サビキ釣りの仕掛けってたくさんあるな~
どれが最強なのかな?
サビキなんてどれも一緒…私にもそんな風に思っている時期がありました。
しかしこの記事を読んでいるあなたは分かっているはず…同じポイントで釣りをしていても人によって釣果に雲泥の差があること!
みんな撒き餌はアミを使うから条件は同じはず…ということは仕掛けの差ということになりますが、サビキ仕掛けはたくさんの種類がありますよね。
最初に答えを言うと最強のサビキ仕掛けとは状況にマッチしたものなのです。
「何だそんな当たり前のことか~」とブラウザバックするのはまだ早い!
サビキにどんな種類があって、どう使い分けるかあなたは知っていますか?
今回の記事は状況によるサビキ仕掛けの選び方と、特によく釣れるおすすめ品を分かりやすく解説します。
さぁこの記事を読んで美味しい魚をいっぱい釣りましょう~♪
餌釣り、ルアー、フライなどジャンルを問わず身近な水域での釣りを楽しんでいます。
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針
サイズ
針のサイズ選びはサビキ釣りの基本であり、ここを間違えると釣れる魚の数が大きく減ってしまいます。
針の大きさは号数で表し数字が大きくなるほど針もサイズアップするのですが、これは魚種や回遊してきている魚の大きさによって使い分けるんですね。
例えば小さな魚に大きな針を使った場合、口に入らないので釣れる数が激減しますよね。
逆に大きな魚に小さな針を使ったのでは、発見されにくくて数が伸びません。
それではどのサイズの魚に対して何号の針を使えばいいのか、具体的に解説していきましょう。
例えば春に回遊してくるカタクチイワシや夏の豆アジは5~6cmと小さいため、針もそれに合わせて1~3号を使います。
それより少し育った10cmほどの小アジ小サバ、サッパ(ママカリ)などは4~5号がいいですね。
15cmを超える群れならば6~7号で、20cm以上を釣るなら8号にしましょう。
以上を目安にして頂ければいいんですが、迷った時はやや小さめの針を選ぶのが正解です。
というのも大きな針で小さな魚は釣れませんが、小さな針は大きな魚も掛かるので。
数
一般的なアジのサビキ仕掛けには針が標準で5本ぐらい付いており、大体の場合はこれでOK。
他にも女性の方やお子さんにも扱いやすい3本針のショートタイプもありますし、船釣りでは広くタナを探るために6~7本針が標準です。
水深のある護岸サッパ(ママカリ)を狙うための8本針もありますし、それを連結して表層~底まで一網打尽にすることも。
こう書くとサビキは針がたくさん付いている方が有利に思えるかもしれませんが、決してそうとは限りません。
魚は上に食いあげて仕掛けをグチャグチャにしてしまうこともありますし、長すぎると投げるのにすら一苦労しますからね。
塗装
サビキ針でよく見る色は白、金、赤ですがそれぞれどのような意味があるかご存知でしょうか?
白は塗装コストがかからないため価格を抑えやすく、釣具屋で3個セットで400円など安価な商品に採用されることが多いですね。
また銀は光の反射率が高いためフラッシングによるアピールが期待でき、そrうぇお利用してケイムラ塗装されることも。
金はその煌めきが効くと昔から言われており、アジやサッパ(ママカリ)では定番カラーとして根強いファンが多くいます。
フラッシングそのものは白(銀)の方が強く、金は濁りなど水色にマッチしつつアピールしてくれる万能カラーといったところ。
その証拠に集魚板は銀が多いし、金はルアー釣りでも魚種を選ばず安定した釣果が出る傾向がありますから。
迷ったら金にしておけば大きく外すことはありません。
赤はもともと魚の食性を刺激するということで色んな針に使われてきましたが、サビキにおいてはコマセと色を合わせるための意味合いが強いです。
どんな魚でもある程度釣られたら警戒心が高まり針のフラッシングが逆効果になることもありますが、赤針はアミと同調するため見破られにくい傾向がありますね。
疑似餌
素材
スキン
スキンとは薄っぺらいゴムのことで、サビキ仕掛けの素材としては定番中の定番です。
