玉島エリアおすすめ釣り場～厳選8選～

今回はE地区を除く、玉島方面の釣りポイントのまとめ記事となります。

玉島と言えば汽水域でパッとしない…そんなイメージがありませんか？

下津井、玉野、牛窓…それらに比べると、どうしても見劣りしますよね。

でも時期と魚種を選べば実に楽しく遊べるエリアでもあるのです。

ということで、この記事を読んで楽しい玉島フィッシングライフを送りましょう！

動画だともっと分かりやすいしので、よかったらこちらもどうぞ！

高梁川潮止堰

ここは高梁川の河口にある堰の玉島側です。

駐車スペースは釣場の後ろに十分あるため、困ることはないでしょう。

ここでは年間を通じて主なターゲットになるのは何といってもシーバスで、岡山県でも1、2を争うほどのメジャーポイント！

特に雨の後は爆るんですが、人が多すぎて真っすぐ前に投げて巻くことしかできないクソゲーになります（笑）

夏はチヌもたくさんいるため、トップウォーターゲームやワームのボトムゲームで狙うのもよいでしょう。

また何年か前の青物の当たり年には秋にハマチが回遊してきて驚きました。

また少し下流の足場が出っ張ったところからは投げ釣りでウナギも狙えます。

他にもヒラが掛かったり、堰の上から落ちてきた淡水魚、物凄く低い確率でサツキマスが釣れることも。

ここは堰に近付くほど釣れる確率は上がるんですが、めちゃくちゃ根掛かりします。

バイブレーションで底を取ったら一発でロストするため、あまり潜らないミノーや浮き上がりやすいシンキングペンシルがおすすめ。

ちなみに石階段の正面から下流の沖は根掛かりしないため、底を取る釣りをしたければここを目印にしてください。

誰かがハシゴを設置しています。

ちょっとここから降りさせてもらいましょう。

目の前にある消波ブロックには夏になったらチヌがうじゃうじゃついているので、テキサスリグで狙っている人をよくみます。

敷石の上は滑りやすいので、転ばないように十分に気を付けてください。

またルールを破って堰に上がって釣りをする人が絶えませんが、決して真似をしないでください。

たまに警察も来ます。

また3月1日から5月31日まで、堰から下流500メートルまでの区域では全ての水産動物をとってはいけません。

その他看板等、現地でよくご確認ください。

水玉ブリッジ

ここも車を停められるため人気のポイントとなっています。

夜は橋に明かりがつくし、ウェーディングもしやすく、シーバスを狙っている人をよく見ます。

ずっと沖まで浅いので、ここではフローティングミノーやシンキングペンシルがおすすめです。

運が良ければヒラメやマゴチが釣れることもありますよ。

また手前には石が沈んでいたり地形変化があったりと、チヌやキビレも寄ってきます。

橋の下には何故か壊れたソファも置いているので、誰かが寝泊まりしているのかもしれません…。

また投げ釣りで夏はウナギ、秋はハゼやケッケがよく釣れるためファミリーフィッシングにも最適です。

玉島港最奥

玉島港には2つの川が注いでおり、東は溜川、西は里見川といいます。

まずは東の溜川から解説しますが、ここは夜は明かりがついており、橋の影に潜んでいるシーバスを狙うことができます。

昼もよくルアーマンがシーバスを狙っているんですが、釣れたのは見たことがありません。

また2月から3月はバチ抜け目当てに多くの人が訪れますが、足場が少ないため橋の上から水門方向に投げて釣っている人がいます。

しかし橋の上からの釣りは道路交通法に触れる可能性がありますし、マナー的にも良くないので、やめましょう。

ちなみに奥に見えるボートはこちら側の岸とロープで繋がれているので、投げたら確実にルアーをロストします。

またチヌもいるため、フリーリグやトップウォータープラグで狙うのも面白いですね。

秋にはハゼも釣れます。

西の里見川との間には割と広い護岸があり、ルアーではシーバスやチヌ、投げ釣りではハゼやウナギがよく釣れます。

またここは隠れたママカリポイントで、強風で海が荒れている時はこちらの方が有利。

シーバスは夜は正面に投げて広く探り、昼は潮位が高ければ里見川にかかる橋の影を攻めましょう。

里見川は倉敷市で一番有名なバチ抜けポイントで、2月から3月頃はみんな路駐禁止なのに、橋の上に車を停めてシーバスを狙っています。

見ていると確かにいいポイントのようでみんな釣っているんですが、当然やってはいけない行為であり、通報されて警察が来たこともありました。

少し下流側の道路から投げている人もいますが、電線があるため、たくさんルアーがぶら下がっています。

おそらく対岸の民家にも今まで多くのルアーが投げ込まれてきたはず…

ルールとマナーを守って釣りをしましょう。

玉島みなと公園

公園にはたくさんの駐車スペースがあり、スーパーやコンビニも近くにあります。

広場でボール遊びも出来るし、遊具もたくさんあって休日にはたくさんの家族が訪れます。

ここでは子供は嫁に任せて、私たちは海で釣りをしましょう。

ここは波返しが低いので非常に釣りをしやすく、ハゼやチヌ、ウナギの他、シャコも釣れるそうです。

ただ船が通るため、投げ釣りの場合は遠投して置き竿にしてはいけません。

