これチニング用でしょ?MSクローのインプレ!

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MSクローはチニング用?

MSクロー

開発者の黒田さんはMSクローをバス用ワームとしてリリースし「ソルトでも使ってください」と言われています。
しかし私が見る限りこれ、バス用というよりむしろチニングを意識したワームとしか思えません。サイズもパーツもカラーも完全にです。

チニング用のワームとしては「こういうの待ってました!」という人も多いかと思いますが、逆にバス釣りにおいてはどうでしょう?
MSクローの最大の特徴であるリングボディは適合フックを選ぶ為、バス釣りにおいては使えるリグを限定してしまいます。

このサイズのクロー系ワームを使うシチュエーションとしてはラバージグ、テキサスリグでのカバー攻めがセオリーのはず。リングボディは針先も露出しやすいし耐久性も落ちるのでむしろカバーの釣りにはデメリットも多いのです。

あなた

バス用のクローワームでもボディにリブが入ってるのたくさんあるよ?

切れ込みの深さの問題です。MSクローのリングボディは中心部(本体部)がかなり細いのです。これではラバージグのフックを中心に通すのは難しい。

黒田さんはTOP50のプロトーナメンターですが、同時にブレニアスシリーズでロッドを監修している立場。
チニングの神ことダイワのもりぞーさんとも交流があり、ライバルメーカーという枠を超えお互いにリスペクトしている存在。

恐らくこのMSクローですがブレニアスシリーズからは出せなかったのだろうと思います。ブレニアスシリーズのワームとは全く方向性が違いますからね。

ブレニアスの生みの親であり伝説のシーバサーである嶋田さんが
「何だよ黒田さん、こんな良いワームなら次回からブレニアスから出そうよ~」
と向こうから声を掛けてくれるぐらいじゃないと難しいかもしれません。

MSクローをバス用としてデプスから発売したのは無難で現実的な選択肢だったのでしょう。

仕様

サイズ2.6インチ
重量3.1g
推奨フックオフセット#1~#1/0
価格(税込)660円
カラー10色
MSクロー

メーカーのサイトでは公開されていませんがMSクローは3.1g。見た目のサイズ感からすると結構重いです。

カラー

MSクロー


・ブラック
ナイトゲームでシルエットがハッキリと出るブラック。
淀川など都会の河川なら夜でも光があるのでしょうが、私が住んでいる岡山のようなド田舎では夜は明かりがありません。
特に新月の日ともなれば真っ暗!そんな環境ではブラックは強いですよ。

・ナチュラルプロブルー
MSクローの中で最もクリアなカラー。
厳寒期を中心としたクリアウォーターで強みを発揮します。

・グリーンパンプキン
バス釣りでもチニングでも永遠のスタンダードカラー。
どのような状況でもオールマイティーに通用します。

・スカッパノン
もりぞーさんによってナイトゲームで強いという説が広まった赤系、スカッパン。
ナイトゲーム中心の人は是非。

・サクラベビー
ナチュラルプロブルーにブラックフレークを混ぜたカラー。
クリアウォーターからステインウォーターで。

・グリーンパンプキン・オレンジ
マッディウォーターからマズメ時など光量が少ない時からナイトゲームまで汎用性の高いカラー

・グリーンパンプキン・チャートリュース
グリパンに続く使用頻度を誇る、チニングにおいては欠かせないスタンダードカラー。
主にマッディウォーターで強く、デイゲームかナイトゲームかでグリパンオレンジと使い分けましょう。

・グリーンパンプキン/ブルーフレーク
グリパンにもう少しアピールが欲しい…そんな人はこのカラー。
ブルーフレークが適度にフラッシング効果をもたらします。

・ブルーマロン
上面が濃いめ、裏面が薄めの2トーンカラー。
グリパンブルーフレークにボトムバンピングでの表裏カラー切り替わりによるリアクション効果も加えた物。

・ゴリ
地味系の2トーンカラー。
グリパンと同じくオールマイティーに使用出来ますが、ボトムバンピングで表裏カラー切り替わりによるリアクション効果を加えたいならこのカラー。

