【瀬戸内発祥】ミドルゲームの真実！実際釣れるのか検証してみた

岸から手軽に高級魚が釣れると噂のミドルゲームですが「本当に釣れるの？」という不安の声もチラホラ…。

高いお金を払って専用ロッドを購入したけど、サッパリ釣れない…なんて嫌ですよね？

そこで今回は海に面した県でダントツ最下位の漁獲量を誇る、我が岡山県のジカタでミドルゲームを検証してみました！

ここで釣れるなら、あなたの住んでいる地域でも絶対釣れます（笑）

ちなみに実釣動画はこちらです♪

ミドルゲームって何？

その前にまず「ミドルゲームとは何なのか？」ということを簡単に解説させて頂きます。

この言葉は広島のパゴス店長さんが名付け親でして、アジングなどのライトゲームと、ジギングなどのヘビーゲームの間を埋める言葉です。

じゃあ今まで自分がやってきたシーバス釣りやエギングもミドルゲームだったんだな！

めでたしめでたし！…で終わったら、メーカーとしては何の旨みもないわけで、やはり専用ロッドや対応ルアーを販売したいんですね（笑）

そこで「これぞミドルゲーム！」というスタイルが次のように確立されてきました。

潮通しが良い常夜灯周りで、5g～10gぐらいのジグヘッドを使用したリグで、底から少し上を流す釣り方。

マダイ、ヒラメ、アコウなんてレアな魚を堤防から手軽に釣ろうじゃありませんか！というものです。

釣り方

ミドルゲーム＝ジグヘッドを使用したボトムドリフト。

つまり流されるように、底を取れる範囲でなるべく軽めの重量のジグヘッドをセレクトするのがキモです。

まず潮上に向かってリグをキャストし、着水したら着底を待ちましょう。

2～3回ロッドアクションを加えてワームを跳ね上げて、糸フケを取ってカーブフォールで流していき、また着底したら跳ね上げるのを繰り返します。

あまり強いアクションは入れなくていいです。

強い水切り音や、凄い勢いでワームがぶっ飛んだら魚もびっくりするでしょうし。

私は高く跳ね上げたい時は、アクションの回数を増やして調整するようにしています。

ただしテキサスリグより飛ばないので（ストラクチャーの多い）手前寄りを流すことになりますし、針先が露出しているので根掛かりはしやすいので気を付けてください。

たったこれだけ？と思われそうですが、これだけなんです！

釣行記

※2024年11月追記

今回行ったのは岡山県倉敷市下津井にある「県漁連裏」です。

潮通しがよく水深もあり、岡山県の中ではポテンシャルが高いポイントですね。

ただしコーナーや先端はまず先行者がいるので入れません。

そんな心配をよそに、空いていた場所を打っていくとアコウをゲット！

　

せっかくいろいろ釣れる釣り方なんだから、他にもなんか釣りたいな～と思っていたらヒラメもゲット！

　

残るはマダイじゃあ！と意気込んだのですが、ここらじゃレアなブルーバックの良型メバルでした（笑）

25cm級なら2.8インチワームと#2ジグヘッドでフッキングするんだな…

わりと楽しかったです。

実際ミドルゲームはアリなのか？

バイトの数は少なめ

今回の実釣時間は約2時間でした。

動画の関係上釣れていない時間帯はカットしていますが、実は釣れていない時間帯の方が長いんです。

当然ですがライトゲームに比べると、ミドルゲームはバイトの数は減るようですね。

ポイントと運要素が強い

今回の結果だけ見れば、岡山のジカタからにしては上等だと思いますが、実は今までの経験上行くたびに釣れるわけではありません。

ドライな言い方をすると、毎回アコウやヒラメやマダイがコンスタントに釣れるのはよっぽどのパラダイスだけです（笑）

よって過剰な期待をしてはいけません。

多魚種は釣りやすい

今回25cmのメバルが釣れたように、それほど大きくない魚でもフッキングできるのはジグヘッドの恩恵ですね。

テキサスリグのようにオフセットフックを使用するのに比べると、掛かる魚種は多いと思います。

ちなみに私が過去にミドルゲームで釣った魚ですが

海ではマダイ、マゴチ、シーバス、チヌ、キビレ、ヒラ、ボラ、オコゼ

淡水ではブラックバス、雷魚、ニゴイ、ウグイ、マゴイ、ナマズ

となっております。

マルチアングラーの方には楽しいと思います。

専用タックルは不要

ミドルゲーム用のロッドが一部のメーカーから発売されていますが、ぶっちゃけ不要です。

エギングロッドで十分なので、メーカーに乗せられて何万円も払うのは勿体ないですね。

ミドルゲームのタックルに関してはこちらの記事をどうぞ！