また夜になったら橋に明かりがついて明暗ができるため、シーバスもよく釣れます。

ここは足場が高いのでメタルバイブがおすすめですよ。

また階段から降りて、敷石で穴釣りをすればタケノコメバルが釣れます。

南の方に歩いていくと小さい漁港があり、そちらにも十分な駐車スペースがあります。

港内側は船だらけで釣りはできませんが、外向きではルアーでヒラメ、投げ釣りでハゼやチヌが釣れます。

また夜になると明かりが外側に漏れるんですが、ビッグベイトでランカーシーバスが釣れることもあります。

そんなに大きいのが付きそうなポイントには見えないんですが、ここは意外とバカにできません。

秋になると波止の先端にはママカリやサヨリも回遊してきます。

沙美海岸東浜

沙美海岸は東浜と西浜に別れるのですが、どちらも夏は22時から翌朝7時まで施錠されるため気を付けてください。

駐車スペースは東の奥の方にあり、その奥（海水浴場の反対側）にも砂浜があるんですが、残念ながらそちらは釣り禁止。

潮位が低い時は東側にある磯にも行けるんですが、テンヤでイイダコ、フカセでチヌが釣れます。

またここには短い石波止があるのですが、投げ釣りでハゼやキスが釣れます。

砂浜の方ですが、沙美海岸と言えばイイダコというぐらい有名で、秋にはよく狙っている人たちがいます。

ただし最近はイイダコが減っているようで、昔ほどは釣れなくなってしまいました…。

砂浜の西側には漁港の岸壁と水路があって、そこも釣れるポイントなんですが、漁港側からやった方がいいですね。

黒崎漁港

沙美海岸の東浜と西浜の間にあるのが黒崎漁港で、駐車スペースはいくらでもあるので全く困りません。

沙美海岸東浜に隣接した岸壁や水路まわりではハゼ、チヌが釣れます。

また港内にも波止があって、足元でカサゴやタケノコメバルも狙えます。

港内は船がたくさんあって釣りには向いていないように見えますが、明かりが多くてベイカがよく回遊してきますね。

ハリイカやモンゴウイカ、イイダコも釣れるので、エギングも楽しめます。

ちなみに内側の角ではベイカやハゼが釣れるんですが、港内ではここが最も人気があるベストポジションです。

メインとなる長波止は波除けが高いので誰かが脚立を設置してくれています。

ここは外に明かりが漏れるのでシーバスも釣れますが、落ちそうで危ないので私はやりません。

波返しが高いので外には投げにくいですが、港内側でもちょい投げでハゼやチヌ、アナゴがよく釣れます。

先端の方は波返しが低くなっているので釣りやすいですが、船が通るので十分に気を付けてください。

沙美海岸西浜

日本最古の海水浴場と言われる非常に広い砂浜で、駐車スペースは東西の端にたくさんあるので困ることはありません。

ちなみにヒラメで有名なシマノのテスター・堀田さんが岡山でヒラメを釣った動画を出していましたが、ここです。

ただし「へー！じゃあ行ってみよう！」…というのは早計で、ぶっちゃけそんなにヒラメが釣れるポイントではありません。

ひたすら遠浅で地形変化が少なく、岡山の釣り人で好んでここにヒラメを狙いに行く人はあまりいません（笑）

あの動画は10月のベイトが多い時期だから通用したと私は思っており、途中でめっちゃ遠くの西脇海岸まで行ってるあたり、堀田さんの苦悩が見てとれます。

釣りものは東浜と同じで、やはり秋のイイダコ狙いのポイントですね。

黒崎漁港との間には小さな磯があって干潮には歩いて行けるのですが、そこからもイイダコがよく釣れます。

まぁわざわざ磯に渡らなくても石積波止から投げても同じように釣れますが。

また先端は潮通しがよいので秋にはサヨリやママカリが多いので狙ってもいいし、それを狙っているシーバスが昼間でも釣れることがあります。

潮位が低いときは敷石に降りて穴釣りでカサゴ、タケノコメバル、ムラソイなども釣れますよ。

砂浜もテンヤでイイダコが釣れますし、投げ釣りでハゼやキスが狙えます。

一番西にも石積み波止があります。

イイダコやハゼ、キスはどこでもいるから砂浜が釣りやすいですが、サヨリのように潮通しを好む魚やシーバスやヒラメと言った捕食する側を狙う場合、石積み波止がキーポイントとなります。

岩谷の波止

道路沿いに展望台と4～5台分の駐車スペースがあり、皆さんそこに車を停めて釣りをしています。

展望台から東に歩いていくと階段があるので、そこから降りていきましょう。

また潮位が低い時は西側の砂浜や磯でも釣りをすることができ、投げ釣りでハゼやキス、チヌ、メゴチが釣れます。

波止の内側は内側は浅すぎるので魚はいません。

潮位が低い時は敷石の上を歩いたり、道路から磯に渡ることもできます。

波止は波除けがないので非常に釣りをしやすいのですが、強風時は波をかぶるので釣りはできません。

ここでは投げ釣りが主ですが沖は根掛かりが少ないので、テンヤでイイダコが狙えます。

ただし足元には敷石が入っているので、仕掛けを回収する時は気を付けてください。

正直それほど釣れる場所ではないんですが、釣果よりものんびりと釣りを楽しみたい人向けです。

といっても日によってはイイダコなんかは沙美よりも釣れることがあるため、たまに調査するのもいいと思います。

　

なおE地区に関してはポイントが膨大なため、以下の記事でご紹介しています。