シンカーなんて消耗品だから安く済ませたいなぁ…
ですよね!
給料は上がらないのに税金はどんどん高くなる一方。我々が今後も釣りを楽しんでいく為には、かしこく節約することが必要です。
そこでまずはシンカーなど消耗品から取り組んでいくべき。しかしそれが分かっていながら、何故あなたは今この記事を読んでいるのですか?
そう。贅沢と無駄は違うのです。
いくら安くても使い物にならない粗悪品を買うぐらいなら、最初から少しいい物を買って長く使う方がお得!
ということで今回はダイソーのシンカーってぶっちゃけどうなの?!というあなたの為に徹底レビュー!
それではどうぞ。
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
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バレットシンカー
- 価格…100円(税別)
- 入数…4個/7g、3個/14g
- 素材…鉛合金
- ブラックバスや根魚釣りの仕掛けに最適
バレットシンカーはバス釣りやロックフィッシュで最も基本となるテキサスリグを組む為のシンカーです。
よく使うシンカーだけにダイソーのラインナップの少なさが目立ちます。3g、5g、10gが欲しい所ですね。
こうしてアップして見ると表面はボロボロですね…バリもあるし。
しかしこれは魚は気にしないことなので、あなたが許せるかどうかです。
ダイソーのバレットシンカーにはなんとチューブが!
鉛は柔らかい素材ですが、それでもラインに傷をつけてしまうことがあるんです。8lbなど細めのラインの場合はそれが原因で切れてしまう可能性も。
せっかく魚が掛かったのに切れてしまうんじゃ意味ないですよね!だからこうしてライン保護の為にチューブが入っているのものです。
しかし100均だからそこまでは出来ないと思っていましたが、さすがダイソーですね。
素材によるサイズの違いを比べれてみました。
左がダイソー製(鉛)で、右がダイワ製(タングステン)ですが、同じ7gでも鉛は比重が低いので一回り大きくなります。
2.8インチのスワールテールシャッドにセットしたらこんな感じ。
ダイソーのバレットシンカーはワームの頭部と一体感がなく、無塗装なので反射で魚にプレッシャーを与えてしまいやすいのが弱点ですね。
また鉛は柔らかいので着底感がボヤけてしまう傾向があるので、活性の低いバスを狙う時などは感度の悪さが気になります。
サイズ感が気にならない5gから下の重量がダイソーにあればよかったのですが、7g以上になるとどうにも鉛の大きさが不自然になってきます。アコウなら関係ないですが、バスは結構シビアですから。
バレットシンカー比較(7g) | ダイソー | ダイワ |
---|---|---|
1個あたりの価格 | 27円 | 181円 |
コンパクトさ | 大きい | 小さい |
マット塗装の有無 | なし | あり |
おまけにテキサスリグってあんまりロストしないから、ダイソー製にする必要性がいま一つ感じられません。
バレットシンカーの完成形であるバザーズワームシンカーTG NEWバレットをオススメします。
ダウンショットシンカー
- 価格…100円(税別)
- 入数…9個/1.8g、8個/2.2g
- オモリ…鉛合金
- スイベル、ハリス止め…銅
- ブラックバスや根魚釣りの仕掛けに最適
ダウンショットシンカーは名前の通り、ダウンショットリグを作る時に必要なシンカーのこと。
ダイソーから出ているのは1.8gと2.2gというまさにドンピシャの重量なのが嬉しいですね。
アップしてみると形が歪でバリが…まぁ仕方ないでしょう。
ちゃんとハリス止めがついているのはいいですね。
ただこのハリス止めがイマイチなんですよ…。
元の方は狭くてラインが入っていかない、何とか通すと先は緩くてすっぽ抜けるという。
ダイソーのダウンショットシンカーを使う時はラインを直接結ぶか、ペンチでハリス止めを締めた方がいいですね。
左がダイソー(鉛)で、右がダイワ(タングステン)。
こうしてみるとハリス止めがやけに太いし、ラインを通す部分の精度が悪いですね。
同じ1.8g同士ですが、下からいると大きさの差は一目瞭然。
当然タングステンの方が硬くて感度がよく、小さくてマット塗装されているのでバスに不要なプレッシャーを与えません
ダウンショットシンカー比較(1.8g) | ダイソー | ダイワ |
---|---|---|
1個あたりの価格 | 12円 | 85円 |
コンパクトさ | 大きい | 小さい |
マット塗装の有無 | なし | あり |
ダウンショットシンカー最強はダイワのバザーズワームシンカーTGペアーハリス止め。安定感があり沈みの速いドロップ型&マット塗装とパーフェクトな一品です。
ダウンショットシンカーはそんなにロストするものではないし、小さいので1パックにたくさん数も入っているのでダイソーの安さがイマイチ活きません。性能重視でこちらでよいでしょう。
ネイルシンカー
- 価格…100円(税別)
- 入数…12個/0.9g、9個/1.3g
- 素材…鉛合金
- 刺しやすく、抜けにくい形状
ネイルシンカーはストレートワームでネコリグを作る時や、ノーシンカーワームにもうっちょだけ重量が欲しい時に差し込んだりします。
これまた0.9gと1.3gとはドンピシャでさすが。1.8gがあれば言うことないんですが今後に期待しましょう。
先端はちゃんと尖っているのでワームに刺し込みやすく、段差がついているので抜けにくい形状に仕上げていますね。これはナイス!
ただ鉛製なのでやはり太い…。
写真はファットウィップに1.3gを差しこんだところですが、ギリギリで今にも裂けそうです。ネコリグの代表格であるスワンプクローラーなどの細め~普通のストレートワームには適していませんね。
ゲーリーなど塩が多めに入っている耐久性の低いワームにも向いていないでしょう。この点ではやはり細くて重量が稼げるタングステン素材のネイルシンカーに軍配があがりますね。
バイトがあったらワームごと吹っ飛んでいきますから、ネイルシンカーは結構ロストします。これはダイソーの安さが活きてきますね。
ネイルシンカー比較(0.9g) | ダイソー | ダイワ |
---|---|---|
1個あたりの価格 | 9円 | 32円 |
サイズ | 大きい | 小さい |
ワームの裂けにくさ | わるい | よい |
ただしダイソーのネイルシンカーは太く段差があるのでワームが裂けやすいのが欠点です。ネイルシンカーは1つあたりの値段は大したことはないので、結局ワームを破損せずに抜けにくいダイワを選んだ方が無難ですね。
ちなみにネイルシンカーを筆頭に、シンカー類は手持ちの物が何gか分からなくなることがよくありませんか?
0.1g単位で測れるスケールがあると便利ですよ。私はベイトタックルでリグを投げる時はワームの重さも気になるので重宝しています。
高いものではないし、普段は料理用ってことにして台所に置いとけば奥さんも何も言わないと思いますよ(笑)
結論
- <バレットシンカー>
7g~しかないので鉛の大きさ&無塗装が気になる。あまりロストしないのでダイソー製にこだわる必要なし。 - <ダウンショットシンカー>
ハリス止めの精度が悪い。結べば使えるがあまりロストしないのでダイソー製にこだわる必要なし。 - <ネイルシンカー>
太いので使用するワームを選ぶ。ワームを破損しやすいのでオススメできない
安さはさすがダイソーなんですが、安さだけ…というのが私の印象です。ロスト率が低いシンカーに関しては、使い勝手を悪くしてまでダイソー製にする必要があるかと言われればNO。
お小遣いで釣りをしている学生さんにはオススメ。バレットシンカーに関してはだけは5g以下が出てくれれば使います。
ダイソーの釣具一覧はこちら。
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