果が上がっていますね!
これからライトゲームの最盛期になりどんどん釣果もアップされることでしょう。
私も記事の後半でとある魚種の釣っていますのでご覧ください。
外観
横から。
いかにもスタンダードなミノーと言った感じで、見た目も悪くありません。特にブルーバックホロの方は釣具屋に1,000円ぐらいで陳列されていても違和感がない高級感。
上から。
下から。
日中のクリアウォーターで使用するブルーバックホロと、濁りや光量が少ない時間帯で使う金黒と言った感じですね。
前から。
後ろから。
フック
爪に当てて尖り具合をチェック!
- フロント…3本合格
- リア…1本合格
やはりダイソーなのでフックの個体差が激しい。フックはちゃんとしたものに交換するのをオススメします。
いくら安くても魚が釣れないんじゃ意味がないし、釣り場までのガソリン代の方がもったいないですからね。
フックのサイズは最初についてるのは#14ですがすぐに曲がってしまうので、#12にサイズアップしておいた方がいいですよ!それによって前後のフックが絡まることもないし、アクションもさほど変わりません。
オススメは断然オーナーのSTBL-36BC。針先の鋭さ&ほどよい軸の太さ&バーブレス(返しがない)というのが最高!
そもそもフックに返しは不要なんですよ。貫通力は落ちるし、手に刺さったら病院で手術しないと抜けません。
またスプリットリングも柔らかいので、シーバスなど大きな魚がかかると不安です。
安いものなので一緒に交換しておくのがオススメ。
ラトル
ダイソーにミノーには小さいラトルボールが何個か入っているようで、振ると「カラカラ…」という音がします。
音で魚にアピールするのが有効なのは長い釣りの歴史で証明されているんですよ~。
ただ魚がルアーに警戒心を持っている時はスレを加速させますし、流れが速い場所では泳ぎのバランスを崩してしまう原因にもなります。
それを考慮に入れて他のミノーと使い分けるとグッド!
インプレ
渓流
まずは流れに対しアップ(上流)へキャストし、一通り色んな速度で巻いてみる!
ミノーに限らずルアーをアップに投げる場合、泳ぐ向きと水が流れる向きが一致します。その為レスポンスがよいミノーでなければアクションしてくれるず、早巻きすることでリップにかかる水圧を強めるしかありません。
その結果バイトコースをすぐに通り過ぎてしまいチャンスを逃す、と。つまりそういうことで、ダイソーのミノーのレスポンスでは渓流のアップクロスには対応できませんでした。
それならばとダウン(下流)に投げると普通に動いてくれて、ハスを一匹釣ることに成功しました。ただトゥイッチを入れてもダートしてくれないので、日中の魚にやる気がない状態では苦労します…。
海
ダイソーのミノーを片手に今度は地磯へ!
川ほどではありませんが、ほどよくトロトロと流れがきいています。
キャストしましたがシンキングにも関わらずソルトで使うにはイマイチ飛距離が足りません。沖の潮目に届かすには足らないので、手前のシモリ付きを狙う作戦でいきます。
このミノーは常夜灯周りや足元の岸壁沿いなど飛距離が不要な場面で投げるのがいいでしょうね。
2秒1回転くらいの速めで巻いていると手元にアクションの振動は伝わってきますが、食わせるには至らず。3秒1回転くらいの遅めで巻いているとアクションしているのかどうか怪しいですが、それが効いたのか18cmほどのメバルが釣れてくれました。
結論
7.4fのメバリングロッドにPEライン0.3号で投げてみたところ、飛距離は23mほど。飛行姿勢が悪いということはないのですが、固定重心だしどちらかというと飛ばない方ですね。
次にアクションをチェック。
まずはただ巻きで使ってみました。パッケージにはキビキビ動く…と書いているんですが、そうでもありません。
釣具屋で販売されているミノーに慣れた人達は不満を覚えるでしょうね。リップが不必要なほど厚いためか、泳ぎだしのレスポンスが悪いのです。
アクションの質としてはタイトなウォブリングといった感じでした。
次にロッドアクションを加えてみましたが、左右にダートしてリアクションで食わせる類のミノーではありませんね。前につんのめるような動きをするだけでした。
改造
改造と言ってもリップを削ったり穴をあけたりする訳ではなく、ブレードをプラグの前後どちらかにつけるだけ。
ブレ―ドの効果はスゴイもので、これだけで安物のミノーでもかなり釣れるようになるのでお試しあれ!
フロントアイにつけるとルアーのアクションが悪化しにくく、リアアイにつけると本気で食ってこない警戒心たかめの魚のバイトを絡め取ることができます。
ダイソーのミノーにはサイズ的に#00がべスト。
安いブレードでちょっと試してみたいな、という方はこちら。
ただし私がオススメなのは画像元・インクスレーベルのナッゾブレード。
極薄・軽量でレスポンス抜群なのはもちろんですが、ゴールドだけじゃなくてシルバーやコパー(銅・赤茶色)があること。特にコパーのブレードなんて他にないのですが、控え目なフラッシングがよく効くんですよ。
ただよく売りきれているのがインクスレーベルの弱点。記事を書いている時点でアマゾンでも残り1個状態。在庫があったらラッキーだと思った方がいいです。
ダイソーの旧ミノー
ダイソーがミノーを販売するのはこれが初めてではありません。過去のダイソーミノーのご紹介。
廃盤ですがまだメルカリで入手は可能です。
全然泳がないのですが、バスプロとの共同制作というのが信じられません(笑)
買ってすぐに浸水してした記憶がありますが、10年後くらいにダイソーの元祖ミノーということでプレミアがつく可能性も?!
リアルミノーの後に生まれたのが「モンスター」!…ですがこちらも廃盤になっています。
7cm、9cm、13cmと3サイズあり、フローティング&シンキングの2種類がありましたが、飛ばない、動かないという昔の100均ルアーのイメージそのまんま。
「ルアーの形をしたオモチャ」と言われるダイソーの黒歴史です。
まとめ
- 100円(税別)
- フローティング
- ウォブンロール
- レスポンスはあまりよくない
ダイソーのミノーはなんの変哲もない安物小型ミノーという感じでしたね。
飛距離もあまり出ないし、レスポンスに優れていないことやダートしにくいなど弱点が目立ちます。
飛距離が不要かつ流れが弱い場所ではそれなりに使えるでしょう。
川でも海でも決して釣れないわけではないし100円という値段は破格なので、プラグで遊んでみたいない~という人にはまぁまぁオススメです。
ただ釣りが本気で好きな人だったら結局すぐに使わなくなるかと。
淡水で使用するならアクションと実績に優れるリュウキがオススメ。釣果が全然違います。
ソルトで使用するならメバルハンター。
飛距離は似たようなものですが、カラーも豊富で安い。さりげなくフックが太目なので不意にシーバスが来ても対応できるのもいいです。
ダイソーの釣具の一覧はこちらをどうぞ。
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