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チニング専用フック!ブリームオフセットのインプレ

ブリームオフセット
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11/29 Youtube更新しました!

チニング専用フックと言えばダイワのもりぞーさん監修のシルバーウルフフックが広く知られています。

その後追いをする形でシマノから発売されたブリームオフセットですが、チニング2大巨頭の一角である黒田さんが開発したということで気になる人も多いことでしょう。

チニングはフッキングミスが多い釣りなのでフックは超重要…ということで今回はブリームオフセットを徹底レビュー!

この記事を読んで特徴や使いどころを理解し、今まで掛けられなかったチヌを釣り上げましょう♪

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目次

特徴

ブリームオフセット

ゲイプ幅

ゲイプとはフックの懐の深さのことで、この幅が広いほど魚がリグを咥えた時に針先がワームから大きく露出して針掛かりしやすくなるんですね。

チニングではボディの厚みがあるホッグ系ワームが多用されるため、それに応じたゲイプ幅の広いオフセットフックが主流でした。

これはバス釣りの考え方に基づくものであり実際チニングにはバス用のオフセットフックが流用されていますし、シルバーウルフフックですらバス用フックの針先角度をチョイと変更したものに過ぎません。

ブリームオフセットはそれと逆の発想で、バスと違って口が小さいチヌでも吸い込みやすいように異例のナローフックとして登場しました。

太軸

チニングをしていたらどうしてもフックが曲がってしまうことがよくありますよね。

これはフッキングが不十分だとテコの原理で曲がってしまうもので、オフセットフックはゲイプ幅が広いほどその力が強く働いてしまうんです。

ブリームオフセットは太軸に加えてナロー形状なので曲がってしまう可能性が低いんですね。

フッ素コート

バレた~!と思ってリグを回収するとフックが曲がっていることがよくあるのですが、あれはバーブ(カエシ)の部分が抵抗になってしっかりと貫通していないから起きるのです。

ダイワの場合はサクサスという名称でシルバーウルフフックに使われているのですが、ブリームオフセットも負けじとフッ素加工を施しております。

インプレ

ブリームオフセット

黒田さんが開発したMSクローにセットしたらこんな感じ。

やはり掛け代は少ないですね。

指でつまんでチヌ・キビレのバイトを再現。

針先は大きく露出しません。

ブリームオフセット
ブリームオフセット

アイとクランクの間は適度に長く、ワームの保持力はなかなか良いかと。

針先は文句ナシでキンキンに尖っていました!

ブリームオフセット
ブリームオフセット

45cmクラスになると口がでかいのでナローフックによる恩恵は感じられませんでした。

ただ30cmぐらいの小さなチヌ・キビレはフックアップしやすいですね。

ブリームオフセット

 

バイト数9
すっぽ抜け
バラシ1
キャッチ6
微妙な結果

ブリームオフセットに対する私の感想は「小型のバイトも釣りたい」「浅いバイトも獲りたい」という時にはアリかなと。

このフックは「刺さるor刺さらない以前にまずはチヌの口に入れなきゃ始まらない」というコンセプトからナローになったんですが、吸い込みやすさってフックだけじゃなくてワームやシンカー、ティップの張りなど色んな要因があるんですよね。

ぶっちゃけアベレージサイズ(35cmぐらい)を超える魚ならワイドゲイプで掛からない時はナローゲイプでも大差ないと思いますよ。

ただ30cmぐらいの小型が相手だと#1ワイドオフセットを使っているとフックアップしないことがよくあるんですが、ブリームオフセットならフックアップしやすい感はありました。

実際同じ状況で#3に下げたら一発でフックアップすることはよくありますし、小型の口に入りやすいのは物理的に考えてもナローゲイプの恩恵でしょう。

これだけ書くと「大きいのも小さいのも釣れるんならブリームオフセット最高じゃん!」となるのですが掛け代が少ないぶんすっぽ抜ける確率も上がりますし、SNSを見ても「このフックにしてから明らかにフッキング率上がった!」なんて話もないですし…そういうことなんでしょう。

ベストは魚に本気バイトを出させて一発で深くリグを吸い込ませてワイドゲイプでしっかり掛けることですが、潮が緩くて口を離しやすいor抑え込むだけのバイトが多発するようなシーンで使いたいですね。

ブリームオフセットが絶対的に優れた形状というわけではなく、状況に応じた選択肢が増えたことを喜んで私達の引き出しの1つにするのが正解でしょう。

ブリームオフセットに向いたロッドは?

ブリームオフセットは同じくシマノのロッド「ブレニアス」と組み合わせて使うのがおすすめ。

と申しますのも35cm以上がガッツリ食ってきたら間違いなくワイドゲイプの方が掛かりはいいんですよ。

そういう本気バイトを引き出したいならティップに張りのあるシルバーウルフが適しており、逆に本気じゃないバイトでもあわよくば掛けたいならティップがしなやかなブレニアスの方がコンセプト的にマッチしています。

ボトムバンプよりも巻きの釣りに向いていると言えるでしょう。

またチニングではそれほど使用率は高くないですが、スイングインパクトなど細身のワームなら掛け代の少なさをカバーできるので相性がいいですね。

まとめ

  • ナロー形状で吸い込ませやすい
  • 太軸で曲がりにくい
  • フッ素コートで刺さりがいい
  • 小型もこぼさず拾っていける
  • 35cm以上の本気バイトならワイドオフセットに分がある
  • ブレニアスなどしなやかなティップのロッドと相性がいい
  • 近~中距離メインのポイントにおすすめ

いかがでしたでしょうか?

魚の状態やワームも色々なので、フックも使い分けて釣果アップを目指しましょう♪

チニング用のフックに関してはこちらの記事をどうぞ。

\残り時間わずか!/

ブリームオフセット

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