外観・特徴

パッケージ

MSクロー

パッケージの中には透明なトレイも何もなく、そのままMSクローが入っています。ブリスターパックに慣れた人には違和感があるかもしれませんが、本来ワームはブリスターパックではないものの方が多いのです。

メリットはバッグの中でかさばらないこと、パック代がかからないこと、取り出す時に動作が一つ減らせることです。

外観・特徴

MSクロー

上から見た写真。

結構オイルでヌルヌルしています。

 

MSクロー

続いて下から見た写真。

MSクローは10色中5色は2トーンカラーが採用されています。バス釣りにおいては時にオーバーアピールですが、チニングにおいてはカラーの切り替わりによるリアクションバイト誘発効果があります。

ハイアピールのアーム

MSクロー

よく見るとアームにもデプスのマークが付いていますね。

MSクローのアームですが、このように先端付近に突起物が付いています。
この部分が水を掴んでハイレスポンスかつ強烈にアームを動かしてくれる訳ですね。

もう皆さん分かっていると思いますが、これはチニング最強ワームとして名高いクレイジーフラッパーのアームを真似ています。

しかしMSクローはハイアピールにも関わらず、クレイジーフラッパーと比べて全体的にコンパクトに作られています。

水受け&フッキング抜群のリングボディ

MSクロー


リングボディとは細かい切れ目が入ったボディのこと。

水中ではこのリング間が水を受け動く為にアピール度が高くなりますし、細かい波動が出るのでワームの生命感も増します。
誤解を恐れずハッキリ言いきってしまうと基本的にはワームはリングはあった方が釣れます。

これはチヌに限らず他のフィッシュイーターにも言えることで、メバルなどでもストレートワームにバイトが無い時にハサミで切れ込みを入れてやると釣れるなんてこともしばしば。
ただその代償として耐久性が落ちるなどの欠点もありますが。

またこのリングボディ…それとは他にもう一つ大きな役割があります。
それは折れ曲がりやすい=魚の口の中で針先が出やすく、フッキング率が高い事です。

チニングにおいてはかなり重要な要素ですよね。

細かく震えるレッグ

MSクロー

MSクローのレッグは最初見た時はリアル感がない…悪い言い方をするとチャチに見えました。

しかし違うんですね~。
細いレッグの先端だけが大きく設計されていることで、プルプルとよく震えてくれるのです。

チニングにおいてレッグのもたらす意味合いはバス釣り以上に?重要です。

アームによる水の撹拌ばかりが取り沙汰されるクロー系ワーム。
口の大きなバスと違ってチヌ・キビレ場合はレッグの微波動がないとバイトがアームに集中してしまうのです。
その結果フッキングしたらすっぽ抜けてアームが千切れている…ということが起きます。

じゃあとにかくいっぱいレッグを付ければいいの?というそういう訳でもありません。
キャスト時にその空気抵抗が邪魔になって飛距離が落ちるのは誰でも想像出来ますよね。
また結果としてワームのボリュームが増えるとチヌ・キビレの口に入りにくい、フッキング率が落ちるなどの弊害も考えられます。

その辺のバランスが大事であり、MSクローは最低限のパーツで上手くまとめたな、という感じ。
レッグが前方だけでなく後方(アーム側)にも配置され、上手くワームの存在感を全体に分散させています。

適合フック

MSクロー

MSクローのフックセット時の注意!
針先はリング部ではなく、後方の肉厚がある部位に通すのが正解です。

しかし#2以下のフックを使った場合は針先をリング部に通すことになります。
当然リング部は細いのですぐにMSクローが千切れてしまいますよ。

MSクローの場合は#1~#1/0のフックがジャストなのですが、#1は銘柄によっては長さが足らず、肉厚がある場所まで届かないことがあります。

 

MSクロー

ちなみにこれはシルバーウルフフックSSのオフセット#1です。
これをMSクローにセットすると…

 

MSクロー

ガーン!
このように少し長さが足らず、リング部と肉厚部の境までしか届きません。

でもチニングではオフセットフックによく#2が基準に用いられることが多いですよね。
アーバンクローラーやクレイジーフラッパーなど。

でもバス釣りなら#1/0を使えば済むんですが、チヌやキビレの口は小さいので、フックサイズは#1までに抑えないとすっぽ抜けることがあります。

ではどうしたら良いのかご説明しましょう!

