やってみたけど釣れないんだよね…
メチャ簡単ですよ!
チヌやキビレがトップウォータープラグで釣れることはよく知られていますが、やってみたけど釣れなくてそれっきり…という人も多いのではないでしょうか?
最初に申し上げますと、チヌのトップゲームは簡単です。
釣れない方は、釣ったことがないのでイメージが沸かないだけに過ぎません。
今回はそんなあなたのために、時期やポイント選び、ルアーや釣り方まで分かりやすく解説!
おそらくこれが世界一チヌをトップで簡単に釣る方法だと断言できます(笑)
この記事を読んで水面爆発バイトを堪能しましょう♪
以下の実釣動画も併せて見ていただくと、より理解が深まりますよ!
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
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チヌがトップで釣れない理由
時期が合っていない
チヌは初夏から秋までの高水温期が水面で釣りやすい魚です。
夏場は浅い場所にチヌがウジャウジャいますが、秋が深まると次第に目にしなくなっていきますよね?
これは水温の低下に伴い、チヌが次第に岸から離れてしまうことを意味しています。
一応真冬の2月でも条件さえあえばトップで釣れるんですが、活性以前に魚の絶対数が少ないので、よほどいいポイントを知らない限りはおすすめしません。
SNSを見ていたらよく分かりますが、冬にトップの釣果を見ることもありますが投稿数は少ないことが全てを物語っています。
具体的には6~10月、中でも7~9月がハイシーズンです。
エリア選定が間違っている
チヌはは汽水を好むので、基本的には河川の方が魚影が濃い魚です。
また汽水域にはチヌとよく似たキビレもいて、同じようにチニングのターゲット!
つまり釣れる確率が倍増するわけですね。
よって簡単に釣りたいなら、迷わず汽水域に行きましょう!
これは必ずしも…という訳ではないんですが、汽水域と言っても港湾部ではなく、浅くて流れの効いた河川の方が釣りやすいですよ。
ポイントがズレている
歩きながら川を見ていると、浅場にたくさんのチヌが泳いでいるのを目にしたことがありませんか?
ちなみにこの写真の場所は岡山県の一級河川・旭川ですが、普段は手前は干上がっているんです。
それが満潮になると水没してチヌが上まで上がってくるんですが、こいつらは食うためにそこに来ているので活性が高いんですね。
また水面との距離が近いので水面に反応がいいのも特徴です。
こんな場所、あなたの住んでいるエリアにもありませんか?
もちろん他の場所でもトップでチヌは釣れますが、一番簡単に釣れるのはこんなポイントです。
逆にドン深で流れの速い沖の流心は望み薄なので避けましょう。
ルアーが合っていない
トップウォータープラグのチヌゲームでは、ペンシルベイトとポッパーが有名ですよね。
ぶっちゃけよく釣れて万能なのはペンシルベイトなので、まずはそれだけ持っていけばOKです。
2つの違いを簡単にまとめると、ペンシルベイトは広く探る用、ポッパーで一カ所をネチネチ攻める用。
基本的にはよほどの小場所でない限り、効率面でペンシルの圧勝です。
例外としては、沖にある瀬にチヌが付いていて離れようとしない=バイトゾーンが短い時にはポッパーの方が強いこともありますね。
「追うけどバイトまで至らない時」などもポッパーが有効ではありますが、それは慣れてからのお話です。
ちなみにスイッシャー、ノイジー、水面系ビッグベイト、バズベイトでも釣れたことがありますが、あまりオススメはしません(笑)
ルアーが見えていない
よく「ルアーはどのカラーが一番釣れる?」という議論になりますが、カラーに絶対的な答えはありません。
ぶっちゃけどんな色でも釣れるし、売れそうかどうかで決まる部分が多いのです。
よく釣れるのに不人気で廃盤になるカラーもありますからね~。
よって気に入ったものを買えばいいのですが、強いていうなら視認性が高いものを選びましょう。
特にチニング用のトップは吸い込みをよくするために浮力を抑えているものが多く、少しでも波風が立っていると見えにくいんです。
ルアーがどこにあるのか分からないと集中力を維持しにくいし、バイトの瞬間を見れないとトップゲームの楽しさは半減します。
またルアーが見えるということは、それを追尾しているチヌも見えるということも忘れてはいけません。
目視で確認しながらアクションや食わせの間など、釣り方も自然と身についてきます。
ちなみに私は最近視認性に優れたピンクと、見切られにくいクリアの良い所取りのピンクバックリクリアを愛用していますがよく釣れますよ!
釣れないチヌにこだわっている
やる気があるチヌは簡単にトップに出るんです。
「ルアーを通しても無視され、しつこく投げていると逃げられた…」という経験をした人も多いのではないでしょうか?
