セリアのシャッドって100円だけどやっぱりよくないの?
釣具メーカー製のシャッドの価格は約1,500円。節約アングラーとしては100均を利用したいですよね?
そしてこの記事を書いている現在、シャッドを販売している100均はセリアだけ。
ということで今回はセリアのシャッドを徹底解説します!
ただ結論から言うとかなり個体差が激しかったですね。
しかし改善する改造も書いていますので、外れを引いた方も参考にして頂けると嬉しいです!
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
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評判・口コミ
五三川で雨上がり37センチのブラックバスゲットできました!
— masakingpeace (@masakingpeace) May 1, 2022
セリアで買ったシャッドでした〜でもでもベイト用のミディアムロッドはフルフッキングでベシ折れました(泣)
一木カレンさんのYou Tube見すぎてフルフッキングー安いロッドはダメですね〜 pic.twitter.com/mhesuwr1so
セリアのシャッドとクミホンでチヌ13枚
— ゆうくんの釣り (@yukunnotsuri) June 13, 2022
セリアのルアーチヌ3枚で針曲がり、ハズレだけど、安くて釣れるって最高すぎ❗️
主夫アングラーには優しい🥲#セリアシャッド#ブルーブルー#クミホン#ルアー#河口 pic.twitter.com/GRNAU61rxD
セリアのシャッドでおおきめのカマスつれた pic.twitter.com/JucmkBzNpq
— つくねたん (@mouhanpatsu99) May 5, 2022
バス、ナマズ、シーバス、チヌ、カマスなど多彩な魚種の釣果報告!
シャッドはミノーをより深く潜るようにしたものなのでターゲットが豊富なルアーなんです。
仕様
- 価格…100円(税別)
- 品名…シャッド
- タイプ…フローティング
- 材質…ABS樹脂/本体、カーボンスチール/針金
- 重量…10.5cm
シャッドなんて200円でも安いと感じますが、セリアではなんと100円(税別)!
何かと根掛かりしやすいシチュエーションで使うことが多いシャッドですが、これならロストするのも怖くないですね。
セリアご用達の株式会社まるきの商品で、メイドインチャイナ。
シャッドと言えば水中で浮きも沈みもしないサスペンドタイプが定番。
ですがセリアのシャッドはフローティング=浮くタイプ!これにはメリットもデメリットもあるので、後ほど詳しく解説します。
外観
横から見た写真。
アイシールが安っぽいのは否めませんが、形状や質感はなかなかのもの。
カラーがこの一色しかないのが残念ですね。
ホットタイガーとか透過系カラーならもっと売れると思うんですが。
上から見た写真。
下から見た写真。
ベイトカラーを忠実に模していますね。
前から見た写真。
後ろから見た写真。
後ろから見た写真。
ウロコ模様とフラッシングがイイ感じ。見た目は釣具メーカーのものと比べてもそんなに見劣りしません。
サイズ
セリアのシャッドはパッケージにサイズの記載がありませんから測定しましたよ!
リップやリアフックアイを含めた全長は111.3mm。
本体部の長さは80.2mm。
幅は13.8mmでした。
ごく一般的な8cmシャッドのサイズ感ですね。
飛距離
スピニングタックルにPEラインで投げましたが、飛距離は25m前後。このサイズのシャッドとしては普通ですね。
しかし遠くに飛ばそうとしてロッドのスイングスピードを上げたり、風が吹いている状況だとクルクルと回転して逆に飛距離が出ません。
つまり空中姿勢が安定していない。
いわゆる手投げやスピニング投げと呼ばれるようなティップでピュッと振り抜くようなキャストではなく、柔らかめなロッドで力まずに投げた方がいいですね。
アクション
セリアのシャッドは個体差が大きいので当たりと外れの両方のインプレを書きます。
当たり
1つ目は当たり個体でした。
巻いたらブルブルとややタイトなウォブンロールで動きます。
これは普通に釣れますね。
ただしジャークに関してはダメでした。
横にかっ飛ぶようなイレギュラーアクションではなく、前につんのめる感じ。
飛距離に関しては重量があるのでそこそこ飛びますが、固定重心なのでクルクルと回転して失速することもあり安定はしません。
外れ
なんだこれ…?
2つ目は外れでした。
というのも巻いても全く動かないんですね。
はやく巻いても遅く巻いてもスーッと真っ直ぐ手前に寄ってくるだけのI字系ミノー(笑)
よく見たら良品に比べてラインアイがリップに深く埋まりすぎていました。
買う時にラインアイが半分くらい埋まっていたら避けた方が無難です。
良かった点
- 安い
- 針がまぁまぁするどい
うん…まぁこんな感じですね。
普通に釣れるでしょう。
以上、これ以上書くことがありません(笑)
悪かった点
- 外れを引いたら動かない
- アクションのレスポンスが悪い
飛行姿勢が安定していないので飛距離がイマイチですが、シャッドはそんなに飛距離を求めるルアーではないしこれは許せます。
しかし外れを引いた時のアクションの悪さはどうにも擁護できません。
おそらく製造元はあまりテストをしていないのでしょう。
安いんだから別にいいじゃねーか、という製造元の根性とセリアのバイヤーの釣りに対する無知っぷりが透けて見えます(笑)
セリアのシャッドの元になったルアー
セリアのシャッドを一目見た時、バス釣りをする人のほとんどの人がこう思ったはず。
これ廃盤になったスレッジ7SPのパクリだろ?
私もそう思います(笑)
もちろんオリジナル元のメーカー的には嫌でしょうし、長い目で見ると釣具業界の衰退にも繋がりかねないのは分かります。
ただ安くて正規品に近い仕上がりのルアーができるからお小遣いお父さんアングラーとしては助かりますよね(笑)
だからスレッジ70SPをパクるなら徹底的にパクって欲しかった。
よ~く見比べると少しだけ形状が違うんですよ。
セリアのシャッドの方がちょっと厚みがあって、重量と浮力が増加しているのです。
だから「オリジナルですよ!」って安全策なのかもしれませんね。
釣果にこだわる人、外れを引きたくない人はスレッジを買った方がいいですよ。
改造
そんな外れを引いたら悲惨な目に合うセリアのシャッドですが、ある改造で劇的にアクションするようになります。
それはもう釣具メーカー製のシャッドに近いレベル!
スレッジ7SPがもう販売されてないので、作る価値はありますよ。
セリアのシャッドが動かない理由は、アイの位置が後ろ(頭部)寄りすぎるから。たったこれだけなのです。
ということでここにミニルーターで穴を開け、ヒートンをねじ込んで瞬間接着剤で固定すればOK。
1mmビットで穴を開けたら、1.3mmのヒートンを入れましょう。
そこまでやるのも面倒だなぁ…
…という人はやはりスレッジを買った方がいいと思います(笑)
ただミニルーターはフックを研ぐのがハンドシャープナーより速くてキンキンに仕上がるので持ってると便利ですよ。
特にシーバスをやる人にはオススメ。
リップを削ったりとか色々と使い道もあるんで、安いのを一個持っておくと便利です。
まとめ
- 全くアクションしない
- 改造すればかなり良くなる
- 改造が面倒ならスレッジがオススメ
セリアはダイソーにはない釣具を出してくるのが強み。
だからシャッドという着眼点は良かったんですけど、外れの割合が多いように感じました。
そこをちゃんと改善できて、カラーバリエーションが豊富になれば化けるのに惜しいな~!
セリアの釣具一覧はこちらをどうぞ!
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