キジハタ用のワームって多すぎだろ…
よく釣れるオススメがあれば教えて!
釣れるワームとそうでないものは差が激しいですよ~
私も色んなワームを試してきましたが、全く釣れなくて「これ本当に開発テストしたの?」と疑いたくなるようなものもありました。
そのお金があれば今頃いいロッドやリールが買えたのに…悔しさで胸がいっぱいです(笑)
キジハタ(アコウ)は何を使っても釣れるほど簡単な魚ではありませんが、適切なワームを使えば驚くほど簡単に釣れるのもまた事実。
ということでウチのブログの読者様が「買って後悔」なんてことにならないように、今回は本当におすすめのキジハタワームの記事を書きました!
この記事は約4分で読めますので、是非参考にして頂きあなたの最強ワームを見つけてください♪
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
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ワームのサイズ
キジハタには3~5インチのワームを使うのが一般的ですが20cm台~3インチ、30cm台~4インチ、40cm台~5インチだと大まかに考えておけばOK。
自分が狙っているサイズに合わせるのが正解ですが、ワームごとに複数サイズ&複数カラー、それに合わせてフックやシンカーも一通り揃えるとなると膨大な量になってしましいます。
だから明確なサイズへのこだわりがないなら、道具を絞るためにもワームは小さい方に合わせるのが正解。
小さいワームは小さい魚も大きい魚も釣れるけど、大きいワームは大きいワームしか(物理的に)釣れないですからね。
よって3~4インチで気に入ったワームを揃えておくとよいでしょう。
ワームのカラー
ギラギラして目立つカラーなら何でもいい!…というのはもう昔の話。
長期間たくさんの釣り人が切磋琢磨していれば釣りは成熟するもので、カラーチェンジが有効であるという認識が広まってきましたね。
最初はグローやラメがたくさん入った光でアピールするもの、次にピンクやオレンジなどアピール系のカラー、それでダメならブラウンなど地味系やクリアなど透過系(ボトムとシルエットの濃淡/境界が少ない)に弱めていくのが基本。
同じようなカラーを持っていくのではなく、大きく違うカラーに交換しないと正解がボヤけるので注意してください。
ただカラーに関しては絶対的なことは言えないので最終的にはあなたの釣果で判断して下さい。
形状
ロックフィッシュではクロー(ホッグ)系、カーリーテール、シャッドテールが3種の神器と言われますが、どう使い分けるかご存知でしょうか?
キジハタがカニ食ってる時はクロー系?
ロックフィッシュは偏食せず近くに来たものは何でも食うので、そういうマッチザベイトは気にする必要はありません。
- ファットなワーム…沈みにくい、流されやすい
- 細身なワーム…沈みやすい、流されにくい
狙ったポイントに送り込むためにワームごとの沈みやすさ&流されやすさを考慮すればいいだけで、テールやアームなどのパーツは潮を受ける為の役割ぐらいに思っておけばOK。
それが出来るようになったら安定して釣れると思いますが、今度は食い渋りを攻略するため「食う/食わない」に段階を上げましょう。
シャッドテールは巻かないと機能しないので巻きの釣り、クロー系はパーツが多いことを利用して移動距離を抑えて食わすのに向いています。
商品にもよりますが、カーリーテールはどちらでも使える中間的な万能系ですね。
おすすめキジハタワーム
バグアンツ
「もうバグアンツなんて昔のワームはいいよ…今はもっと優れたワームが色々あるでしょ?」と思っている人は、間違いなく経験が不足しています(笑)
「有名で基本だから押さえておいて」と言ってるのではなくて、バグアンツがロングセラーなのはちゃんと理由があって、キジハタがキジハタである限り永遠に釣れ続ける稀有なワームなんですね。
バグアンツの形状をよ~く見て下さい…「はいはい、クロー系ワームっぽくてアピール力ありそうだね」って?
いいえ、バグアンツはクローワームとしては「弱」の部類に入るワームです。
一番手前のレッグ以外は全て順方向に配置されており、空気抵抗がなくて飛ぶしディープや激流でもポイントに送り込める。
硬すぎず軟らかすぎない絶妙なマテリアルを使っており、食わせやすさと離しにくさのバランスもいい。
ゴチャゴチャしたパーツがいっぱい付いていて各部がよく動き何だかよく分からないシルエット(笑)
一点で食わす能力に長けており、強波動系でサーチした後に本命で使う抑えのワームというところですね。
ロックフィッシュ好きなら必ず持っておくべき、他にありそうで実はないワームです。
リングマックス
カーリーテール系ワームは数多あれど、釣獲力これに勝るものはそうはありませんよ~!
