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驚愕!シルバーウルフフックSSの性能

シルバーウルフフックSS
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11/2 Youtube更新しました!

ほーぷれす

まいどです!
ほーぷれす(@hopeless_orz)です。

ついにダイワから発売されたチニング専用フック!

普通のフックと何が違うの?
メリットは?
デメリットは?
ぶっちゃけ買いなの?

そんなあなたの為にインプレを書かせて頂きました。
括目して読むべし!

目次

シルバーウルフフックSSの仕様とラインナップ

シルバーウルフフックSS
タイプサイズ線径(mm)入数(本)価格(円)
ストレート2/01.157560
ストレート1/01.057560
ストレート10.977560
ストレート20.907560
ワイドオフセット10.969450
ワイドオフセット20.909450
ワイドオフセット30.909450

一般的なチニングに使用するサイズが一通り揃っていますね。
オフセットフックとストレートフックでサイズのラインナップが異なるのもちゃんと考えられていますね。

ストレートフックが7本入りで560円=1本80円なのに対し、オフセットフックは9本入りで450円=1本50円。
結構な差になりますね。
これはストレートフックの方にはズレ防止のワームキーパーがついていることが価格差に表れたのでしょうね。

個人的にワイドオフセットの#3が#2と同じく0.9mmをキープしているがありがたい。
基本フックは小さくなるほど細くなりますので、#3くらいになるとチヌの強烈な引きに耐えられず、あるいはフッキングに耐えられずひん曲がることがあるのです。

シルバーウルフフックSS ワイドオフセット

特徴

シルバーウルフフックSS

・遠投時の掛かりを追及したこだわりの針先アングル
・ワームをしっかりホールドするベンド
・高強度平打ち加工
・バルキーなワームでも高いフッキング率を約束するワイドオフセット形状
・驚異の貫通力SaqSasフック

解説

シルバーウルフフックSS
引用:ダイワ

・セミオープンのフックポイントで掛け重視
・厚みのあるワームでもしっかりと掛け代を残すワイドオフセット

シルバーウルフフックSS
引用:ダイワ

一般的にはチニングにはストレートワームよりも、アピール力で優れるクロー系ワームが使用されることが多いです。
そしてクロー系ワームはストレート系ワームに比べて基本的にボリュームがあります。

その為フックはナローゲイプよりもワイドゲイプの方が、チヌ・キビレがバイトしてきた時にワームから針先が大きく出る=しっかりと掛け代を残すことが出来ます。
それはつまりフッキング率が向上するという訳ですね。

チニングにおいてフッキングは他の釣り以上に重要な課題となることが多いのですが、ボトムゲームであるが故に根掛かりしにくいという相反する要素も必要とされます。

その為ワイドゲイプのオフセットフックはチニングには絶対に欠かせないスタンダードフックと言えるでしょう。

 

シルバーウルフチニングフックSS
引用:ダイワ

シルバーウルフチニングフックSSのオフセットタイプはフックポイントが眠っておらずセミオープンになっています。
つまり若干根掛かりしやすくなるが口のどこかに掛かりやすいという訳ですね。

比較

シルバーウルフフックSS

今までアーバンクローラー等のフリーリグでメインで一般的に使用されていたスティーズワームフックSS WOS #2と、新しく発売されたシルバーウルフフックSSワイドオフセット#2、その差を比較していきます。

 

シルバーウルフフックSS

左がスティーズワームフックSS、右がシルバーウルフフックSSです。
ほとんど同じですが、フックポイントの向きに注目!

 

シルバーウルフフックSS

このように重ねて比べてみるとシルバーウルフフックSSの方が針先が外側を向いていることがよく分かりますね。

シルバーウルフフックSS ストレート

特徴

シルバーウルフフックSS

・合わせが決まりバレにくいセミオープンゲイプストレートポイント
・ワームのズレを防止しるキーパー付スレッド
・ショートシャンク&太軸仕様
・掛け重視。セミオープンゲイプストレート
・アクション時でもワームがズレにくキーパー付きスレッド
・驚異の貫通力SaqSasフック

解説

シルバーウルフフックSS

・根掛かりが少ないポイントでフッキング率を向上させるストレートタイプ
・フックポイントは掛かり重視のセミオープンゲイブ
・キャスト、アクション時にズレにくくセカンドバイトの邪魔をしないキーパー付