MSクロー

#1/0なら普通にこのようにフックを刺すのですが…

 

MSクロー

#1(商品によります)を使用する場合は、MSクローの頭を一節カットして下さい。

 

MSクロー

するとこのように#1のフックでもちゃんとセット出来ますよ!
ワームの頭が千切れたら更にもう一節カットしてもう少し後方から針先を出すことも可能です。

チニングにおいてはこれが恐らくベストの状態です。

おすすめフックはシルバーウルフフックSSですが、#1は今はどこも在庫切れ。
もりぞーさんが推すアイテムは必ず皆が買い占めて売り切れちゃいます。

ただリトルスパイダーにジャストな#3や、根掛かりしないフィールド用のストレートフックはまだ在庫があるようです。

代替えとしてというか、MSクロー開発者の黒田さんが推しているのはKgフックです。
こちらは安いし流通量も多いので、シルバーウルフフックSSの在庫がないならこちらがオススメですよ。

こちらはやや長めなので、MSクローの頭をカットしなくても#1がそのまま使えます。

MSクローを使うならこんなリグ

フリーリグ

チニングでは今や基本となるフリーリグ。MSクローをセットしたらこんな感じです。
飛距離が出て根掛かりも少ない優秀なリグで、巻きを始めボトムバンプなどMSクローの応用力を存分に活かせます。

テキサスリグ

テキサスリグはフリーリグに比べて縦よりも横の動きを出しやすい(斜めにスライドしながら落ちる)リグです。
水受けの良いMSクローとの相性も抜群で、流れのある場所でドリフト気味に使いたい時やリフト&フォールと好相性!

インプレ

飛距離

ロッド…シルバーウルフAir76MLB-S
リール…シルバーウルフSVTW
ライン…アーマードF+0.6号
シンカー…バザーズワームシンカーTG フリリグSS3/8oz(10g)

MSクローの飛距離は上記のタックルで50m超。風にもよりますから目安です。

流石にリトルスパイダー3など小さいワームには劣りますね。しかしボリュームのあるクレイジーフラッパーに比べるとよく飛びます。アーバンシュリンプと同じぐらいでしょうか。

アームの空気抵抗割によく飛ぶのはMSクローが高比重に作られている賜物でしょう。MSクローには約1割という高めの割合でソルトが入っています。

巻き感

MSクローは巻き抵抗=ワームの存在感がしっかりと伝わってきます!
特に軽めのシンカーを使う時はこの巻き抵抗が重要。

アームがしっかり水を掴んでくれるの分かっていましたが、それに加えてリングボディになっているのでよく水を噛む訳ですね。
そのおかげでMSクローはサイズ感よりもアピール度がやや高めです。

アクション

MSクローのアームはレスポンスの良さも抜群!
厚みの割にはバタバタとしっかりと動いて周りにアピールしてくれます。

アームのアクションの原理はクレフラと同じですが、後発だけあって劣る物は出さないということですね。
秀逸なケイテックのワームを使っていた人達でも納得のアクションです。

また小さなレッグもピピピ…とよく動いてくれて、生き物感を出してくれています。
このレッグは秀逸で、巻かずにその場でシェイクするだけでもちゃんと動いてくれますね。
おかげでMSクローは巻きだけでなく止めの釣りにも使えます。

食いの良さ

無難なサイズ感+ハイレスポンスアーム+レッグの微波動+リングボディ。MSクローは全てがチニング向きなだけあり、食いの良さも素晴らしい!

