メタルバイブってすぐ根掛かるんだよなぁ…。
セリアで安く済ませたいけど、性能はどう?
金属系のルアーは沈むのが速いからどうしても根掛かりしやすい!釣具メーカー製の800円もするようなメタルバイブなんて怖くて使えないですよね。
ということで妻子持ちのお父さんの味方・セリア釣具コーナーへGO!
結論から言うとなかなかよいけど弱点もあるといった感じでした。
今回の記事では、様々な角度から徹底レビューしつつ惜しい点をフォローする方法をご説明させて頂きますよ!
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
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概要
- 価格…100円(税別)
- 商品名…メタルバイブ
- 素材…亜鉛合金/本体、カーボンスチール/フック
- 重量…7g
外観
横から見た写真。
上から見た写真。
前から見た写真。
アイシール、エラや口の形などもあってデザイン的にはよいかと。
アイが4つ
セリアのメタルバイブの最大の特徴が、この4つのラインアイでしょう。
後ろの穴にスナップを付ければ頭を下げた姿勢になり、ゆっくり巻いても大きくアクションします。水の抵抗を強く受けるため巻き抵抗が強く浮き上がりやすくなり、浅いポイントやゆっくり巻きたい時に使いやすいですね。
前の穴にスナップを付ければ水平姿勢になり、アクションが小さくなります。水の抵抗が少ないため巻き抵抗が弱く浮きあがりにくくなり、深いポイントや素早くサーチしたい時にオススメ。
状況によって使用するアイを使い分ければ釣果がアップ!
…と言いたい所ですがしょせんセリアのメタルバイブ。実質使い物になるのは2つの穴だけでした(笑)
詳しくは後のインプレをどうぞ。
サイズがコンパクト
セリアのメタルバイブは下部に重心のほとんどが集中。その結果、重量に対してコンパクトな印象を受けますね。
セリアのメタルバイブはサイズが公表されていないので測ってみました。
全長42.9mm。
アクション
ハイレスポンスというほどではないですが、遅くて釣れないというほどでもない、ごく普通のメタルバイブといった感じ。安くて普通に動くならそれで十分でしょう。
安いルアーって動かないイメージがありませんか?
たしかにプラグはそうなんですが、メタル系のルアーは複雑な内部構造などないのでアクションは実はそこまで変わらないのです。
だから十分使い物になるんですが、セリアのメタルバイブにはクセがありました。
- 前のアイ
一番前のアイにスナップをセットし場合、ゆっくり巻いたのではアクションしないのは分かっています。しかしセリアのメタルバイブはいざアクションしそうな速度になると、横向きになってスーッとスライドします(笑)
- 前から2番目のアイ
弱めのウォブリングでいい感じです。水深2m付近を攻めるのに良いでしょう。
- 前から3番目のアイ
若干ウォブリングが強くなりますが、リトルマックスやダイソーのメタルバイブに比べるとブルブル感は弱めです。水深1.5m以浅を巻いてくるのにちょうどいいですね。
- 後ろのアイ
竿先を水面に近付けてゆっくり巻いているのに時折水面から飛び出してしまいます!しかも手前じゃなくて沖でもそうなるのですから、メタルバイブにあるまじき浮き上がりやすさ。
普通のメタルバイブとしては使いにくいですが、バジングさせたり超スローに巻くといった使い方が可能!水面直下を攻められる画期的な商品で、使い方によっては武器になりますよ!
発売元のまるきは狙って作った訳ではないと思いますが…(笑)
フックが絡む
全体的にはよく出来たメタルバイブなんですが、前後のフックが絡んでしまいます。
もっとフック同士の距離を取った方がいいのですが、本体をコンパクトにした為このようなことになったのでしょう。
とはこれ以上フックを小さくするとバランスが悪くなりますからね。
きっとダイソーのメタルバイブの全長が長いのはこれを考慮してのことだと思いますよ。セリアのメタルバイブもこれはこれでいいのですが、この辺の設計がちょっと甘いですよね。
ただ巻きなら大丈夫ですが、メタルバイブと言えばリフト&フォールですよね。上下のアクションを繰り返しているとどうしてもフック同士が絡んでしまいます。
ということで#8のダブルフックに変えちゃいましょう。バス釣りにはおいてはこれがセリアのメタルバイブの最適解。
フックが絡むことも無くなるし、にボトムのゴミも拾わなくなるので釣果アップ!
ギラギラシルバー
100円(税別)で色まで塗るのは無理なんでしょう。
ただギラギラと光るシルバーはフラッシングが強すぎて、魚に警戒心を持たせます。
いくら安くても魚が釣れなきゃ意味がないですよね。
そこでイレグイマーカーをご存じですか?
ジャッカルとシャチハタのコラボで生まれたもので、ペンで塗るだけで簡単にルアーの塗装が出来るんです。
赤針だって簡単に作れるし、ケイムラカラーも豊富♪
7gしかない
これが一番イタイですね。
シーバス釣りに!とパッケージには書かれていますが、7gは思いっきりバス用です(笑)
この種類の少なさが解決されない限り、ソルトの人達は他のお店に流れちゃうでしょうね。
キャンドゥでサイズ違いが販売されている
セリアとキャンドゥのメタルバイブ、よく似ているでしょう?アイは4つあるし、エラや口の形までそっくり。
実はこの2つ、アイシール以外は全く同じなんです。
どちらも発売元は株式会社まるき。
バイヤーにやる気がないセリアと違って、キャンドゥは10gと15gもラインナップ!これならあれば色んな釣りに使えますね。
つまりアイシールが白い方がいいとか、セリアのファンだとか、家から近いとか、そんな理由でもない限りセリアにメタルバイブを買いに行く意味は全くないのです(笑)
セリアのメタルバイブで釣れる魚
- バス
- ナマズ
- シーバス
- チヌ
- メバル
- カサゴ
- タケノコメバル
- ソイ
- トラウト
特に根魚にはオススメで、ワームやテキサスでしない魚が釣れますよ。
岩の周りを1個800円するメタルバイブで攻めるのは勇気がいりますが、セリア製なら怖くありませんね(笑)
まとめ
- アイが4つある
- 前のアイはダメ。後ろのアイはバジング用
- コンパクト
- フック同士が絡む
- シルバーしかない
ダブルフックに換装し、イレグイマーカーで塗装すればそこそこ釣れるようになるんですが、やはりアイの位置なのか本体のデザインなのか、動きが破綻しやすいので使いやすくはありません。
ちなみに私の一軍バイブはBtバイブソリッド。
ソリッドボディなのでメタルバイブよりもやや浅いところを引きやすく、とはいえバイブレーションよりは沈下速度が速くてバス釣りにはちょうどいい感じです。
セリアの釣具一覧の記事はこちら!
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