そんな場面を見てしまうと、トップでチヌが釣れる気がしなくなるのも無理はありません。
ただそれは警戒心が強くて何をしても食わない個体なのです。
それをあの手この手で釣ろうと工夫するのもいいことですが、釣果が目的ならトップに反応がいいチヌを探して歩き回るのが正解です。
ちなみに至近距離の見えているチヌは、こちらの存在に気付いているのであまり期待しない方がいいですよ。
私は30mぐらい投げて警戒されていないチヌにアプローチしています。
余計なアクションを入れている
釣れない時はいろいろ試すのが正義!…とは限りません。
この釣りは基本にトップに反応がいい個体を探す釣りなので、普通にドッグウォークさせるのが最良です。
余計なことをするとかえってミスバイトが増えたり、それにより警戒されることも多いのを忘れてはいけません。
特に数釣りが目的なら、細かいことをして何とか1枚をひねり出す…という発想は、その時点で詰んでいます。
ただし「ここぞ!」というポイントでは、移動前の一手として緩急を付けたりワンアクション&ポーズで止めるのもよいでしょう。
それ以外の場所はサーッと流して終わりましょう。
セカンドバイトを逃している
トップのサイトフィッシング(見釣り)をしていると分かりやすいのですが、チヌはミスバイトをしても針掛かりしない限り何度もアタックしてくることが多々あります。
水が濁っている・魚との距離が遠いなど、魚体が見えない場合でも水中では同じことが起きているのを忘れてはいけません。
そういう時はのらなくてもそのままアクションさせ続けると食ってくることがありますから、あわてて回収しないでください。
それでセカンドバイトが無い時はもう一度同じコースに投げて、先ほどと同じ場所までルアーが来たら移動距離を抑えてネチネチと攻めてみましょう。
ペンシルならワンアクション&ポーズが有効ですが、ポッパーを使うのも大変有効です。
釣れない人におすすめのタックル
- バスロッド7f11インチML
- スピニングリール3000番
- PEライン1.0号
- フロロリーダー16lb
- スナップ1号
チヌのトップウォーターゲームにはスピニングタックルがおすすめです。
ボトムゲームにおいてはベイトタックルの優位性は疑いようもありませんが、これがプラグメインとなるとまた変わってくるんですね。
フリーリグなどに比べるとプラグは風の影響を受けて失速しやすく、バックラッシュなどの問題が出てきます。
ベイトリールのブレーキを強めたりキャストの腕を磨くのもよいですが、誰でもストレスフリーで投げられるのは間違いなくスピニング!
これはシーバス釣りでもいまだにスピニングタックルが主流であることが立証しているのではないでしょうか?
またスピニングは糸フケが出やすいのですが、トップウォーターゲームの場合はそれが逆に利点にもなります。
この釣りではルアーの前後2つのトレブルフックでバイトを絡めとればよいため、適度なラインスラッグむしろ弾きにくくしてくれます。
またメインラインやリーダー、スナップは強めを使いましょう。
大きなチヌの引きは強烈ですし、投げた時に切れて高価なプラグをロストする危険性も無視できません。
カッコつけて細いラインを使用するのではなく、実践を意識したセッティングで臨みたいですね。
釣れない人におすすめのトップウォータールアー
チニング専用のペンシルベイト・ラフトリック90Fです。
従来からあるその他の商品と違い、日本一のチニンガー・もりぞーさん(ダイワのテスター)が監修したのですからレベルが違います。
系統としては垂直立ちの素直で規則正しいドッグウォーク系。
飛距離が抜群なので大河川での使い勝手は最高!
ミスバイトを減らすために大きすぎない首振り幅に加え、チヌの吸い込みをよくために浮力を抑えています。
そのため波風があると見えにくいので、視認性が高いカラーを選びましょう。
こちらは同じくもりぞーさん監修のペンシルベイト・ラフダイバー90F。
ロッドアクションを入れると水中に潜るダイブ系ですが、浮力を抑えているのでチヌが吸い込みやすくなっています。
レッドペッパーなど従来のダイブ系ペンシルがリアクション重視なのに対し、ラフダイバーは水面に出きらない低活性なシーンで有効。
ラフトリックで流して、怪しいところはラフダイバーでフォロー…という戦法がいいでしょう。
とりあえずこの2つがあれば事足ります。
また代えのトレブルフックも忘れずに準備しましょう。
多くのチニング用のプラグのフックはMクラスで簡単に曲がりますから、私はMHクラスを常備しています。
まとめ
- 時期が合っていない
- エリア選定が間違っている
- ポイントがズレている
- ルアーが合っていない
- ルアーが見えていない
- 釣れないチヌにこだわっている
- 余計なアクションを入れている
- セカンドバイトを逃している
いかがでしたか?
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