同ジャンルの多くがレスポンスと臭いぐらいしか追及せずに少し形を変えただけ…そして釣られるユーザー達というのが昔からの図式でした。
古臭くて若者に見向きされないデザインですが(笑)、リングマックスほど実戦的なカーリーテールはありません。
テールがブルブル派手に動くものは素人目にも「スゲー!釣れそう~」と分かりやすいのですが、実際には不自然の塊でありスレも早い。
リングマックスは大きなリブが水をしっかり掴んで存在感をアピールするものの、カーリー自体は小ぶり&厚みがあるのでそれほど動かないナチュラル系。
扁平(平べったい)ボディなのでキジハタに多用されるリフト&フォールで身をくねらせる様は本物のベイトのよう。
ボディが折れ曲がりやすいので吸込みも抜群で3.6インチでも25cmぐらいの小型でもほぼ掛かります。
適度な水押しがあるのでスイミングはもちろん、フォールもややスローで食わせやすい万能選手なのでパイロットワームとしてどこぞ。
リングマックスを基準に「強くするor流したい」ならキジハタホッグ、「弱い方向に振るor落としたい」ならバグアンツで。
キジハタグラブ
キジハタグラブには3インチもありますが、キジハタには必ず4インチの方を買ってください。
というのもどこの長さを測っているのか分かりませんが、キジハタグラブの4とキジハタホッグの3はボディサイズは同じです。
さてこのワームですが大きな特徴としてボディ後方にフィンのようなパーツが付いており、これによって無駄に回転してしまくことを抑えているのが分かりますね。
またカーリーテールも厚く、3つの穴が空いていて必要以上に水を掴み過ぎないように調整されています。
これの何がいいのかというと、キジハタグラブは流れがあるポイントでドリフトで使うことができるんですね。
大きなカーリーやシャッドテールが付いているワームだと後方からの流れで暴れすぎて、流しても食わせられないんです。
ファットなボディで水をしっかり押しつつ綺麗にドリフトされられるワームはほとんどありませんよ。
ペラペラカーリーでとにかくブルブル動くのを「アクションがいい」なんて書いてる流行り系と違い、本質に迫っているワームです。
キジハタホッグ
キジハタワーム老舗のエコギアにおいて最も体積が大きいのがキジハタホッグ。
3インチモデルでもボディはキジハタグラブ4インチと同じ大きさで、分厚いアームが付いて水押しがアップしています。
3インチでも重量はgもあり、5~7gのような軽いシンカーと組み合わせてもベイトタックルでしっかり投げられるのがいいですね~。
水中でしっかりと抵抗を受けてくれるので釣り人側にリグの存在感が伝わりやすい=操作性に優れているので万人に使いやすいワームですね。
またその大きさからアピール力ばかりが注目されがちですが、キジハタホッグのアクションはむしろ地味な部類に入ります。
カーリーも分厚くてブルブルとレスポンスよく動きはしませんが、リフト&フォールやボトムバンプの際にはしっかり跳ね上がって下に倒れ込むナチュラルなアクション。
バルキーなボディに刻まれた細かいリブや、必要以上に動かない太めのレッグやヒゲからもキジハタホッグに求められたコンセプトが見えてきますね。
一見鈍重な一昔前のワームに見えますが、これはひたすら実戦のことしか考えていない食わせ系のワームです。
ジュラクロー
キジハタワームはエコギアの一強かと思いきや、ちょっと待ったを掛けたのがインクスレーベル。
「…何コレ?」というデザインですが、これがまた他に代えが効かない唯一無二のワームです。
自重があるので軽量シンカーとの組み合わせは好相性ですが、空気抵抗になるパーツがいっぱい付いているので重いシンカーと組み合わせて飛距離を出すにはあまり向いていません。
このワームの凄い所はですね…硬くて動かないんです!
「ダメじゃん!」と思った人は甘い…だからこそ釣れるんですよ。
軟らかいワームは食い込みがよさそうで実際それがプラスに働くこともあるんですが、本気食いを引き出すに及ばず吐き出されることも多いですよね?
しかし甲殻類を捕食する時のように、ジュラクローは硬いからこそキジハタが本気で食ってくるんです。
またレスポンスがいい=水から逃げているだけって知っていました?
動かないカーリーを無理に動かすからこそ強い水押しが発生するし、オンオフの効いたメリハリのあるアクションが生まれます。
詳しくはこちらをどうぞ⇒ジュラクローの記事を読む
スワールテールシャッド
強波動ばかりが売りにされやすいシャッドテール系においてスワールテールシャッドは弱系で、面白いことに左右にテールを振りません。
テールの付け根に切れ込みがあって後ろに倒れ回転運動をするんですが、この「弱波動×スイミング」が効くキジハタはかなり多い。
有名な漁港などプレッシャーが高い場所で特に強いですよ!
詳しくはこちらをどうぞ⇒スワールテールシャッドの記事を読む
ボトルシュリンプ
ボトルシュリンプは元々バス用なんですが、ソルト(キジハタやチヌ)でもよく釣れるので有名になったワームです。
「ソルトでも通用する」とかいうレベルのものは他にもありますが、定番に名を連ねるほど受け入れられたワームって他にありましたっけ?
その特徴は大きなアームですが見た目の通り自発的アクションは致しません。
着底時にボディにワンテンポ遅れて倒れ込みはしますが地味で、一歩間違えれば廃盤になっていてもおかしくなかったはず。
そうさせなかったのは有無を言わせぬ実力(釣果)があったからでしょう。
ワームのアクションを嫌う魚に存在感で食わす系のワームでこれに変えたら一発で釣れることが何度もありました。
水押しはそれなりにあるのでリングマックスと同じように万能に使ってもいいですが、一番活きるのは「他のワームで釣れない時」ですね。
こればかりは使ってもらわないと伝わらないと思いますが、本当にすごいワームなので買って損はありません。
弱点としては塩が多めで耐久性が低めだったんですが、塩少なめのSWモデルが出ましたよ!
詳しくはこちらをどうぞ⇒ボトルシュリンプの記事を読む
まとめ
- サイズ…3~5インチが一般的で、3~4インチにするのが無難
- カラー…ラメ系→ピンクなど派手系→ブラウンなど地味系でローテーション
- 形状…フォール速度と流されやすさ、巻きで使うかどうかで使い分ける
- バグアンツ…食わせの弱系クローワーム
- リングマックス…万能系優秀ワーム
- キジハタクラブ…ドリフト系アピールワーム
- キジハタホッグ…リフト&フォール系アピールワーム
- ジュラクロー…硬い&動かない甲殻類系ワーム
- スワールテールシャッド…弱波動シャッドテール
- ボトルシュリンプ…存在感で食わすワーム
いかかでしたでしょうか?
キジハタの釣り方に関してはこちらの記事をどうぞ!
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