シルバーウルフフックSS
引用:ダイワ

フックキーパーがついているのはありがたいですよね!
今まではどうしていたかというと…

 

スティーズワームフックなどではそのフッ素コートのせいでワームがズレて仕方ありませんでした。
ということで、皆さんもりぞーさんを真似て自分でワームキーパーを巻いていましたね。

巻き方のコツは、まずフックにスレッドを下巻きしておいてその上にキーパーを巻くこと。
直接フックのシャンクに巻くとすっぽ抜けます。

シルバーウルフフックSS
引用:ダイワ

巻きの釣りと違って跳ね上げて落とすボトムバンプでは、チヌやキビレの口のどこにフックがかかるか分かりません。
少しでもフッキング性能を高める為にはオフセットフックよりもストレートフックが有利です。
これで冬場のボトムバンプも完璧!

比較

シルバーウルフフックSS

今までアーバンクローラー等のボトムバンピングに主に仕様されていたスティーズワームフックSS TR #1/0と、今回発売されたシルバーウルフフックSSストレート #1/0を比較します。

 

シルバーウルフフックSS

右がスティーズワームフックSS TRで、右がシルバーウルフフックSSストレートです。
キーパーが巻かれているのは一目瞭然ですが、フックポイントの向きが少し違うのも分かりますか?

 

シルバーウルフフックSS

オフセットフックほどではないですが、僅かに針先の向きが違いますね~。
確かにシルバーウルフフックSSの方が外側を向いています。

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シルバーウルフフックSSの弱点?!

不安だったこと

実はシルバーウルフフックSSには心配していたことがありました。
それがこちら。

 

シルバーウルフフックSS


このようにフッキング方向とフックポイントの向きに開きがあるのです。

フッキングというのは引っ張られるラインに対して針先が並行であるほどパワーロスが少なく、ズレるほどロスします。
机上の空論ではなく、色んな釣りをしてきた中で実際にフッキングに差を感じるんですよね。
要は口の中には掛かりやすいけど、貫きにくいと。

だからフックポイントを逆に眠らせることでキャッチ率が上がることもあるんです。
アジングなどはオープンタイプが主流ですが、アジは口の硬さ的にチニングほどフックが貫くのにパワーを要しません。だからアジングに掛かり優先のオープンゲイプのフックが使われるのは理にかなっているのです。

ではこのシルバーウルフフックSSはどうなのでしょう?
実釣で確かめてみました。

SaqSasの効果

実際に使ってみるとそれが上記はいらぬ心配だったことが分かりました。
問題なくスパッと刺さります!

その理由はこちら。

サクサス
引用:ダイワ

サクサスと読みます。
多分ですが、サクッと刺す…というダジャレなんだと思います。
以前から思うのですが、ダイワはネーミングセンスが少しアレですね。

早い話がフッ素コートをしていてフックの表面がツルッツルなのです。
摩擦が無いということは抵抗なくチヌ・キビレの口に突き刺さる訳ですね。

 

シルバーウルフフックSS
引用:ダイワ

ダイワの当社比では20%~40%ほど刺さりが変わるらしいです。
実際触ってみるとフッ素コートされたフックというのはツルッツルで、なるほどこれは刺さりやすいんだろうなと思わされます。

実際使ってみてフッキング率に差を感じます。
それでは次は実験の結果をご覧ください。

 

フック

シルバーウルフフックではありませんが、上がノンコート、下がフッ素加工されたフックです。
だいたい線径も同じです。

 

フック

この2つのフックのアイ同士をラインで結びます!
そして…

 

フック

何でもいいので輪っかに通します。

 

フック

そしてフックはダンボールにセットしたら準備OK!
先ほどの輪っかを引っ張りますと…

 

フック

このように左側のフッ素コートされたフックはダンボールを貫いていますが、ノンコートの方は返しの手前で止まっています。

 

フック

横から見るとこんな感じです。
よくバーブレスにした方がフッキングがいいと言いますが、これは事実なんですよね。

硬さの具合

それだけじゃなくてフックの硬さもいいですね。
硬くて折れるフックと、柔らかくて曲がるフック、あなたはどちらがお好みですか?
私は硬くて折れる派です。

というのもフッキングのことを考えれば硬い方がいいからです。
曲がるフックはバレを防いでくれてキャッチ率が上がる…みたいな部分もあるのですが、それはプラグみたいにトリプルフックが2つもついてて他のフックがフォローしてくれる場合の話。