スキンは着色や加工が容易で作りやすく、安定して釣れるため人気が高いので特にアジをターゲットに発展してきました。
またスキンが針軸に巻かれることによってシルエットが大きくなる、水を押す力が増えるなどアピール力が高いのが特徴です。
ですので朝一など魚の活性が高い時間帯に効率よく釣るためには非常に有効な素材だと言えるでしょう。
主にアジやサバなど口が大きい&大型化するフィッシュイーター向きの素材として定評があります。
魚皮
魚皮は読んで字の如く魚の皮を乾燥させた素材で、スキンよりも薄くて微かな水流でもナチュラルに動くのが特徴です。
有名所では丈夫なハゲ(カワハギ)皮やもっと薄くてナチュラルなサバ皮、珍しいところで中間的な性能を持つナマズ皮なんてのもありますがまずお目にかかることはないでしょう。
アジやサバは朝のゴールデンタイムが終わって日が高く上がると食いが落ちますが、そんな活性の低い時間帯はより艶めかしく弱々しい魚皮素材が効くので使い分けることをオススメします。
またイワシやサッパ(ママカリ)なんかは口が小さいため、スキンよりも口に入りやすい魚皮に軍配が上がりますね。
ウィリー
ウィリーとは化学繊維のことで、スキンや魚皮に比べると歴史が浅いですが遜色なく釣れることから次第に注目を浴びるようになってきました。
水中でフレアしてアピールしつつ魚皮に匹敵する軟らかさを併せ持っている良材でファンも多いんですが、まだまだ商品展開が乏しく釣具屋で見かけるととはほとんどありません。
またコマセの汁を染み込ませて食いをアップさせるという、釣り場ですぐに使える裏技もあります(笑)
フラッシャー
光を受けてキラキラ光る化学繊維です。
単体だと食わせ能力は低いので魚皮と組み合わせたり、ひたすら目立たせる為に大量に巻いているものが多いですね。
どちらかというとジグサビキや船で大物を釣る時用のサビキなので、護岸で釣りをする人は買わなくてもいいです。
色
スキンはピンクがメインですが、最近は白系も台頭してきて種類が増えてきていますね。
ピンクがメインの理由はコマセのアミと色が同調するからなんですが、白は逆に同調させずに目立たせるのが目的です。
ピンクで食わない時に試すとやたらと食いがよくなることもありますからサビキのカラーは馬鹿にできません。
最近では白エビやシラスを模したものまで登場しています。
コマセはアミなんだから…と思いますが、実際よく釣れるし助けられたこともあるんだから認めざるを得ません。
そもそもアミは生きている時は透明ですし、シラスはアジやサバにとって御馳走ですからね。
それらのベイトが入っている時期はバッグの中に忍ばせておくことをおすすめします。
アミは冬~早春に多く、イワシやサッパなどあらゆるサビキの対象魚のごちそうです。
シラスは梅雨や10~12月にアジ・サバが好んで食うので、その時期に使うのがおすすめですね。
光
蓄光
蓄光=グロー=夜光のことで、光を当てることによって発光するものです。
光量が乏しい朝夕マズメやナイトサビキや、まとまった雨が降って強い濁りが入った時に有効ですね。
ナイトゲームでは必須と言っても過言ではなく、無発光のサビキはよほど大きくないと魚に見つけてもらいにくいのかアジやサバの数が激減してまうんです。
常夜灯下で釣りをするならいいのですが、真っ暗な場所ならヘッドライトでたまに仕掛けを照らしてやりましょう。
ケイムラ
ケイムラとは受けた紫外線を可視光線に変換する物質のことで、蛍光紫の略らしく青紫っぽい色で光ります。
多少が水深があろうが曇っていようが大丈夫ですが、夜間はケイムラの効果が期待できません。
明るい時間帯のサビキにおいてはアピール力抜群なので、食い渋りが始まるまではメインで仕様してもいいほどすよ。
おすすめのサビキ仕掛け6選
リアルアミエビ
汎用性最強のサビキ仕掛け。
ピンクサビキに赤針を組み合わせたその姿はまさにアミそのもので、コマセと見事に同調するリアルさが売りです。
釣具屋のワゴンに入っている激安サビキとは釣れっぷりが違いますので、アジがアミと見分けることが出来ていないでことが分かりますね。
もちろん針に定評があるハヤブサですから刺さりは抜群!