ちなみにバイトを引き出す為の最後の一手として甲殻類の成分も配合されています。MSクローに抜かり無しという訳ですね!

フッキング

MSクローはフッキング性能抜群!
シルバーウルフ系ワームもボディにクビレがあるのですが、MSクローのリングボディの折れ曲がりやすさはそれ以上?!
比較的小さめのバイトでもガッツリとフッキング出来ちゃいます。

逆の言い方をすれば、魚の吸い込みが不十分であったりアワセのタイミングがイマイチだったとしてもフッキングしやすいということです。
これれは釣果が上がりますね!

耐久性

リングボディはメリットもデメリットもある形状。
それに加えてソルト含有量も多いので耐久性では他のワームに比べると落ちる印象。

しかしキャストやボトムを巻いているだけで千切れるといったことはありません。
魚が釣れた時は破損する可能性が高いという程度です。
攻撃の為に防御を捨てたという訳ですね。

MSクローのまとめと感想

・アームはレスポンスが良くバタバタとよく動く
・レッグが細かく震える
・リングボディで水噛みがよい
・オフセットフックは#1を使用すること
・飛距離は並
・巻き抵抗は強め
・フッキングしやすい
・耐久性は低め
・ストレートフックは使えない

感想としてはついにもりぞーさん推し以外のワームでも一級品が出てきたな、という感じです。
今まではチニングとしての性能を求めるとケイテック系かシルバーウルフ系のワームばかりが候補に挙がっていました。

しかしMSクローは下手したらそれらの首を取れるほどの性能があります。
なるほどこれが天才・黒田さんの出した答えという訳かと納得せざるを得ない出来です。

サイズ感は中、アピール度はやや強、飛距離もまぁまぁで場所を選ばずにオールマイティーに使えると言った印象。
これはチニンガーなら外せないワームですね。

ただこちらも店頭に並んでも即売れてしまう状況なので、ネットで在庫がある時に買い溜めをオススメします。

以下のチニングで使用するワームのまとめ記事も読んでね!

チニングの道具・釣り方など総まとめの記事はこちらをどうぞ!

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 先生!ごぶさたしています。

    さっきまで潮留めとみなと大橋の間くらいのところで、ハゼ釣り仕掛けにイソメつけて釣りをしていたのですが、、、

    15センチくらいのセイゴ?スズキの子どもばかり釣れるという謎現象がおきました。

    入れ食いに近く、20匹くらい釣れて肝心のハゼが釣れません。これは僕が下手くそなだけやと思いますが。。

    シーバスや潮読みの観点などから、なにか理由付けできることでしょうか?
    良く有ることなのかな、、と不思議でした。

    隣ではハゲ掛けで、おっちゃんがワタリガニ釣りまくってました笑

    他に質問できる場所もなく、、、記事に関係ない投稿申し訳ありませんでした。

    • なおたろうさん、こんにちは!

      そのサイズなら前の冬に生まれたセイゴだと思いますが、夏は汽水の影響を受けるエリアではよく釣れますよ。
      私も入れ食いを経験しております。

      場所的にはそこでバッチリですが、9月が本番のやや秋向きなポイントですね。
      必ず満ち潮を攻めて下さい。
      ハゼは満ち潮なら調子が良ければたくさん釣れますが、引き潮だとボウズもあるぐらい釣果が変わります。
      これは全国的に言えることです。

      夏ハゼに関しては海や大河川よりも小規模な水路が釣りやすいです。
      先日ドライブに行った時のことですが宝伝や備前方面には幅10mもないような小さな水路が何本もあるんですが、地元の70歳過ぎくらいの御老人がのべ竿でハゼをバンバン釣りまくってましたよ。
      暑い中で麦わら帽子かぶってお茶を飲みながら楽しそうでした。

      思わず声をかけさせてもらったのですが、持って帰って天婦羅で一杯やるのが毎年の楽しみだと笑っておられました。
      私の理想の老後ですw

      ハゼは風情があっていいですね~!

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