オフセットフックの場合、チニングではフックが曲がると高確率でバレます。
要はチヌやキビレの口を貫ききってないということですね。

ただ、じゃあとにかく硬ければ硬いほどいいんだな!というとそうでもなく。
折れない為に太軸にする→刺さりが悪くなる→細くする→折れる…というジレンマ。

シルバーウルフフックSSはそのバランスが一番優れているフックだと思います。

この高レベルな硬さ具合もフッキングに一役買っている訳ですね。

問題無し

ということで私の結論。
確かにフッキング時におけるラインと針先の角度がズレている為、パワーロスはあるはず。
しかし上記のフッ素コートに加え、最近のチニングロッドであるシルバーウルフMX、ブレニアスエクスチューン、シルベラードプロトタイプ…いずれもベリーに硬さ、バットにトルクがある最近のチニングロッドですが、これらならフッキングに全く問題ありません!

となれば後はチヌ、キビレの口中に針先が掛かりやすい=釣れる可能性が上がるというメリットだけが残ります。
いつまでもバス用フックの流用じゃなくて、チニングロッドの進化に合わせてフックも進化したということですね!

ただしノンコートのフックと強めのメバリングロッドや一昔前のチニングロッドなど柔らかいロッドを使用している場合は、しっかりとラインスラッグを取った上でロッドの硬い場所(バット等)で合わせてやらないとフッキングが不十分になり、フックが曲げられる可能性が上がるかもしれません。

買いか否か?シルバーウルフフックSSに対する結論

オフセットフック

従来のオフセットフックに比べて針先が露出しやすい為、ボトムが荒いフィールドでは少し不安でしたが体感出来るほど根掛かりやすくなったとは感じませんね。

ボトムをコツコツと引いている時にワームから針先が出ることが無いように、そのような場所ではちゃんと針先をワームに埋めることを意識してやれば良いだけです。

そもそも根掛かりはシンカー自体が石と石の間に挟まることの方が多いですし。

またセミオープンなのでやはり掛かり率はとても高い!
僅かな差ではありますが、形状が違う以上は物理的に差が出ますからね。

ストレートフック

チヌやキビレの歯は硬いので、針先はすぐに潰れてしまいがち。
フックは消耗品なので、いちいち自分でキーパーを巻く手間が省けたのはいいですね!

セミオープンゲイプというのも、ストレートフックの用途を考えると適しています。
ストレートフックはそもそも根掛かりしない場所で使うものですから、針先が少し開いても根掛かり率が増える心配は不要ですので。

結論

これは今までありそうで無かったフックです!
チニング界の神・もりぞーさんが出した答えは伊達ではありません。

シルバーウルフフックSSは釣れる魚の数が増えるフックです。
キャッチ率が増えることを実際に体感出来ます。
これは間違いなく買いですね。

こんなことを書くのは少し気が引けるのですが、このフックは今後、在庫切れが必ず起きます。
リトルスパイダーやクレイジーフラッパーの定番色、磯センサー、バザーズワームシンカー7g~10g、アーバンクローラーなどもりぞーさんがオススメするアイテムは必ず定期的に欠品するのですw

結果としてメルカリで倍の価格で取引されるんですよね。
しかもそれでも売れるという。

ということで私も2年分2ヶ月分くらい購入させて頂きました。
欲しい方は今のうちに買っておくことを強くオススメします。
現状、チニング用のフックとして最も優秀ですね。

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スクリューキーパーはまだか?!

いずれ出したいともりぞーさんも言われていましたが、シルバーウルフフックにもスクリューキーパーのフックが欲しいですね。

多少ワームの頭が裂けても使えるスクリューキーパーはワームの保持力が違います。
何よりも投げる度にワームがズレるのは不快ですし、釣りのリズムが狂いますからね。

カツイチ(KATSUICHI)
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私が愛用しているのはこのフックです。
フッ素コート自体はされていませんが、柔らかいロッドを使っていない限りはそれでフッキングが出来ないということはないでしょう。

\残り時間わずか!/

シルバーウルフフックSS

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