初心者~ベテランまでおすすめの基本中の基本ですね。
ツイストスキン ケイムラレインボー
日中の高活性時、澄み潮で最強のサビキ仕掛け。
白針+ケイムラスキンの組み合わせは日中に強くアピールし、釣り人が並んでいる所でも自分だけが連発することも。
特に澄み潮の方がケイムラ効果を発揮しやすいので実績が高いですね。
サビキ釣りは基本的に明るい時間帯にみんなで並んでやるものですから、ケイムラ仕様のサビキは必ず持っておくべきですよ。
蓄光スキン フラッシュ
マズメ、夜間に最強のサビキ仕掛け。
大型のアジやサバが出やすいこともありナイトゲームには根強いファンの方々がいますが、使っているのは大体グロー系のスキンですね。
アピール力は全サビキ中で最強ですが、常夜灯周りでやるかヘッドライトを当ててやらないと蓄光できないので注意しましょう。
またデイゲームも濁りが強い状況ならケイムラよりこちらの方が有利です。
オーロラハゲ皮 桜ゴールド
日中の低活性時に最強のサビキ仕掛け。
朝はよく釣れたけど日が高く上ると釣れなくなった…非常に多いパターンですよね。
そんな時はスキンから魚皮系に変えるだけで1.5倍は食いがよくなりますから試してみて下さい。
動きが柔らかくなるとここまで食うのか!とビックリするかと思いますので。
ただ魚皮系はその食いの良さと引き換えにアピール力が乏しく、見つけてもらえなければ意味がありません。
その点で桜ゴールドはハゲ皮に妖しく煌くオーロラ加工に金ビーズまで付いているのでおすすめです。
濁り潮ストロング
日中の低活性時、濁りがある中で最強のサビキ仕掛けはこれです。
ゴールド系魚皮にオーロラ加工、蛍光フラッシャーがパラパラと入っており、視覚的アピールは抜群でとにかくよく目立つ!
しかし魚皮系ならではのしなやかなアクションは健在なので食い渋り対策にもバッチリという優れものです。
その日の濁り具合によって桜ゴールドと使い分けるといいですよ。
ママカリサビキ
サッパ(ママカリ)とカタクチイワシにおいて最強のサビキ仕掛け。
魚皮だけで余計なものが付いていないので口が小さい魚に食わせるには最適なんですね。
針の素材に使われる鋼の炭素量が多いため針先が硬く、魚の口をスパッと貫きます。
袖針に薄い魚皮の組み合わせも抜群でママカリ大好き岡山県ではみんなコレを使っていますよ。
8本針で表層から底まで変化する魚のレンジを直撃!
私も色んな針を使ってきましたが「ママカリにはこれさえあればいい」と言えるほど自信を持っておすすめします。
快適職人サビキ ウィリー5本MIX
ウィリーは性能的には最強かもしれません。
ということで、話題のウィリーサビキをダイワの技術で作ったらこうなる!
完全手作業による丁寧な作り、エダスの長さやホワイト/オレンジ/ブルーの3色が1セットになっていてその日の当りカラーが分かります。
ほぼ釣具屋に売っていないのが残念ですが、ウーリー素材の持つ釣獲力は保証しますよ!
もっと流行ってもいいんですが時代がウーリーに追いついていないとしか言いようがありません。
もし釣具屋にあったら迷わずゲットしましょう。
豆アジ専科
豆アジ専科は小型をのターゲットを釣るのに最強のサビキ仕掛けです。
カタクチイワシは傷みやすいので生で流通しませんがメチャクチャ美味しいですよね。
夏の豆アジもエラと内臓を指で取るだけで、唐揚げや南蛮漬けにしたら最高♪
そんな魅力的な小魚を釣るための6本針&0.5~2号という、釣果に一直線な仕掛けです。
トリックエースFR
食わせ能力最強のサビキ仕掛け。
トリックサビキとは疑似餌じゃなくて本物のアミを針につけて釣る方法で、食いの良さは一般的なサビキ釣りの比ではありません。
ただしデメリットとして専用餌付け器の購入し、手返しの悪さ、投げサビキと相性が悪い(餌が飛ぶ)ことなどが挙げられ、決していつでも最強の仕掛けというではありません。
豆アジやサッパ(ママカリ)など、足元にいる魚を釣り上げるには向いていますね。
まとめ
- 針のサイズ…魚の大きさに合わせるが、やや小さめを選ぶのがコツ
- 針の数…5本前後が標準で女性子供には少なめ、船では多めが基本
- 針の色…銀=キラメキ強い、金=ほどほどアピール、赤=ナチュラル
- スキン…針軸に厚みができアピール力が強め
- 魚皮…しなやかで弱々しい動き
- 光…夜間は蓄光、日中はケイムラが基本
いかがでしたでしょうか?
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